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『量子論から科学する 見えない心 心の文明とは何かを極める』(岸根卓郎)

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宇宙にはロマンがあります。
地球の生命がすべて量子論で誕生し、存在しているのに、根幹部分は全く解明されていません。



ノーベル物理学賞のリチャード・ファインマンをして、「量子力学を理解している人間はいない」と断言しています。



「人間が謙虚に宇宙を知ろうとすればするほど、そこには目的があるとしか思えない」
科学は突き詰めると、哲学や宗教と親和性が高い気がしますね。

2000年前の東洋思想と最新の西洋科学の考えが一致するというのも興味深い話です。



科学は常識を塗り替えるので、今後の動向にも目が離せません。否定されていた全宇宙の96パーセントを占めるダークマターすら、今では当たり前になりました。



最近の学問は、領域の垣根が取り払われています。
もはや文系理系の時代ではありませんね。



量子論と宗教、一見相反する領域も重なります。
科学の進歩はときに独創性も求められます。



注意すべき点は、眉唾や妄信的なものもあるので、客観性の担保は常に必要だと言うことです。
こういうとき、「信じるか信じないかはあなた次第です」という言葉は便利ですよね(笑)
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