8 / 9
セカンドコンタクト8
しおりを挟む
また佑哉と離れたくなくて。
繋ぎ止めておきたくて。
俺の身体を使ってでも引き止めておきたかった。
佑哉は気遣いの出来る人だから。
きっと俺の身体のことを気遣って離れようとしてくれてたのは百も承知で。
でも。
また声だけになってしまう関係に戻りたくない気持ちの方が勝ってしまって。
セカイとヤクトに戻りたくなくて。
気遣ってくれた佑哉を俺は引き止めた。
佑哉とのキスは気持ちいい。
なんも考えらんなくなるくらい気持ちいい。
気持ちよすぎて頭がぼーっとする。
キスしたまんま、佑哉がベッドに這い上がってきた。
ベッドに上がって、俺に覆い被さってくる。
そんな佑哉が愛しくて、俺は背中に手を回した。
キスはまだまだ続いてて。
俺は舌が痺れかけてる。
そんな俺の上着を剥ぎながらも、いまだ口内は蹂躙されたまま。
器用なヤツやでほんま。
歯裏をなぞられたり。
舌を吸われたりして。
俺は佑哉に翻弄されていく。
キス、気持ちいい。
でも流石に長ない??
いや気持ちええねんけど。
こないにされたら俺、おれぇ……ッ!
「んっふぅ、んぅ、ンン…んぅゥゥゥ~~……ッッ!!」
身体が大きく跳ねて言うことを聞かない。
俺。キスだけで、イッてもうたぁ……。
唇が離れてく。
やや糸を引いてる。
「ふふ、とろとろの太栄さん、可愛いですよ」
男に可愛いって言われても、いつもなら悔しいだけなのに。
佑哉にだけは、むしろ言われたくて。
嬉しくなる。
佑哉の前でだけは可愛い俺でいたい気もする。
こんな俺、変なんかな?
佑哉の手が身体をまさぐってくる。
「あ…っん…」
それが気持ちよくて。
身体がビクビクと小さく反応してしまう。
ゾクゾクする。
気持ちいい。
もっと、もっと触ってほしい。
「佑哉、ゆうやぁ……」
「ん?なんですか?太栄さん」
なんか自分で言うのん恥ずいな。
もっと触ってって。
「うぅ……」
「ふふ。目は口ほどにものを言いますよね」
うう。バレとる。
あ、佑哉の手が。
俺の乳首に……。
「っひぅ…ん…ッ」
カリッて引っ掻かれて、それがすごくヨくて。
思わず大きな声出てもうた。
あっ、もうひとつの方も摘まれ……。
「んに…っ」
両方とも弄られて。
「ふぁ、あっ…はぅ……」
声、抑えられへん。
佑哉に弄られると、すぐおかしくなってまう。
あっ、あかん、そこ……!
「んぅ、あっ、あんぅ、やや、そこばっか……」
「乳首の先っぽカリカリしてます。太栄さんこれめちゃんこ弱いですよね?」
「せ、やけどぉ…っ!そないにされたら、おれ、おれぇ、やや、アカンって!ゆうやぁ、堪忍してぇェェ……ッ!」
カリカリ……。
「ふあぁァァァぁあん」
コリコリ……。
「ひぅううぅぅゥんッ」
やだ。
また、キちゃううぅ……ッ!
「ひゃああァァ~~……ッッんんッッ!!」
イッちゃったぁ……。
「はい、よくイケました。可愛い、太栄さん」
佑哉のイケボが耳元で囁かれる。
「~~~~……ッッ!!」
ビクビクビクンッッ!!
「え?」
「……っ…ぁ……ッ」
おれ。
ゆうやの声でイッちゃったぁ。
おれ。
ヘンになってもうたんかなぁ?
「ゆ、ぅやぁ……俺、おれぇ、ヘンになってもうたぁ…っ!?」
「……!!……ちょ、太栄さん、なんすかそのセリフ。俺の理性返してくださいよ」
「へ…?」
身体はまだ微弱に痙攣しっぱなしで。
佑哉は、まだ乳首を弄っとる。
「やや、佑哉、イッたバッカやからぁ、ソコもうややぁァァっ」
「可愛いですよ太栄さん。すっごく可愛いです」
「ひううぅぅゥゥ~~……ッッ!!」
腰が、跳ね続ける。
「イクのもうややぁ……っ」
「まだまだ……これからですよ」
まだまだ。
これから。
俺、何回イカされんねやろか?
「あ…っん…」
乳首が佑哉に舐められる。
ぬるぬるして、気持ちいい。
それになんか、赤ちゃんみたいで。
可愛いなんて言うたら怒るやろか。
「んっふ…ぅ、んあ…っ…ん、んん…ッ」
ぺろぺろされて。
ちゅうちゅう吸われて。
時折り優しく噛まれる。
「は、あぁ…」
あ。佑哉の手が。
下に、降りてきて。
「んはあぁ……っっ」
ズボン越しに股間をさすられる。
乳首と股間同時に弄られて。
「は、あぁ、はうぅ、やや、ゆ、やぁ、も、堪忍やぁ…っ」
──止まらない。
また。
……イク。
俺の精液もう出えへんぞ……?
「気持ちいいですか?……太栄さん」
「うん…、気持ちええよ…?せやけど俺ばっかイッてんのズルない?」
「そんな事ないですよ。俺、太栄さんにはもっと気持ちよくなってもらいたいですから」
もっとって……。
俺、死ぬんとちゃうか?
これが腹上死ってやつか──ってアホか。
俺も佑哉のこと気持ちよくしたいのにな。
あ。
せや。
「なあ佑哉。お願いがあんねんけど」
「なんですか?」
「俺、佑哉の舐めたい。舐めてもええか?」
「ぶ……ッッ!!」
あ。
佑哉が吹き出した。
「いやいや、なんてこと言ってんですか」
「佑哉は俺のこといっぱい気持ちようしてくれんのに、俺なんもしぃひんから。なんか嫌やねん」
佑哉の顔真っ赤だ。
俺そないに変なコト言うたんかな?
「ま、まぁ。太栄さんがいいなら、その、いい……です、けど……」
「ほんまに!?……っしゃぁ!!」
形勢逆転や!!
──って、思てたんやけど……。
「ほら、こっちに足向けて……そう、もう少し下がってください」
俺らはお互い素っ裸になってて。
「こ、こうか?」
誰がシックスナインしろ言うてんねん!!
佑哉の舐めたかっただけやのに。
俺の股間の真下に佑哉の顔があって。
「ん、位置合ってます。そっちはどうですか?」
「ど、どうって言われてもなぁ……」
相変わらずデカいとしか言いようがない。
でも。
これがさっきまで俺んナカに入っとったんかと思うと。
なんか愛しくなって。
両手を添えて。
そしたら、手から佑哉の脈動が伝わってきて、ドキドキする。
口元を近づけて。先っぽを舐めてみた。
ぺろっ。
しょっぱ。
「…う……ッ」
あ、佑哉の声。
今度は下から上に舐めずってみる。
「…ん…っ」
あ、気持ちよさそう。
じゃあ、いよいよ。
全部入らんとは思うけど。
先っぽだけでも口に含んでみる。
「んっふ…じゅ、ぷ…ぅ、っふぁ…」
やっぱり、おっきい。
でも。
口ん中で脈打ってるのが伝わってきて。
それがなんだか嬉しくて、必死になって上下に口を動かす。
佑哉。
気持ちええかな?
佑哉。
ヘタやったらごめんな?
でも、。俺からの気持ち、伝わってほしい。
いっつも感謝してんねんぞって。
佑哉のからしょっぱい液がいっぱい出てきて。
竿がビクビクしてる。
気持ちいい?
気持ちようなってるとええなぁ。
「んっ、んっ、んっふ、ぁ、…ぷぁ、…ん…」
ビクビクしてる。
イキそ?
イクんかな?
俺のフェラでイッてくれる??
「太栄、さん…俺、もう……ッッ!!」
イッて?佑哉。
俺の口に出して?
「んん…うぅ~~……ッッ!!」
ビュルビュルッッと勢いよく粘っこいのが射精される。
あったかくて。
……苦い。
でも。
これが、佑哉の精子なんやなって思うと。
飲みたくて仕方なかった。
「……っん…ぅ……ん──おいし」
佑哉の味。
「飲んだんですか!?」
「うん。せやって佑哉のやもん。んまかったで?」
「ったくもう……。無理すんなって言ったのに」
「無理やないも──って、んはあぁ……っ!?」
佑哉が、俺のチンコ咥えよった!
