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ぼんやり内省していると、一人の子がハサミを持ち出し、私の髪を切ろうとした。後々ヘアスタイルに困るからそれだけはやめてほしいな。って言ってもやめてなんかくれないか……。
他人事のように思いつつ無抵抗でいると、誰かの両手が私の脇に滑り込み体ごと起き上がらせた。
ふわりと漂う甘い匂いに、内に向いていた意識は現実に引き戻された。
「ひなた、大丈夫!?」
パッタリ途絶えたはずの偶然が、目の前にあった。
「凜翔……。どうして……」
もう二度と会えないと思ってた。
「放っておけるわけ、ない」
泣きそうな顔で笑い私の手を引くと、自分の上着を私の肩に羽織らせ、凜翔は彼女達に言った。
「そうは見えないだろうけど、これでも少林寺拳法やってたから。次ひなたに何かしたら、女でも許さない」
「凜翔……」
私達を囲む女子達を邪険な手つきで押しのけ、凜翔はどんどん歩いていく。その足は大学の駐車場に向かっていて、私達は凜翔の車が停めてある所へたどり着いた。ドライブのことを思い出して照れくさくなる。
「家近いから普段は歩きで来てるけど、遅刻しそうになって。今日は車でホントに良かった。そんなんじゃ電車乗って帰れないでしょ、乗って?それで頭とか拭いていいから」
私に羽織らせた上着を視線で示すと凜翔は心底安心したようにため息をつき、私を助手席に乗せた。その時、凜翔の手が軽く背中に触れてドキッとした。
突然の再会に気持ちがついていかず、いまいち現実感に欠けていたけど、運転席に座る凜翔の横顔を見て、これは本当のことなんだと胸が弾んだ。ずっと会いたかった凜翔とこうして同じ空間にいられることが嬉しくて嬉しくて、頭や服が汚れていることも忘れてしまう。
「ありがとう、助けてくれて。でも、どうしてあそこにいるって分かったの?」
「……ひなた無防備だから、いつこういうこと起きてもおかしくないと思って、先日から見張ってた。変なウワサも流れてたし……。教材室行く途中に友達に呼び止められたせいで、助けに入るの遅くなったけど……。こわい思いさせてごめんね」
凜翔は悪くない。私は力いっぱい首を横に振った。
「知らなかったよ……。見守っててくれたことも、少林寺拳法やってたってことも……。ピアノ弾けるってことも驚きだったのに……」
凜翔は、色んな顔を持ってる。これからももっと、彼を知りたい。
戦隊ヒーローみたく勇敢(ゆうかん)に助けてくれた凜翔。おかげで髪を切られずにすんだし、大きなケガもなかった。どうしてそこまでしてくれたの?
甘い期待が湧き、胸が高鳴る。さっきまで色んなことに冷めていた気分は、凜翔の存在ひとつで簡単に色づいていく。
「ありがとう。ずっと会いたかったよ。凜翔に……」
「ひなた……」
それきり、凜翔は私と目を合わせることなく運転に集中した。会いたかったなんて言って、迷惑だったかな?でも、やっぱり幸せ。
不安と期待。先の分からない恋は、いい意味でも悪い意味でも胸を躍(おど)らせた。
決めた。凜翔のそばにずっといたい。車を降りたら、彼の目を見てちゃんと告白しようーー!振られたとしても、凜翔と出会えて楽しかったんだってことは、伝えたい。
そう強く思っていたのに、凜翔が車を停める前、私の思考は停止した。
「ここって……。え…?」
冗談だよね……?どうして凜翔がこんな所に?
