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2018.12.31(月)生老病死

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本日は大晦日です。今年の別れと共に、午後に別れの儀式、告別式もあります。急遽、喪に服する事態になりました。

12/29に年内最後の通院でした。
いつもどおり、二本のボツリヌス菌を注射。

先生からは前回、手術を進められています。
やはりその話は出ました。

話を聞いていくと、手術しても、すぐに治るわけではない、治るかどうかは手術してみないとわからないと言われました。

この前は「手術したらあっという間に治ります」と言っていたのに(笑)

しかしながら、私の中のホメオスタシスがそうさせるのか、驚きはありませんでした。

諦念のようなものでもありません。馴化のような慣れなのでしょうか。

帰りの車でいろいろ思考を巡らせていると、受け入れるしかないと覚悟し始めているとわかりました。

自宅に帰ると、妻の祖母が夕方亡くなりました。ある程度、回りは覚悟していましたが、人の死ほど辛いものはありません。96歳大往生と言ってもいいでしょう。

帰りの車中では、報告の電話を母にもしました。母も心臓に悪い兆候が出てるようでした。

生きるとは、かくも辛いものです。

試練の連続です。
生老病死、人間の避けて通れない苦が常に横溢しています。

ここ最近、大学院時代の仲間が活躍している姿を目にします。昔だったら、嬉しさ半分、羨ましさ半分だったかもしれません。今は心からうれしいです。

自分に与えられた役割、試練、運命を受けれる気持ちの整理がつきました。

今は前に進むしかない、そう思っています。

命のバトンをつながなければなりません。義祖母のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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