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数字は便利! 『文系ビジネスマンでもわかる数字力の教科書 当たり前なのに3%しかやってない仕事の数字をつかむ術』(久保憂希也)

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数字は世界共通で便利な文字です。

最近は、私のスマホは気分を%提示で表してきます。スマホにも気分のムラがあるのかと笑っています。

私自身は、ボツリヌス菌注射の効果と電気針の効果で50%くらいです。これは体調が良い方です。年末年始に注射が切れるでしょうから、そうなれば10%を切るでしょう。

本書では、数字を使ったいろんな法則も紹介されています。

「アンカリング→最初に提示された情報に意識が行ってしまうことです。思考がある基準に引きずられるてしまうこと。例:元の値段が書いてあると、そこに意識がいきます。数字を並べて値引きをするのは、消費者の意識を金額の差、つまり『いくらお得か』にフォーカスさせる効果があります」

「イタリアの経済学者のヴィルフレド・パレートが発見した法則で、『社会全体の8割の所得を、2割の高額所得者が占めている』というものですが、現代では『80:20の法則』とか『ニッパチの法則』として、さまざまな分野のものごとにあてはめられて使われています」

「ハインリッヒの法則でミスを防ぐ 1:29:300 1件の重大な事故があれば、その背後に29件の軽い事故、さらにその背景に300件の『ヒヤリ・ハット』があります。表面に表れたミスやクレームは氷山の一角に過ぎないということです」

私も昨年の9月に一週間原因不明の頭痛や、肩こり首こりが酷かった時期がありました。今思えば、脳の中で変化が起きていたのかもしれません。ジストニアは脳の病気なのに、CTスキャンなどでは異常が見られないからです。また、肩こりや首こりなどと勘違いされやすいのです。

量的な側面に着目し、数字を使って分析することを「定量的」に分析するという言い方をします。それに対して、質的な側面に着目して分析することを「定性的」に分析すると言います。

ビジネスにかからわず、誰にとっても共通に分かり合える言語である「数字」を使うことは、イメージの喚起にも一役買います。
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