「俺の部屋、来る?」
「……ここって」
「ひなたの知りたいこと、全部話す覚悟したよ。何でも答えるから」
「うん……。どういうことか、教えてね」
そこは、過去に何度か訪れたことのある場所だった。
凜翔が車を停めた駐車場は、昭の自宅のもの。表札は海崎(かいさき)。
よく知る家の中に招かれ、凜翔の部屋に通された。想像通りピアノがあって、昭の部屋より整頓が行き届いていたけど、初めて好きな人の部屋に入る時特有の緊張感は吹っ飛んでいた。
凜翔も私も、部屋の真ん中に突っ立ったまま互いの様子を伺い合う。先に重たい沈黙を破ったのは凜翔だった。
「ひなたから元彼の…昭の話聞いた時、初めてその名前を聞いたみたいな反応したけど、本当は聞く前から知ってた。昭は俺の兄。優さんとも何度か会ったことある」
「そんな……。じゃあ、知らないフリして私の相談とか聞いてたってこと?」
「そうだよ」
二人の関係を知って驚きもあったけど、スッと納得できた。凜翔や昭はたった3歳差の兄弟。外見も違うけど、やっぱり家族。私は無意識のうちに彼らの声やしぐさに共通点を感じていた。二人は似ている。
「じゃあ、凜翔にとって紗希ちゃんって何なの……?私に、紗希ちゃんとは会ってほしくなかったって言ったよね」
「昭に紗希を引き合わせたのは俺だからだよ」
何を言われたのか、一瞬分からなかった。
「どういうこと?だって、凜翔はレンタル彼氏で、私の相談とか乗ってくれてたよね……」
「……言葉通りの意味だよ。昭とひなたを別れさせる原因を作ったのは、他でもない俺だから」
「え!?ちょっと、待って?どうしてそんなことしたの?凜翔のことだもん、悪意はないはず!理由があるんだよね?」
「言い訳はしない。ひなたを悲しませたのは昭だけど、間接的な原因は俺だよ」
その言葉が本当なら、昭と私が別れることになったのは凜翔が妨害したせいってことになる。紗希ちゃんじゃなく、凜翔ってことに……。
「ねえ、そんなのウソだよね?だって、凜翔と私はこの前のレンタルデートが初対面でしょ?凜翔がそんなことする理由がない…!」
「あるよ」
チェストから出した洗いたてのバスタオルを両手で私の頭にかぶせ、凜翔は言った。
「いつだったか俺が言ったこと、覚えてる?」
ーー好きな子に振り向いてもらうためなら計算するし、他者を悪者にすることも厭(いと)わないよーー
「ーー!!」
「思い出した?」
「そんな……。あれってそういう意味だったの?どうして?」
あんなに会いたくて大好きだった凜翔が、それまでと別人みたいに見える。でも、やっぱり悪い人に思えない。
何の感情がこもっているのか分からない声音で、凜翔は静かに言った。
「ひなたが部室に来た日、紗希に昭を紹介したのが俺だってことを紗希がひなたにバラしたのかと思った。全部バレたのかと思って、何も言えなかった。そうじゃなかったけど、それでも何も言い訳できなかった。ひなたのこと好きな気持ちに、ウソはないから……」
「好き?そんな……。だからって、わざと紗希ちゃんを昭に引き合わせるなんて、ひどいよ!昭と別れて、胸がすごく痛かった……!」
今はもう、昭のことなんて好きじゃないけど、でも……!
頭の隅に想像すらしなかった凜翔の告白を前に、どうしたらいいのか分からなくなった。気持ちと思考がつながらない。ただただ、苦しいーー!
服が汚れているのも気にせず、私は彼の部屋を飛び出していた。返しそびれたバスタオルから凜翔の匂いがして、苦しく胸を締め付けてくるーー。
他人事のように思いつつ無抵抗でいると、誰かの両手が私の脇に滑り込み体ごと起き上がらせた。
ふわりと漂う甘い匂いに、内に向いていた意識は現実に引き戻された。
「ひなた、大丈夫!?」
パッタリ途絶えたはずの偶然が、目の前にあった。
「凜翔……。どうして……」
もう二度と会えないと思ってた。
「放っておけるわけ、ない」
泣きそうな顔で笑い私の手を引くと、自分の上着を私の肩に羽織らせ、凜翔は彼女達に言った。
「そうは見えないだろうけど、これでも少林寺拳法やってたから。次ひなたに何かしたら、女でも許さない」
「凜翔……」
私達を囲む女子達を邪険な手つきで押しのけ、凜翔はどんどん歩いていく。その足は大学の駐車場に向かっていて、私達は凜翔の車が停めてある所へたどり着いた。ドライブのことを思い出して照れくさくなる。
「家近いから普段は歩きで来てるけど、遅刻しそうになって。今日は車でホントに良かった。そんなんじゃ電車乗って帰れないでしょ、乗って?それで頭とか拭いていいから」
私に羽織らせた上着を視線で示すと凜翔は心底安心したようにため息をつき、私を助手席に乗せた。その時、凜翔の手が軽く背中に触れてドキッとした。
突然の再会に気持ちがついていかず、いまいち現実感に欠けていたけど、運転席に座る凜翔の横顔を見て、これは本当のことなんだと胸が弾んだ。ずっと会いたかった凜翔とこうして同じ空間にいられることが嬉しくて嬉しくて、頭や服が汚れていることも忘れてしまう。
「ありがとう、助けてくれて。でも、どうしてあそこにいるって分かったの?」
「……ひなた無防備だから、いつこういうこと起きてもおかしくないと思って、先日から見張ってた。変なウワサも流れてたし……。教材室行く途中に友達に呼び止められたせいで、助けに入るの遅くなったけど……。こわい思いさせてごめんね」
凜翔は悪くない。私は力いっぱい首を横に振った。
「知らなかったよ……。見守っててくれたことも、少林寺拳法やってたってことも……。ピアノ弾けるってことも驚きだったのに……」
凜翔は、色んな顔を持ってる。これからももっと、彼を知りたい。
戦隊ヒーローみたく勇敢(ゆうかん)に助けてくれた凜翔。おかげで髪を切られずにすんだし、大きなケガもなかった。どうしてそこまでしてくれたの?
