24 / 43
こじらせ警報発令中です。
24
しおりを挟む
心地よい眠りというのは何時間寝ていても起きたときには一瞬の出来事だ。
ただ、頭は妙にすっきりしている。
そう、たった今そんな状態に陥っている私がいる。
「おはよ」
ソファに転がる私の頭を撫でながら、宗田くんがにこやかに言った。
「……おはよう……ございます?」
あれ?
ちょっと待って。
これは一体どういう状況なの?
落ち着け、落ち着け自分。
えーっと、酔い潰れた宗田くんを送ってきて、寝ちゃって起きないから鍵を閉めることができなくて。
だから終電前までに叩き起こそうと思ってて。
で、今ここ?
今何時?
恐る恐る腕時計を見ると、6時を少し過ぎたところだった。
「嘘っ!」
ガバッと起き上がると、宗田くんが驚いた顔をしている。
いやいや、驚いてるのは私なんですよ。
だって、まさか寝ちゃうなんて。
そんなバカな。
「私、寝ちゃってた……」
「起きたら仁科がいるから、嬉しくなって寝顔見てた」
朝っぱらから恥ずかしい台詞を降り注いでくる。
「か、帰るね」
手ぐしで髪を整えて立ち上がったところを、ぐっと腕を引かれて引き留められた。
ただ、頭は妙にすっきりしている。
そう、たった今そんな状態に陥っている私がいる。
「おはよ」
ソファに転がる私の頭を撫でながら、宗田くんがにこやかに言った。
「……おはよう……ございます?」
あれ?
ちょっと待って。
これは一体どういう状況なの?
落ち着け、落ち着け自分。
えーっと、酔い潰れた宗田くんを送ってきて、寝ちゃって起きないから鍵を閉めることができなくて。
だから終電前までに叩き起こそうと思ってて。
で、今ここ?
今何時?
恐る恐る腕時計を見ると、6時を少し過ぎたところだった。
「嘘っ!」
ガバッと起き上がると、宗田くんが驚いた顔をしている。
いやいや、驚いてるのは私なんですよ。
だって、まさか寝ちゃうなんて。
そんなバカな。
「私、寝ちゃってた……」
「起きたら仁科がいるから、嬉しくなって寝顔見てた」
朝っぱらから恥ずかしい台詞を降り注いでくる。
「か、帰るね」
手ぐしで髪を整えて立ち上がったところを、ぐっと腕を引かれて引き留められた。
11
あなたにおすすめの小説
甘過ぎるオフィスで塩過ぎる彼と・・・
希花 紀歩
恋愛
24時間二人きりで甘~い💕お仕事!?
『膝の上に座って。』『悪いけど仕事の為だから。』
小さな翻訳会社でアシスタント兼翻訳チェッカーとして働く風永 唯仁子(かざなが ゆにこ)(26)は頼まれると断れない性格。
ある日社長から、急ぎの翻訳案件の為に翻訳者と同じ家に缶詰になり作業を進めるように命令される。気が進まないものの、この案件を無事仕上げることが出来れば憧れていた翻訳コーディネーターになれると言われ、頑張ろうと心を決める。
しかし翻訳者・若泉 透葵(わかいずみ とき)(28)は美青年で優秀な翻訳者であるが何を考えているのかわからない。
彼のベッドが置かれた部屋で二人きりで甘い恋愛シミュレーションゲームの翻訳を進めるが、透葵は翻訳の参考にする為と言って、唯仁子にあれやこれやのスキンシップをしてきて・・・!?
過去の恋愛のトラウマから仕事関係の人と恋愛関係になりたくない唯仁子と、恋愛はくだらないものだと思っている透葵だったが・・・。
*導入部分は説明部分が多く退屈かもしれませんが、この物語に必要な部分なので、こらえて読み進めて頂けると有り難いです。
<表紙イラスト>
男女:わかめサロンパス様
背景:アート宇都宮様
遠回りな恋〜私の恋心を弄ぶ悪い男〜
小田恒子
恋愛
瀬川真冬は、高校時代の同級生である一ノ瀬玲央が好きだった。
でも玲央の彼女となる女の子は、いつだって真冬の友人で、真冬は選ばれない。
就活で内定を決めた本命の会社を蹴って、最終的には玲央の父が経営する会社へ就職をする。
そこには玲央がいる。
それなのに、私は玲央に選ばれない……
そんなある日、玲央の出張に付き合うことになり、二人の恋が動き出す。
瀬川真冬 25歳
一ノ瀬玲央 25歳
ベリーズカフェからの作品転載分を若干修正しております。
表紙は簡単表紙メーカーにて作成。
アルファポリス公開日 2024/10/21
作品の無断転載はご遠慮ください。
そういう目で見ています
如月 そら
恋愛
プロ派遣社員の月蔵詩乃。
今の派遣先である会社社長は
詩乃の『ツボ』なのです。
つい、目がいってしまう。
なぜって……❤️
(11/1にお話を追記しました💖)
6年分の遠回り~いまなら好きって言えるかも~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
私の身体を揺らす彼を、下から見ていた。
まさかあの彼と、こんな関係になるなんて思いもしない。
今日は同期飲み会だった。
後輩のミスで行けたのは本当に最後。
飲み足りないという私に彼は付き合ってくれた。
彼とは入社当時、部署は違ったが同じ仕事に携わっていた。
きっとあの頃のわたしは、彼が好きだったんだと思う。
けれど仕事で負けたくないなんて私のちっぽけなプライドのせいで、その一線は越えられなかった。
でも、あれから変わった私なら……。
******
2021/05/29 公開
******
表紙 いもこは妹pixivID:11163077
2月31日 ~少しずれている世界~
希花 紀歩
恋愛
プロポーズ予定日に彼氏と親友に裏切られた・・・はずだった
4年に一度やってくる2月29日の誕生日。
日付が変わる瞬間大好きな王子様系彼氏にプロポーズされるはずだった私。
でも彼に告げられたのは結婚の申し込みではなく、別れの言葉だった。
私の親友と結婚するという彼を泊まっていた高級ホテルに置いて自宅に帰り、お酒を浴びるように飲んだ最悪の誕生日。
翌朝。仕事に行こうと目を覚ました私の隣に寝ていたのは別れたはずの彼氏だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる