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11.診察
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パソコンで「首の不調」と検索してみる。あっという間に、検索画面に首凝りや首の痛み、首のほぐし方など情報が出た。パソコンをスクロールしていると、自律神経と首の関連について記載しているページが目に付く。
そのサイトには、「自律神経失調症の九割は強い首の凝りが原因である」と載っていた。さらに「首が凝っている人は肩も凝っており、さらに辿ると腕や手の凝りが影響していることがある」ともある。
「自律神経の不調なんかなぁ」誰もいない部屋で一人ごちる。少し気が重くなってきた。これから、専任講師二年目として、研究と授業を両立させなければならない。採用初年度と比べれば、大学での役割もさらに増えるだろう。タイミングが悪過ぎる。暗澹たる気持ちを抱えながら、パソコンを閉じる。そろそろ文恵さんが帰ってくる時間だ。
翌日も予定はなかった。四月から実施する授業シラバスを見直しながら、配布プリントを精査する。シラバスとは大学の講義概要である。担当予定は、一週間に四コマだった。文学概論、近現代文学特講、演習Ⅰ・Ⅱだ。その他にも年間を通じて、教授会や学会、学内行事など盛り沢山ある。もちろん、研究もある。専任になるまでは、非常勤講師として、学生に講義することがメインだったが、今は、それ以外にも大学の行事に色々と従事しなければならない。
パソコンに向き合って、色々とシラバスについて思案を巡らすが、首の違和感で集中力を欠く。このままでは埒があきそうにないので、病院を受診する覚悟を決めた。自律神経ということならば、精神的な関係の病院を受診する必要があるだろうか。スマートフォンで近場の病院を検索すると、自転車圏内に何軒かヒットした。「精神科」と名の付くものは、少し抵抗かあったため、メンタルヘルス科という名称の病院を受診することにした。結局、同じ類なのかもしれないのだが。近所よりも少し遠い病院に電話を入れる。
目当ての病院のメンタルヘルス科は、予約制だった。病院に電話をすると、感じのよい女性が対応してくれた。
「本日はどうされましたか?」
首の違和感について話をすると、電話口の女性は「少々お待ちくださいと」一旦電話を保留にした。しばらくすると「本日は院長がおりますので、事情を話しましたところ、心因性かもしれないので、診察に該当するとのことでした。本日、何時ごろ受診なさいますか?今ですと午前中は空いていますよ」
「それでは、これから伺います」と告げ電話を切った。
病院の受付で問診票を記入する。成育歴や学歴などかなり細かいことを書き込む用紙だった。全ての記入を終え、しばらくすると、順番が回ってきた。
診察室は二階にあった。入室すると、男性の先生が迎えてくれた。看護師はいない。院長ということもあり、五十代くらいだろうか。院長は問診票に目を向けながら、丁寧に質問をしてくる。
「首の違和感は具体的にはどのようなものですか?」
「痛いというわけではないんですが、軽く震えているような気がします」
その後も院長が色々と質問をするたびに、私は思慮深く応えた。
「神経症の一種でしょう。抗不安薬飲んだことはありますか?」
「ありません。神経症ですか?薬飲むんですか?」
「とりあえず、処方箋を出しておきます。お守りとして持って置いてもいいですし、不安になったら飲んでください。頓服として出しておきますから。まずは、様子を見てみましょう」
「話をして、少し落ち着きました」とは言ったものの意気消沈しながら、螺旋状の階段を降り、一階にある受付に戻る。
次回の予約をして、会計を済ませて、足早に病院を出る。その足で隣接する薬局に寄った。薬局でも、質問事項を記入して、受付に提出する。愛想の良い受付の中年女性が私に質問してくる。
「今回はどうされたんですか?」
この中年女性は、薬剤師ではないのだろう。悪気はなさそうに訊いてくる。
「少し首が悪くて……」
「お大事になさってくださいね」
電車に乗って、自宅の最寄り駅で降りる。混雑する改札を抜けて、普段なら一直線に駐輪所へ向かう。だが、私はそのまま商店街の方へ足を延ばした。商店街の中にある、古書店に立ち寄るためだ。
古書店には、漫画や文庫本は豊富にそろっていたが、医療関係の本はあまり置いていないようだ。古書店を出て、ショッピングセンターの書店に立ち寄った。八階フロアの半分が書店で占めているので、ここでなら何か見つかりそうな気がする。入口にはベストセラーが並べられており、その隣に雑誌コーナーがあった。医療系の雑誌も多く出版されているようだが、まずは書籍を確認しよう。奥へ進むと、家庭医学のコーナーがあった。自律神経に関する本だけでも、何冊もある。その隣には鬱病など、精神関連の本もあった。何冊か手に取って、表紙を見比べてみる。もう少し医者に詳しく聞いておけばよかったと後悔する。医者は神経症の一種と言っていたが、鬱病なども含まれるものなのだろうか。何冊か冒頭を読んでみると、何となく鬱病とは違うことがわかる。自律神経に関する本を読んでみると、「全ての病は自律神経からくる」、「自律神経を整えると楽になる」、「自律神経と肩凝り」などの文言が目を引いたので、三冊選ぶ。研究者の習性で、何冊も読んで比較検討したかった。できれば、十冊程購入したかったが、読むのも大変になる。さらに本来ならば、小説のコーナーにも必ず立ち寄る。それは仕事でもあり、趣味でもあった。純文学系は大学の研究対象であるが、私はミステリーも好きで家ではほとんど推理小説を読んでいる。十代後半から大学院に入学する前くらいまでは、自分でも執筆もした。学生時代に島田荘司から読み始め、そこから有栖川有栖、歌野正午、安孫子竹丸などの新本格系を好んで読んだ。最近のお気に入りは、横山秀夫や佐々木譲、今野敏といった警察小説だった。同僚の純文学研究者は、いわゆるエンタテイメントの小説と分けたがり、一切見向きもしないが、私は分け隔てなく読む。
後ろ髪を引かれる思いで、小説が並ぶ一角ををすり抜けて、レジへ行く。レジを待っている間に、首を抑えながら、周囲をぐるりと見る。人に目がいく。
私は本を買い、急いで店を出た。
まさか自分が精神を病むとは思いもよらなかった。仕事は忙しいけれど、自律神経を蝕まれるほどだと思えなかった。食欲もあるし、よく眠れている。働く意欲もあるし、性欲だってある。なのに、なぜ……。私はうつむきながら、駐輪所へ向かい、荒川沿いを自転車を押して帰った。自宅までは、徒歩だと約三十分もかかるが、運転は危険だという判断もあった。何となく歩いて帰りたくもあった。土手下で野球やサッカー、ランニングをする人たちを横目に、千住新橋を渡る。何だが寂寥感が増してくる。
自宅に戻ると、今日処方された薬を鞄から取り出す。薬物療法に抵抗はあったが、焦りもある、やっと掴んだ専任講師をここで逃すわけにはいかない。これで良くなるのならと思い、たっぷりの水で錠剤を胃に流し込んだ。私は抗不安薬というものを生まれて初めて飲んだ。
そのサイトには、「自律神経失調症の九割は強い首の凝りが原因である」と載っていた。さらに「首が凝っている人は肩も凝っており、さらに辿ると腕や手の凝りが影響していることがある」ともある。
「自律神経の不調なんかなぁ」誰もいない部屋で一人ごちる。少し気が重くなってきた。これから、専任講師二年目として、研究と授業を両立させなければならない。採用初年度と比べれば、大学での役割もさらに増えるだろう。タイミングが悪過ぎる。暗澹たる気持ちを抱えながら、パソコンを閉じる。そろそろ文恵さんが帰ってくる時間だ。
翌日も予定はなかった。四月から実施する授業シラバスを見直しながら、配布プリントを精査する。シラバスとは大学の講義概要である。担当予定は、一週間に四コマだった。文学概論、近現代文学特講、演習Ⅰ・Ⅱだ。その他にも年間を通じて、教授会や学会、学内行事など盛り沢山ある。もちろん、研究もある。専任になるまでは、非常勤講師として、学生に講義することがメインだったが、今は、それ以外にも大学の行事に色々と従事しなければならない。
パソコンに向き合って、色々とシラバスについて思案を巡らすが、首の違和感で集中力を欠く。このままでは埒があきそうにないので、病院を受診する覚悟を決めた。自律神経ということならば、精神的な関係の病院を受診する必要があるだろうか。スマートフォンで近場の病院を検索すると、自転車圏内に何軒かヒットした。「精神科」と名の付くものは、少し抵抗かあったため、メンタルヘルス科という名称の病院を受診することにした。結局、同じ類なのかもしれないのだが。近所よりも少し遠い病院に電話を入れる。
目当ての病院のメンタルヘルス科は、予約制だった。病院に電話をすると、感じのよい女性が対応してくれた。
「本日はどうされましたか?」
首の違和感について話をすると、電話口の女性は「少々お待ちくださいと」一旦電話を保留にした。しばらくすると「本日は院長がおりますので、事情を話しましたところ、心因性かもしれないので、診察に該当するとのことでした。本日、何時ごろ受診なさいますか?今ですと午前中は空いていますよ」
「それでは、これから伺います」と告げ電話を切った。
病院の受付で問診票を記入する。成育歴や学歴などかなり細かいことを書き込む用紙だった。全ての記入を終え、しばらくすると、順番が回ってきた。
診察室は二階にあった。入室すると、男性の先生が迎えてくれた。看護師はいない。院長ということもあり、五十代くらいだろうか。院長は問診票に目を向けながら、丁寧に質問をしてくる。
「首の違和感は具体的にはどのようなものですか?」
「痛いというわけではないんですが、軽く震えているような気がします」
その後も院長が色々と質問をするたびに、私は思慮深く応えた。
「神経症の一種でしょう。抗不安薬飲んだことはありますか?」
「ありません。神経症ですか?薬飲むんですか?」
「とりあえず、処方箋を出しておきます。お守りとして持って置いてもいいですし、不安になったら飲んでください。頓服として出しておきますから。まずは、様子を見てみましょう」
「話をして、少し落ち着きました」とは言ったものの意気消沈しながら、螺旋状の階段を降り、一階にある受付に戻る。
次回の予約をして、会計を済ませて、足早に病院を出る。その足で隣接する薬局に寄った。薬局でも、質問事項を記入して、受付に提出する。愛想の良い受付の中年女性が私に質問してくる。
「今回はどうされたんですか?」
この中年女性は、薬剤師ではないのだろう。悪気はなさそうに訊いてくる。
「少し首が悪くて……」
「お大事になさってくださいね」
電車に乗って、自宅の最寄り駅で降りる。混雑する改札を抜けて、普段なら一直線に駐輪所へ向かう。だが、私はそのまま商店街の方へ足を延ばした。商店街の中にある、古書店に立ち寄るためだ。
古書店には、漫画や文庫本は豊富にそろっていたが、医療関係の本はあまり置いていないようだ。古書店を出て、ショッピングセンターの書店に立ち寄った。八階フロアの半分が書店で占めているので、ここでなら何か見つかりそうな気がする。入口にはベストセラーが並べられており、その隣に雑誌コーナーがあった。医療系の雑誌も多く出版されているようだが、まずは書籍を確認しよう。奥へ進むと、家庭医学のコーナーがあった。自律神経に関する本だけでも、何冊もある。その隣には鬱病など、精神関連の本もあった。何冊か手に取って、表紙を見比べてみる。もう少し医者に詳しく聞いておけばよかったと後悔する。医者は神経症の一種と言っていたが、鬱病なども含まれるものなのだろうか。何冊か冒頭を読んでみると、何となく鬱病とは違うことがわかる。自律神経に関する本を読んでみると、「全ての病は自律神経からくる」、「自律神経を整えると楽になる」、「自律神経と肩凝り」などの文言が目を引いたので、三冊選ぶ。研究者の習性で、何冊も読んで比較検討したかった。できれば、十冊程購入したかったが、読むのも大変になる。さらに本来ならば、小説のコーナーにも必ず立ち寄る。それは仕事でもあり、趣味でもあった。純文学系は大学の研究対象であるが、私はミステリーも好きで家ではほとんど推理小説を読んでいる。十代後半から大学院に入学する前くらいまでは、自分でも執筆もした。学生時代に島田荘司から読み始め、そこから有栖川有栖、歌野正午、安孫子竹丸などの新本格系を好んで読んだ。最近のお気に入りは、横山秀夫や佐々木譲、今野敏といった警察小説だった。同僚の純文学研究者は、いわゆるエンタテイメントの小説と分けたがり、一切見向きもしないが、私は分け隔てなく読む。
後ろ髪を引かれる思いで、小説が並ぶ一角ををすり抜けて、レジへ行く。レジを待っている間に、首を抑えながら、周囲をぐるりと見る。人に目がいく。
私は本を買い、急いで店を出た。
まさか自分が精神を病むとは思いもよらなかった。仕事は忙しいけれど、自律神経を蝕まれるほどだと思えなかった。食欲もあるし、よく眠れている。働く意欲もあるし、性欲だってある。なのに、なぜ……。私はうつむきながら、駐輪所へ向かい、荒川沿いを自転車を押して帰った。自宅までは、徒歩だと約三十分もかかるが、運転は危険だという判断もあった。何となく歩いて帰りたくもあった。土手下で野球やサッカー、ランニングをする人たちを横目に、千住新橋を渡る。何だが寂寥感が増してくる。
自宅に戻ると、今日処方された薬を鞄から取り出す。薬物療法に抵抗はあったが、焦りもある、やっと掴んだ専任講師をここで逃すわけにはいかない。これで良くなるのならと思い、たっぷりの水で錠剤を胃に流し込んだ。私は抗不安薬というものを生まれて初めて飲んだ。
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