やっばい、股間がめっちゃあったかい。
熱い。
佑哉の口ん中めっちゃあっつい。
「ふああぁぁァァ……やや、吸わんといてぇ…っ」
熱くて。気持ちよくて。
頭、とろける。
とろけるくらい気持ちいい。
なんやのコイツ、フェラもうまいんか。
何やらしても上手やのう。
うますぎて。
「あぅ、ゆぅや、も、離して、俺イクからぁァァ……ッッ」
そしたら離すどころか。
むしろ尻を掴まれて余計に奥まで押し込まれた。
「んひぃぃ……っ……んンンっっ」
あ、やばい。
あったかいぬるぬるが俺のを包んで離さない。
「んはあああァァァァ~~……ッッ!!」
ビクビクと尻を揺らし、佑哉の中で果てる。
何度目や俺、これ?
「流石に精液薄いですね」
誰のせいやと思とんねん。おかげで耳は消えたけどな。
「まだですよ」
佑哉が尻を離してくれへん。
掴まれた尻の割れ目に両手指が集まってくる。
──ぬぷ。
「あ……っ」
指が。入ってくる。
佑哉の指。おっきな手が俺の尻を掴んで離さない。
「なんなく呑み込みますね」
「ふあぁ……ん」
指はあっという間に増えていって。
卑猥な音を立てて俺のナカを蹂躙していく。
足に力が入らへん。
腰が勝手に動く。
俺の口からは嬌声しか出てこなくて。
快楽に耐えるのに必死で。
もう佑哉のを舐める余裕なんかなくて。
佑哉の指たちは俺の弱いところを的確に擦ってくる。
身体のビクつきがおさまらない。
俺の顔はヨダレと涙でグチャグチャで。
快感で身体が浮く感覚がずっと続いていて、頭がクラクラする。
俺、また────
「あぁはァァ~~~~ッッッ!!!!」
イッてるのに。
でも射精した感覚はなくて。
むしろ奥がさらにキュンキュンして。
キュンキュンして。
佑哉のが、急に欲しくなって。
目の前にある佑哉のギンギンなイチモツを口に咥えようかと思ったら。
「わわ……っ!?」
急に俺はベッドに転がされて。
腰を引き寄せられて。
気付けば、目の前に真剣な眼差しの佑哉の顔があって。
ヤバい、俺。
佑哉の事ほんまに好きなんやなって。
「太栄さん……」
顔が、近づいてくる。
「ゆ、佑哉……」
「挿れますね」
「うん……。ええよ?」
今日何度もヤッてるのに。
顔を見ながら挿れられるのは初めてだから。
なんだかドキドキする。
それは佑哉も同じみたいで。
なんだか、同じ気持ちってのがちょっと嬉しくて。
ああ、心臓が。爆発しそう────
肛門の入り口に佑哉のが当たってて。
ああ、挿れられるんだなって。
「いきます」
「うん……」
ズ……ン!
佑哉の質量が俺を襲う。
同時にビリビリとした快感もやってきて。
「は、あぁ、ァァ……っ…ん」
気持ちよすぎて死んじゃいそう。
「…狭……っ」
「あ、ごめ…っ」
「あ、違います!違いますから。なんか今までと違くて」
「えっ、そ…うなん?」
「今の太栄さんのナカ、めっちゃヤバいんです」
俺んナカおかしいんかな?