甘い期待が湧き、胸が高鳴る。さっきまで色んなことに冷めていた気分は、凜翔の存在ひとつで簡単に色づいていく。
「ありがとう。ずっと会いたかったよ。凜翔に……」
「ひなた……」
それきり、凜翔は私と目を合わせることなく運転に集中した。会いたかったなんて言って、迷惑だったかな?でも、やっぱり幸せ。
不安と期待。先の分からない恋は、いい意味でも悪い意味でも胸を躍(おど)らせた。
決めた。凜翔のそばにずっといたい。車を降りたら、彼の目を見てちゃんと告白しようーー!振られたとしても、凜翔と出会えて楽しかったんだってことは、伝えたい。
そう強く思っていたのに、凜翔が車を停める前、私の思考は停止した。
「ここって……。え…?」
冗談だよね……?どうして凜翔がこんな所に?
「俺の部屋、来る?」
「……ここって」
「ひなたの知りたいこと、全部話す覚悟したよ。何でも答えるから」
「うん……。どういうことか、教えてね」
そこは、過去に何度か訪れたことのある場所だった。
凜翔が車を停めた駐車場は、昭の自宅のもの。表札は海崎(かいさき)。
よく知る家の中に招かれ、凜翔の部屋に通された。想像通りピアノがあって、昭の部屋より整頓が行き届いていたけど、初めて好きな人の部屋に入る時特有の緊張感は吹っ飛んでいた。
凜翔も私も、部屋の真ん中に突っ立ったまま互いの様子を伺い合う。先に重たい沈黙を破ったのは凜翔だった。
「ひなたから元彼の…昭の話聞いた時、初めてその名前を聞いたみたいな反応したけど、本当は聞く前から知ってた。昭は俺の兄。優さんとも何度か会ったことある」
「そんな……。じゃあ、知らないフリして私の相談とか聞いてたってこと?」
「そうだよ」
二人の関係を知って驚きもあったけど、スッと納得できた。凜翔や昭はたった3歳差の兄弟。外見も違うけど、やっぱり家族。私は無意識のうちに彼らの声やしぐさに共通点を感じていた。二人は似ている。
「じゃあ、凜翔にとって紗希ちゃんって何なの……?私に、紗希ちゃんとは会ってほしくなかったって言ったよね」
「昭に紗希を引き合わせたのは俺だからだよ」
何を言われたのか、一瞬分からなかった。
「どういうこと?だって、凜翔はレンタル彼氏で、私の相談とか乗ってくれてたよね……」
「……言葉通りの意味だよ。昭とひなたを別れさせる原因を作ったのは、他でもない俺だから」
「え!?ちょっと、待って?どうしてそんなことしたの?凜翔のことだもん、悪意はないはず!理由があるんだよね?」
「言い訳はしない。ひなたを悲しませたのは昭だけど、間接的な原因は俺だよ」
その言葉が本当なら、昭と私が別れることになったのは凜翔が妨害したせいってことになる。紗希ちゃんじゃなく、凜翔ってことに……。
「ねえ、そんなのウソだよね?だって、凜翔と私はこの前のレンタルデートが初対面でしょ?凜翔がそんなことする理由がない…!」
「あるよ」
チェストから出した洗いたてのバスタオルを両手で私の頭にかぶせ、凜翔は言った。
「いつだったか俺が言ったこと、覚えてる?」
ーー好きな子に振り向いてもらうためなら計算するし、他者を悪者にすることも厭(いと)わないよーー
「ーー!!」
「思い出した?」
「そんな……。あれってそういう意味だったの?どうして?」
あんなに会いたくて大好きだった凜翔が、それまでと別人みたいに見える。でも、やっぱり悪い人に思えない。
何の感情がこもっているのか分からない声音で、凜翔は静かに言った。
「ひなたが部室に来た日、紗希に昭を紹介したのが俺だってことを紗希がひなたにバラしたのかと思った。全部バレたのかと思って、何も言えなかった。そうじゃなかったけど、それでも何も言い訳できなかった。ひなたのこと好きな気持ちに、ウソはないから……」
「好き?そんな……。だからって、わざと紗希ちゃんを昭に引き合わせるなんて、ひどいよ!昭と別れて、胸がすごく痛かった……!」
今はもう、昭のことなんて好きじゃないけど、でも……!
頭の隅に想像すらしなかった凜翔の告白を前に、どうしたらいいのか分からなくなった。気持ちと思考がつながらない。ただただ、苦しいーー!
服が汚れているのも気にせず、私は彼の部屋を飛び出していた。返しそびれたバスタオルから凜翔の匂いがして、苦しく胸を締め付けてくるーー。
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