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第2話

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緩々ゆるゆると、まるで揺り籠に乗せられ揺すられているような心地よい揺れを感じる。


揺り籠の敷布に身を包まれているのか、少しの窮屈さと暖かさが心地よく、更なる安心を与えられる。


が、下肢が少し冷えていることから、もしや粗相そそうをしたのではないかと思い、急激に意識が浮上した。



「...あ、....、ぇ?」


目を開いたが、辺りは真っ暗で何も見えない。


視界から周囲の情報が全く把握出来ず、眠りから覚醒したての脳は混乱を来した。


更に、体を預けているのがあの貧相な藁ベッドではなく、比べるのも烏滸おこがましいほどの柔らかで高品質なベッドである事も、彼女の混乱を助長した。




「あぁ、やっと目が覚めたのかい?
私の愛しい子猫キティ




真後ろから....いや、耳に唇を寄せ直接脳に言葉を送り込むように囁かれたのは、ずっと、ずっと身体と精神が擦り切れるまで逃げ続けてきた人のもの。



「ぃゃ、........っ、いやぁぁぁあぁぁあっっ!!!!」



気が狂いそうな程の叫びを挙げ、必死にここから逃げようともがく。


「駄目だよ、あまり暴れては。
まだ、傷は癒えていないのだから。」


そう言い、横たえた身体をグッと後ろから抱き込まれ、四肢の自由を奪われる。
そして、その時に視界を奪っていたのはこの男の手であると判明した。


それと同時に、意識を浮上させる切っ掛けとなった粗相の原因も。


グチュ、グチャ....


「ぇ....ゃ、........そんな....うそ....、」


「ん?どうしたの?愛しい子猫キティ
あぁ、そうだ。 駄目ではないか、あまり遠くに散歩に行っては。」


グプっ、グチュグチュ、ぬちゅ、


「あっ、あっ、ゃ、ぃや、....っ」


「あんまりにもイタズラが過ぎるから、お仕置きだよ。」


ブチャッ、ゴプ、グチュっ....

「ヒッ....! やめ!! ぁあっ!!」


ドチュンっ!!


「あ”ぁぁあ”!!」


「成人まで待ってあげるつもりだったのだけれどね。
これはキティ、君の責任だ。」


ヌチュっ!
ゴプッ........、ドロ....


酷い音を立てて、蜜壺から引き抜かれた男の肉棒は女の股から溢れ出た白い液体を緩々と股と両足の小さな三角の隙間に塗りつけた。


ヌチュ、グチュグチュ、ブチュ


恐る恐る下腹部を見ると、みにくく赤黒い長大な男根が自分の股から顔を覗かせては引っ込んでを繰り返していた。

「ヒッ!!」


「お散歩で疲れたのか、君は丸一日寝ていたんだよ。

破瓜の瞬間を君が認識できていなかったのは残念だが、それでも痛みは感じていたのか、眉間にはいくつかの溝を作っていたよ。
でも、すぐに安らかな顔となったのだから、あまり痛みは続かなかったようだね。

ほら、このように....ね、!」

グチュゥゥ!!!


「っあ”ぁぁああぁ!!」


男は股から頭を出し入れしていた亀頭をグッと引き、蜜壺に狙いを定め一気に押し入れた。



「嗚呼、とても気持ち良さそうだね。
やっぱり寝ている時より起きている方が締まりが良い。」


ぬぽぬぽと蜜壺を行ったり来たりし、気紛れに最奥まで肉棒を突き入れ、ぐるりと腰を回し入口のあたりを陰毛で刺激する。


「うっ、あっ、ぁ、....やっ、」

グポっ、グポっ、グチュ
パンッ、パンッ、パンッ!


段々と腰を打ち付ける速度が速まり、遂には肉と肉がぶつかり合う音に湿った音が混ざり合い、酷い音となり耳を犯してくる。


「ふふっ....気持ちいいね?キティ。」


「やめっ....、やめて、ください、ませ....、!」


「ほら、キティのここも気持ちいいって、ヒクヒクしている。
私をキツく咥え込んで離さない。
特にココを突くと、ギュっと締まるよ。」


ズルズル~、ツプ....
ゴチュン!


一度肉棒をゆっくりと引き抜き、一気に押し入れ子宮口をも割り開き犯してゆく。


「ん、ひぃ!!!」


「あぁ....ほら、今ギュゥっとしたのを自分でも感じられただろう?


淫乱キティ?」


「ぁあ、....や、ちが....」


「違わないよ。
無理やり犯されている筈なのに、こんなに乳首とクリトリスを勃起させて。」


グポッ、グチュ....
グリッ!


肉棒を突き入れながら、左手で左乳首をギュっと摘み、右手中指で肥大したクリトリスを押しつぶした。


「いやぁああ!!」


ぶしゅぅっっ!!!!!


「ぇ....? や...ちが....、!」


クリトリスを押しつぶされた瞬間、股から大量の小水が溢れ出て、男の手を汚した。


「ゃ........、ちがぅ....のぉ....」


「っ、....はは....、あははははっ!!
素晴らしいよ、キティ!さすが私の愛しい子猫キティだ!」


完全に小水を漏らしたと思い羞恥で頭が一杯で、なぜ男が笑い、喜んで褒めてくるのか皆目見当がつかない。


「まさか、処女を失った次の日には潮を吹くようになるなんて!」


「ぇ........?」




「キティ、これは小水ではないよ。

快楽によがり狂った女が噴き出すいやらしい蜜だ。

ほら、やっぱりキティは淫乱だ。

....あぁ、見てご覧。シーツがもう使い物にならないほど濡れている。
これじゃあ本当に粗相をしたみたいだね....。」




「ぃゃ......、ぃ、....っ、いやぁあっっ!! 見ないで!....こんな....、わたくしじゃ....」




「キティ。 ほら、自分でも分かるだろ?
どんどん蜜が溢れてきているのを。

私が幾度となく出したものも混ざって、綺麗な薄雲のような色になっている。」


奥を突かれるたびにゴプゴプと音を立て溢れ出す蜜は、男が言うように透ける空に筆を一刷毛撫ぜた薄雲のような色を纏っていた。




「........なぜ....ですか........こう、しゃく....さま....」





「公爵などと呼ばないでおくれ、 愛しい子猫キティ
イルヴァンだ。





私は君の夫となり、この国の王となる男だ。」

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