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とあるOLと年下青年のお話

痴漢電車での出会い 上

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【投稿者 事前情報 香織26歳 OL】
【未婚者 交際者なし 交際経験あり 非処女】
【男性に胸を見られるのが苦手な上、最後に交際したのが高校の時。そのため、彼氏募集中ながら、異性へのアプローチができないでいる奥手】
【加えて、仕事上のストレスが酷いため、ストレス発散のために依頼】


 香織(仮)は帰宅途中の満員電車の中で緊張していた。
 膝上程度のタイトスカートタイプの紺色スーツの中では、すでにジットリと汗をかいている。
 顔立ちは美しく黒髪ロング。スーツは若干パツパツ気味ながら、理由は乳房の膨らみが体格に不釣り合いに膨らんでいるためであった。
 ウエストは程よくくびれ、臀部の肉付きもそれなり。やたら胸元が目立つ体格だった。

(どうしよう、やっぱり、あんなバカな掲示板に投稿するんじゃなかった)

 SNS全盛期の近年において、掲示板というのは半ば廃れている。
 ひょんなことから、とある掲示板と邂逅した香織は、その掲示板にある書き込みをしたのだった。

【痴漢希望 集団での囲み希望 痴漢者は一人 時間は10分程度 本番行為は未定 ゴム必須】
【短時間のため、周りにバレない程度に大胆にしてくださって結構です】

 おおよそのテンプレに沿って、上記を書き込み。自身の特徴と時間を指定し、香織は指定されていた電車の車両に乗ることに。

(き、来た!?)

 吊り革を掴む手が強く握られ、全身が緊張する。
 背後から、手の甲らしきモノで臀部をスカート越しに撫でられたのだ。
 周囲を見渡せば、満員電車ながら周囲に男達が不自然に香織を囲むような位置取りをしていた。
 全員背丈は高く。まさに囲いとなっていた。囲いの外からは、香織の姿はろくに視認できないだろう。

(こ、こうなったら……もう、逃げるのも……)

 香織は、自身が投稿者だと示すため。指定されたコンタクトである『頷き三回』を控えめに行った。 
 すると、背後の手は向きを変え。手の平が優しく臀部全体を撫でてくる。
 久方ぶりな異性の接触に、香織は緊張しながらも高揚感を感じていた。
 ソフトタッチな手触りは、程よく揉む動作も含まれているが。香織の緊張をほぐす様な穏やかさだった。

「ふぅ~……んっ」

 緊張は抜け切らないものの、体の緊張は幾分か和らぐ。
 それを見計らった様に、痴漢の手はスカートを捲り上げてショーツの上から臀部を撫でて来る。
 相変わらず揉む動きも加わっているが、その力加減は徐々に強く。明確な揉む動作になっていく。

「はぁ~……」

 周囲に視線を向ければ、囲いの男達は視線を向けてくるものの手出しする気配はない。
 依頼通りに、囲いに徹してくれているようだ。

(み、見られてる……胸っ!?)

 巨乳は、電車の揺れだけでも十分に揺れる。
 囲いは手出しせずとも視姦だけはするようで、ほぼ全員が香織の胸を凝視していた。

「ぁっ!?」

 痴漢の片手が背後から前面に来たかと思えば、スーツのボタンを起用に外していった。
 キツく抑えられていたスーツから解放されれば。ブラウスにピンク色の下着を透けさせた乳房の膨らみが一回り増す。
 カップ数は90cmのFカップ。囲いの男達は、その巨乳ぶりに息を呑んでいた。

(胸、見られるの嫌なのに、こんな大勢の男の人に……)

 幼い頃から発育の良い香織は、男達の好奇の視線が苦手だった。
 一人だけだが交際したことのある当時の男子生徒も、やたらと香織の胸を求めて来た。
 早々に破局して早10年近く。未だ、男性の視線には慣れない。
 しかしながら、今では数少ないアピールポイントとして、不承不承ながら注目される喜びも感じ始める様になっていた。

「あっ!? んんっ……」

 痴漢の手が、その巨乳を図るように。下から掬い上げるようにしながら揉んでくる。
 痴漢の手際は上手い様で、くすぐったさと共に心地よさが湧き起こり始めた。
 先んじて触れていた臀部の方も、肉がほぐれてきたのを感じる。

「あっ!? ソコッッ!!」

 薄いブラウスの上から、指先が乳首の周辺を撫で回してきた。
 恥ずかしいことに乳首は既に勃起していて。容易い調子で、乳頭に触れぬ様になぞられ、指先に焦らされてしまう。
 指先は絶妙な位置取りで乳輪を刺激してきながら。掌と残りの指もまた、香織の巨乳の質感を楽しむように揉んでくる。
 甘く心地よい感覚が乳房全体に拡がり始める。

(こ、この人凄く上手!! ああ、アソコまでッ!?)

 臀部を撫でていた手が太ももを伝うように周り込まれる。
 そのまま前方のスカートを捲り上げながら、ショーツの上から指先が秘部へと触れる。
 クロッチをなぞるように指が上下すれば。フェザータッチであっても、電気が走るような感覚が登ってくる。

(き、気持ちいい!!)