「気持ちようないん?」
「いやいやいや、逆です。すっごく気持ちいいんです」
そか。
よかった……。
「そか、ほなよかったぁ」
「俺のは。……どう、ですか?」
佑哉の。
「今までの中で、いっちゃんおっきくて。……気持ちええで?」
「よかったです……」
あ。
今の顔。
めっちゃええ顔しとった。
俺、佑哉の笑顔好きみたい。
「じゃあ、動きますね」
俺の中でドクドクと脈打つ佑哉。
「うん。キて?ゆうや…」
ゆっくりと律動が始まる。
「ん…っ、ぅ、っふ、ぁ……っん」
少しずつ、速くなる。
「んっ、んっ…んっんっ、あっ、あぅ、あ…っ」
速くなる。
「あぅ、あああぁァァん!あっあっあっあっ、あっあんっ!」
顔を見ながらのセックスはいつも以上に気持ちよくて。
必死に腰を俺に打ち付けてる佑哉の真剣な眼差しがカッコよくて。
嗚呼、やっと繋がれたんだなって。
俺、佑哉と両想いになれたんだなって。
改めて心底感じることができて嬉しかった。
そう思ったら。
俺のナカの奥がさらにキュンキュンして。
もっと、もっと。
佑哉が欲しくて。
「佑哉、ゆうやぁ、俺、おれ、もっと奥に欲しいよぉっ!奥に佑哉のが欲しいのぉッ」
「…っ…太栄さん……!!」
腰をさらに引き寄せられて。左脚を高々と上げられる。
そのまま、佑哉が腰を落とすと。
「はあぁぁァァ……!!…ぉ、奥、キてる、佑哉の、奥までキてるのぉ…っ!」
「太栄さん……ッ!」
ゴツゴツと激しく突き動かされる。
「ひっ…あん!あっはぁ、奥、すっごいの、すごい…っ!あん!あんん!突かれてるうぅぅ…ッ…ああァァ、あぁぁ、ゆ、やぁ、佑哉の、すごいキてるのぉ……ッ!あん!あん!ああん!あん!あう!おれ、おれいく、イク、イクイクイッちゃう、佑哉ので突かれてイッちゃううぅぅ~~…ん…ッッ!!」
全身が痙攣して。
「太栄さん…!!」
佑哉も果てて俺のナカにいっぱい注いでくれて。
──あったかくて。
精液が注がれてる感覚が終わらない。
キモチイイ。
ずっとイキ続けてる。
そんな俺を堪能しながら、佑哉は打ち続けるのをやめてはくれない。
「はあぁぁ…、おれ、イッたばっかなのに、またキてるよぉ、佑哉ぁ、おれ、おれ、俺またイッッ~~……ッッ!!」
何度も果て続ける。
佑哉に突かれるごとにイキ続けてて。
「ふあぁぁぁ…っん…!」
イキまくってて。
身体に力が入らない。
佑哉は俺のナカで何度も果ててくれて、いっぱい注いでくれてて。
卑猥な水音が部屋中にこだまする。
「太栄さん、太栄さん……!!」
「佑哉、佑哉ぁ……っ!!」
俺たちは、何度も抱き合い。
そして。────果て続けた。
繋ぎ止めておきたくて。
俺の身体を使ってでも引き止めておきたかった。
佑哉は気遣いの出来る人だから。
きっと俺の身体のことを気遣って離れようとしてくれてたのは百も承知で。
でも。
また声だけになってしまう関係に戻りたくない気持ちの方が勝ってしまって。
セカイとヤクトに戻りたくなくて。
気遣ってくれた佑哉を俺は引き止めた。
佑哉とのキスは気持ちいい。
なんも考えらんなくなるくらい気持ちいい。
気持ちよすぎて頭がぼーっとする。
キスしたまんま、佑哉がベッドに這い上がってきた。
ベッドに上がって、俺に覆い被さってくる。
そんな佑哉が愛しくて、俺は背中に手を回した。
キスはまだまだ続いてて。
俺は舌が痺れかけてる。
そんな俺の上着を剥ぎながらも、いまだ口内は蹂躙されたまま。
器用なヤツやでほんま。
歯裏をなぞられたり。
舌を吸われたりして。
俺は佑哉に翻弄されていく。
キス、気持ちいい。
でも流石に長ない??
いや気持ちええねんけど。
こないにされたら俺、おれぇ……ッ!
「んっふぅ、んぅ、ンン…んぅゥゥゥ~~……ッッ!!」
身体が大きく跳ねて言うことを聞かない。
俺。キスだけで、イッてもうたぁ……。
唇が離れてく。
やや糸を引いてる。
「ふふ、とろとろの太栄さん、可愛いですよ」
男に可愛いって言われても、いつもなら悔しいだけなのに。
佑哉にだけは、むしろ言われたくて。
嬉しくなる。
佑哉の前でだけは可愛い俺でいたい気もする。
こんな俺、変なんかな?
