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四章◆それは誇り◆
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深いため息とともに、綾菜は頭を下げる。
「琴葉ちゃん、疑ってごめんなさいね。」
「え?」
「あなたがお金目当てで雄大に近付いたと聞いたもので、本当はそれを確かめに来たの。」
「そうだったんですか。」
「だけど来てよかったわ。やっぱりあなたはいい子だってわかったから。」
「綾菜さん。」
優しい眼差しを向けてくれる綾菜に、琴葉は嬉しくなって頬を染めた。
「先日はパンをありがとう。どれもとっても美味しかったわ。雄大が気に入るわけがわかったわ。」
「ありがとうございます!でも雄大さんにはお別れを告げました。」
「え?なぜ?」
驚く綾菜に、琴葉は言いづらそうに目を伏せる。
「あの、迷惑をかけたくなくて。」
「雄大はなんて?」
「わかりません。海外出張で。メッセージは既読がついたんですけど。でもたぶん、呆れられたと思います。」
琴葉はだいぶ経ってからメッセージに既読が付いていることを確認した。
その後雄大から返事はない。
期待はしないと心に誓ったはずなのに、気になって何度もメッセージを開いてしまう。
そんな女々しい自分にもさよならしたかった。
「そう、残念ね。でもあの子意外としつこいから、気をつけてね。」
綾菜は優しく笑うと、パンをいくつか買って「また来るわね」と言って帰っていった。
琴葉は清々しい気持ちでいっぱいになった。
「琴葉ちゃん、疑ってごめんなさいね。」
「え?」
「あなたがお金目当てで雄大に近付いたと聞いたもので、本当はそれを確かめに来たの。」
「そうだったんですか。」
「だけど来てよかったわ。やっぱりあなたはいい子だってわかったから。」
「綾菜さん。」
優しい眼差しを向けてくれる綾菜に、琴葉は嬉しくなって頬を染めた。
「先日はパンをありがとう。どれもとっても美味しかったわ。雄大が気に入るわけがわかったわ。」
「ありがとうございます!でも雄大さんにはお別れを告げました。」
「え?なぜ?」
驚く綾菜に、琴葉は言いづらそうに目を伏せる。
「あの、迷惑をかけたくなくて。」
「雄大はなんて?」
「わかりません。海外出張で。メッセージは既読がついたんですけど。でもたぶん、呆れられたと思います。」
琴葉はだいぶ経ってからメッセージに既読が付いていることを確認した。
その後雄大から返事はない。
期待はしないと心に誓ったはずなのに、気になって何度もメッセージを開いてしまう。
そんな女々しい自分にもさよならしたかった。
「そう、残念ね。でもあの子意外としつこいから、気をつけてね。」
綾菜は優しく笑うと、パンをいくつか買って「また来るわね」と言って帰っていった。
琴葉は清々しい気持ちでいっぱいになった。
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