 程よい力加減の愛撫は、若い時分に付き合った交際相手の欲望を満たす刺激とは真逆。
 自身の欲望を満たすための動きではない、女を感じさせるための動き。
 今更ながらそのような触られ方をしたことのない香織は、初体験の痴漢に官能を感じてしまう。
 堪らない心地よさとドキドキ感に流されている香織。その正面で、囲いの男がスマホを取り出す。
 何かを打ち込むと、香織のポケットでスマホにポップ音が。
 男が画面を見せてくる。

『あと一分で予定時間ですが、延長なさいますか?』

(えっ!? あ、もう……どうしよう。正直、お試しのつもりだったし、本番まではって……)

 画面にはメッセージと共に、下にいくつかの選択肢があった。
 基本会話は行わず、スマホでのメッセージのやり取りで、証拠を残して行うのがルールらしい。

(今終わっても、絶対後でオナニーばっかりしちゃう……だったら……)
(この電車、急行で後10分位は止まらないし……)

 10分という短い時間は、いわば馬鹿な行為に及ぶ自身へのセーフティーだった。
 短い時間であれば、流石に本番まではいかないだろうという考え。
 だが、香織の身体は既に男を欲してしまっている。
 予想以上に気持ちの良い数年ぶりの愛撫は、完全に香織の身体を雌へと変えつつあった。
 香織はスマホを取り出すと、選択肢をざっと見て一つを選んだ。
 メッセージを打ち込み、一瞬の逡巡。そして、送信。
 伏せた顔は、耳まで真っ赤だった。

『10分延長。ゴム有りでの本番を希望』
 
 香織は顔を真っ赤にして、俯く。
 男からの返事は直ぐに送られた。

『承諾しました』

 背後では、何やらゴソゴソと動きを始めた。

「あっ!?」

 腰を優しく掴まれたかと思えば、完全にスカートを捲り上げられた。直後、股座の間から何かが突き出てくる。
 避妊具に包まれた巨大な肉棒だった。

(か、彼のより大きい!? つ、突き出てきてる!? は、挿いるの、こんなモノ!?)

 少年のモノしか知らぬ香織には、あまりに衝撃的なサイズ。
 肉棒はその存在感を誇示するかのように、二度三度とショーツ越しの秘部を擦った。
 既にショーツは濡れており、卑猥な水音を発っしながら、肉棒は滑る。

(あ、く、来る!? 挿ってーー)

「んっ、クッ!?」

 ショーツがズラされたかと思えば、男は慣れた調子で肉棒の挿入を始めた。
 久方ぶりの香織の秘部は処女の如く狭いというのに、緩やかながら肉棒は止まることなく体内へと侵入してくる。
 圧迫感で膣穴が満ちると共に、かつては感じることがなかった甘美感が広がる。
 女としての喜びへの期待。
 香織は直感的に、自身が満たされる予兆を感じた。
 1分のようで10分にも感じる緩やかな挿入。
 肉棒は香織の奥にまで届き。肉棒には尚余裕があった。

(コレ、後ろからだから根本まで入らなかったけど、正常位だったら、子宮まで……あっ!?)
(それに、太い!! なんて圧迫感なの!?)

 肉棒の存在感に驚愕させられる中、男は抽送を開始した。
 電車の揺れよりも揺るかな動きながら、久方ぶりの肉棒は甘美過ぎた。
 まだ粒が残る処女の如き膣穴。粒が押しつぶされ擦られれば身体が震えてしまう。

「ふぅ~……ハァッ!?」

 緩やかな抜き差しに合わせて、香織のブレスは深く長いモノに。
 ゆっくり動いていながら、圧倒的存在感を女の中で放つ男のシンボル。
 吊り革を掴む手には自然と力が込もり、足腰の力は抜けそうになる。
 香織は激しくなるであろう刺激へ備えるが、抽送は一定のペースを保ったままだった。

(も、もう半分位は時間が経ってるんじゃ? なんで??)

 内心激しい刺激を期待していただけに、肩透かしをくらう香織。

「アッ!? アア……ン♪ んふぅッ!!」

 だが、香織の感じる快楽自体は上がっていく。
 漏れる吐息の熱が上がるとともに、声が抑えられなくなっていく。

(こ、こんなゆっくりな動きなのに? な、なんで……!!)

「香織さんって、とっても敏感だね?」

 香織の全身が驚きに身体が震える。背後の男が声をかけてきたのだ。

(やり取りって、メッセージだけじゃ!?)

 思わず振り返ってしまう香織。
 振り返った香織は、二度驚くこととなった。
 恥ずかしさから顔を見れなかった男の顔は、美形だった。
 それも、十代も中盤ではないかと疑うほどに若く見える。
 髪は茶髪に染めているものの、カジュアルで軽快な格好は清涼感があった。

(まさか、高校生!? いえ、流石に……こ、こんな人が痴漢を!??)

 勝手な予測で、痴漢は中年で美形とは言い難い男だと思っていた。

「あふっッッ!? あーーッ!!」

 驚き固まる間に、電車は大きく揺れ、肉棒が深く奥をついた。
 思わず大きな声を出してしまい。正面に向き直り俯く香織。
 少年にも見える年下であろう男に恥ずかしい姿を見られ、香織は今日一番の羞恥心に見舞われてしまった。
 

 
 
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