佑哉の手が身体をまさぐってくる。
「あ…っん…」
それが気持ちよくて。
身体がビクビクと小さく反応してしまう。
ゾクゾクする。
気持ちいい。
もっと、もっと触ってほしい。
「佑哉、ゆうやぁ……」
「ん?なんですか?太栄さん」
なんか自分で言うのん恥ずいな。
もっと触ってって。
「うぅ……」
「ふふ。目は口ほどにものを言いますよね」
うう。バレとる。
あ、佑哉の手が。
俺の乳首に……。
「っひぅ…ん…ッ」
カリッて引っ掻かれて、それがすごくヨくて。
思わず大きな声出てもうた。
あっ、もうひとつの方も摘まれ……。
「んに…っ」
両方とも弄られて。
「ふぁ、あっ…はぅ……」
声、抑えられへん。
佑哉に弄られると、すぐおかしくなってまう。
あっ、あかん、そこ……!
「んぅ、あっ、あんぅ、やや、そこばっか……」
「乳首の先っぽカリカリしてます。太栄さんこれめちゃんこ弱いですよね?」
「せ、やけどぉ…っ!そないにされたら、おれ、おれぇ、やや、アカンって!ゆうやぁ、堪忍してぇェェ……ッ!」
カリカリ……。
「ふあぁァァァぁあん」
コリコリ……。
「ひぅううぅぅゥんッ」
やだ。
また、キちゃううぅ……ッ!
「ひゃああァァ~~……ッッんんッッ!!」
イッちゃったぁ……。
「はい、よくイケました。可愛い、太栄さん」
佑哉のイケボが耳元で囁かれる。
「~~~~……ッッ!!」
ビクビクビクンッッ!!
「え?」
「……っ…ぁ……ッ」
おれ。
ゆうやの声でイッちゃったぁ。
おれ。
ヘンになってもうたんかなぁ?
「ゆ、ぅやぁ……俺、おれぇ、ヘンになってもうたぁ…っ!?」
「……!!……ちょ、太栄さん、なんすかそのセリフ。俺の理性返してくださいよ」
「へ…?」
身体はまだ微弱に痙攣しっぱなしで。
佑哉は、まだ乳首を弄っとる。
「やや、佑哉、イッたバッカやからぁ、ソコもうややぁァァっ」
「可愛いですよ太栄さん。すっごく可愛いです」
「ひううぅぅゥゥ~~……ッッ!!」
腰が、跳ね続ける。
「イクのもうややぁ……っ」
「まだまだ……これからですよ」
まだまだ。
これから。
俺、何回イカされんねやろか?
「あ…っん…」
乳首が佑哉に舐められる。
ぬるぬるして、気持ちいい。
それになんか、赤ちゃんみたいで。
可愛いなんて言うたら怒るやろか。
「んっふ…ぅ、んあ…っ…ん、んん…ッ」
ぺろぺろされて。
ちゅうちゅう吸われて。
時折り優しく噛まれる。
「は、あぁ…」
あ。佑哉の手が。
下に、降りてきて。
「んはあぁ……っっ」
ズボン越しに股間をさすられる。
乳首と股間同時に弄られて。
「は、あぁ、はうぅ、やや、ゆ、やぁ、も、堪忍やぁ…っ」
──止まらない。
また。
……イク。
俺の精液もう出えへんぞ……?
「気持ちいいですか?……太栄さん」
「うん…、気持ちええよ…?せやけど俺ばっかイッてんのズルない?」
「そんな事ないですよ。俺、太栄さんにはもっと気持ちよくなってもらいたいですから」
もっとって……。
俺、死ぬんとちゃうか?
これが腹上死ってやつか──ってアホか。
俺も佑哉のこと気持ちよくしたいのにな。
あ。
せや。
「なあ佑哉。お願いがあんねんけど」
「なんですか?」
「俺、佑哉の舐めたい。舐めてもええか?」
「ぶ……ッッ!!」
あ。
佑哉が吹き出した。
「いやいや、なんてこと言ってんですか」
「佑哉は俺のこといっぱい気持ちようしてくれんのに、俺なんもしぃひんから。なんか嫌やねん」
佑哉の顔真っ赤だ。
俺そないに変なコト言うたんかな?
