銀髪の居城

ある牢屋の中、白髪の若い女性は特異体質ゆえ投獄されていた。特異体質は相手の思考を操るもの。

衣服はボロボロ、歯も何本か抜け落ちている。看守に尋ねる。今日で私は収監されて何年になるの?

言論の自由が禁じられて3年。この世界に言論禁止思想概念を植え付けたのは恐怖政治をしいる者達。

私は自由になりたいだけなのに。

誰も思考しない考えない、言われたことだけするただの豚。そんな豚は私に使われてればよいのよ!

さぁ、この特異体質の使い方もよくわかってきた。聞け豚共今こそ反撃の狼煙を上げるとき。あなた達は自由なの、何かに囚われて良い筈がない。

私が導く、さぁ私だけの言うことを聞きなさい。
24h.ポイント 0pt
0
小説 190,606 位 / 190,606件 ファンタジー 44,051 位 / 44,051件