「ま、まぁ。太栄さんがいいなら、その、いい……です、けど……」
「ほんまに!?……っしゃぁ!!」
形勢逆転や!!
──って、思てたんやけど……。
「ほら、こっちに足向けて……そう、もう少し下がってください」
俺らはお互い素っ裸になってて。
「こ、こうか?」
誰がシックスナインしろ言うてんねん!!
佑哉の舐めたかっただけやのに。
俺の股間の真下に佑哉の顔があって。
「ん、位置合ってます。そっちはどうですか?」
「ど、どうって言われてもなぁ……」
相変わらずデカいとしか言いようがない。
でも。
これがさっきまで俺んナカに入っとったんかと思うと。
なんか愛しくなって。
両手を添えて。
そしたら、手から佑哉の脈動が伝わってきて、ドキドキする。
口元を近づけて。先っぽを舐めてみた。
ぺろっ。
しょっぱ。
「…う……ッ」
あ、佑哉の声。
今度は下から上に舐めずってみる。
「…ん…っ」
あ、気持ちよさそう。
じゃあ、いよいよ。
全部入らんとは思うけど。
先っぽだけでも口に含んでみる。
「んっふ…じゅ、ぷ…ぅ、っふぁ…」
やっぱり、おっきい。
でも。
口ん中で脈打ってるのが伝わってきて。
それがなんだか嬉しくて、必死になって上下に口を動かす。
佑哉。
気持ちええかな?
佑哉。
ヘタやったらごめんな?
でも、。俺からの気持ち、伝わってほしい。
いっつも感謝してんねんぞって。
佑哉のからしょっぱい液がいっぱい出てきて。
竿がビクビクしてる。
気持ちいい?
気持ちようなってるとええなぁ。
「んっ、んっ、んっふ、ぁ、…ぷぁ、…ん…」
ビクビクしてる。
イキそ?
イクんかな?
俺のフェラでイッてくれる??
「太栄、さん…俺、もう……ッッ!!」
イッて?佑哉。
俺の口に出して?
「んん…うぅ~~……ッッ!!」
ビュルビュルッッと勢いよく粘っこいのが射精される。
あったかくて。
……苦い。
でも。
これが、佑哉の精子なんやなって思うと。
飲みたくて仕方なかった。
「……っん…ぅ……ん──おいし」
佑哉の味。
「飲んだんですか!?」
「うん。せやって佑哉のやもん。んまかったで?」
「ったくもう……。無理すんなって言ったのに」
「無理やないも──って、んはあぁ……っ!?」
佑哉が、俺のチンコ咥えよった!
やっばい、股間がめっちゃあったかい。
熱い。
佑哉の口ん中めっちゃあっつい。
「ふああぁぁァァ……やや、吸わんといてぇ…っ」
熱くて。気持ちよくて。
頭、とろける。
とろけるくらい気持ちいい。
なんやのコイツ、フェラもうまいんか。
何やらしても上手やのう。
うますぎて。
「あぅ、ゆぅや、も、離して、俺イクからぁァァ……ッッ」
そしたら離すどころか。
むしろ尻を掴まれて余計に奥まで押し込まれた。
「んひぃぃ……っ……んンンっっ」
あ、やばい。
あったかいぬるぬるが俺のを包んで離さない。
「んはあああァァァァ~~……ッッ!!」
ビクビクと尻を揺らし、佑哉の中で果てる。
何度目や俺、これ?
「流石に精液薄いですね」
誰のせいやと思とんねん。おかげで耳は消えたけどな。
「まだですよ」
佑哉が尻を離してくれへん。
掴まれた尻の割れ目に両手指が集まってくる。
──ぬぷ。
「あ……っ」
指が。入ってくる。
佑哉の指。おっきな手が俺の尻を掴んで離さない。
「なんなく呑み込みますね」
「ふあぁ……ん」
指はあっという間に増えていって。
卑猥な音を立てて俺のナカを蹂躙していく。
足に力が入らへん。
腰が勝手に動く。
俺の口からは嬌声しか出てこなくて。
快楽に耐えるのに必死で。
もう佑哉のを舐める余裕なんかなくて。
佑哉の指たちは俺の弱いところを的確に擦ってくる。
身体のビクつきがおさまらない。
俺の顔はヨダレと涙でグチャグチャで。
快感で身体が浮く感覚がずっと続いていて、頭がクラクラする。
俺、また────
「あぁはァァ~~~~ッッッ!!!!」
イッてるのに。
でも射精した感覚はなくて。
むしろ奥がさらにキュンキュンして。
キュンキュンして。
佑哉のが、急に欲しくなって。
目の前にある佑哉のギンギンなイチモツを口に咥えようかと思ったら。
「わわ……っ!?」
急に俺はベッドに転がされて。
腰を引き寄せられて。
気付けば、目の前に真剣な眼差しの佑哉の顔があって。
ヤバい、俺。
佑哉の事ほんまに好きなんやなって。
「太栄さん……」
顔が、近づいてくる。
「ゆ、佑哉……」
「挿れますね」
「うん……。ええよ?」
今日何度もヤッてるのに。
顔を見ながら挿れられるのは初めてだから。
なんだかドキドキする。
それは佑哉も同じみたいで。
なんだか、同じ気持ちってのがちょっと嬉しくて。
ああ、心臓が。爆発しそう────
肛門の入り口に佑哉のが当たってて。
ああ、挿れられるんだなって。
「いきます」
「うん……」
ズ……ン!
佑哉の質量が俺を襲う。
同時にビリビリとした快感もやってきて。
「は、あぁ、ァァ……っ…ん」
気持ちよすぎて死んじゃいそう。
「…狭……っ」
「あ、ごめ…っ」
「あ、違います!違いますから。なんか今までと違くて」
「えっ、そ…うなん?」
「今の太栄さんのナカ、めっちゃヤバいんです」
俺んナカおかしいんかな?
「気持ちようないん?」
「いやいやいや、逆です。すっごく気持ちいいんです」
そか。
よかった……。
「そか、ほなよかったぁ」
「俺のは。……どう、ですか?」
佑哉の。
「今までの中で、いっちゃんおっきくて。……気持ちええで?」
「よかったです……」
あ。
今の顔。
めっちゃええ顔しとった。
俺、佑哉の笑顔好きみたい。
「じゃあ、動きますね」
俺の中でドクドクと脈打つ佑哉。
「うん。キて?ゆうや…」
ゆっくりと律動が始まる。
「ん…っ、ぅ、っふ、ぁ……っん」
少しずつ、速くなる。
「んっ、んっ…んっんっ、あっ、あぅ、あ…っ」
速くなる。
「あぅ、あああぁァァん!あっあっあっあっ、あっあんっ!」
顔を見ながらのセックスはいつも以上に気持ちよくて。
必死に腰を俺に打ち付けてる佑哉の真剣な眼差しがカッコよくて。
嗚呼、やっと繋がれたんだなって。
俺、佑哉と両想いになれたんだなって。
改めて心底感じることができて嬉しかった。
そう思ったら。
俺のナカの奥がさらにキュンキュンして。
もっと、もっと。
佑哉が欲しくて。
「佑哉、ゆうやぁ、俺、おれ、もっと奥に欲しいよぉっ!奥に佑哉のが欲しいのぉッ」
「…っ…太栄さん……!!」
腰をさらに引き寄せられて。左脚を高々と上げられる。
そのまま、佑哉が腰を落とすと。
「はあぁぁァァ……!!…ぉ、奥、キてる、佑哉の、奥までキてるのぉ…っ!」
「太栄さん……ッ!」
ゴツゴツと激しく突き動かされる。
「ひっ…あん!あっはぁ、奥、すっごいの、すごい…っ!あん!あんん!突かれてるうぅぅ…ッ…ああァァ、あぁぁ、ゆ、やぁ、佑哉の、すごいキてるのぉ……ッ!あん!あん!ああん!あん!あう!おれ、おれいく、イク、イクイクイッちゃう、佑哉ので突かれてイッちゃううぅぅ~~…ん…ッッ!!」
全身が痙攣して。
「太栄さん…!!」
佑哉も果てて俺のナカにいっぱい注いでくれて。
──あったかくて。
精液が注がれてる感覚が終わらない。
キモチイイ。
ずっとイキ続けてる。
そんな俺を堪能しながら、佑哉は打ち続けるのをやめてはくれない。
「はあぁぁ…、おれ、イッたばっかなのに、またキてるよぉ、佑哉ぁ、おれ、おれ、俺またイッッ~~……ッッ!!」
何度も果て続ける。
佑哉に突かれるごとにイキ続けてて。
「ふあぁぁぁ…っん…!」
イキまくってて。
身体に力が入らない。
佑哉は俺のナカで何度も果ててくれて、いっぱい注いでくれてて。
卑猥な水音が部屋中にこだまする。
「太栄さん、太栄さん……!!」
「佑哉、佑哉ぁ……っ!!」
俺たちは、何度も抱き合い。
そして。────果て続けた。
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
いっぱい、いる
餡玉
BL
京都にある神社の一人息子である氏家倫(18)は、微かながらも霊視能力を持っている。そんな倫は、英誠大学の新歓コンパで出会った高原泰介(19)という同期生に想いを寄せているが、相手はノンケなので手を出せないでいた。だがある日、大学に現れた泰介が、ひどくげっそりと憔悴していた。そこに不穏な気配を感じ取った倫は、半ば押し切る形で泰介の部屋を見にいくことにした。すると案の定、そこにはたくさんの——……!
◇あまり深く考えずお読みください。全5話。
完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!

宰相閣下の執愛は、平民の俺だけに向いている
飛鷹
BL
旧題:平民のはずの俺が、規格外の獣人に絡め取られて番になるまでの話
アホな貴族の両親から生まれた『俺』。色々あって、俺の身分は平民だけど、まぁそんな人生も悪くない。
無事に成長して、仕事に就くこともできたのに。
ここ最近、夢に魘されている。もう一ヶ月もの間、毎晩毎晩………。
朝起きたときには忘れてしまっている夢に疲弊している平民『レイ』と、彼を手に入れたくてウズウズしている獣人のお話。
連載の形にしていますが、攻め視点もUPするためなので、多分全2〜3話で完結予定です。
※6/20追記。
少しレイの過去と気持ちを追加したくて、『連載中』に戻しました。
今迄のお話で完結はしています。なので以降はレイの心情深堀の形となりますので、章を分けて表示します。
1話目はちょっと暗めですが………。
宜しかったらお付き合い下さいませ。
多分、10話前後で終わる予定。軽く読めるように、私としては1話ずつを短めにしております。
ストックが切れるまで、毎日更新予定です。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
【完結】相談する相手を、間違えました
ryon*
BL
長い間片想いしていた幼なじみの結婚を知らされ、30歳の誕生日前日に失恋した大晴。
自棄になり訪れた結婚相談所で、高校時代の同級生にして学内のカースト最上位に君臨していた男、早乙女 遼河と再会して・・・
***
執着系美形攻めに、あっさりカラダから堕とされる自称平凡地味陰キャ受けを書きたかった。
ただ、それだけです。
***
他サイトにも、掲載しています。
てんぱる1様の、フリー素材を表紙にお借りしています。
***
エブリスタで2022/5/6~5/11、BLトレンドランキング1位を獲得しました。
ありがとうございました。
***
閲覧への感謝の気持ちをこめて、5/8 遼河視点のSSを追加しました。
ちょっと闇深い感じですが、楽しんで頂けたら幸いです(*´ω`*)
***
2022/5/14 エブリスタで保存したデータが飛ぶという不具合が出ているみたいで、ちょっとこわいのであちらに置いていたSSを念のためこちらにも転載しておきます。
【短編】乙女ゲームの攻略対象者に転生した俺の、意外な結末。
桜月夜
BL
前世で妹がハマってた乙女ゲームに転生したイリウスは、自分が前世の記憶を思い出したことを幼馴染みで専属騎士のディールに打ち明けた。そこから、なぜか婚約者に対する恋愛感情の有無を聞かれ……。
思い付いた話を一気に書いたので、不自然な箇所があるかもしれませんが、広い心でお読みください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる