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マイク&カミラ 勉強会①
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キーンコーンカーンコーンと音が学校中に鳴り響き挨拶を済ませると
在校生徒は皆帰っていく。
マイクも帰る準備していると、扉が勢い良く開き声が発せられた。
「マイク、お前はこの後来い!」
カミラがマイクに発した。一般的には職員室に来いと考えられる言動で
周りも「うわぁ、あいつ職質じゃね?」と小さな声で呟かれた。
この時、マイクが感じ取り思った事は「だりー」という思いだけ。
数時間後。
―カミラ宅。
「毎度毎度、学校であの呼び出しはやめてくれ」
とマイクがカミラに言い、座布団の上に座る。
「別にいいでしょう?他の生徒が家に来るなんて思わないでしょ」
「呼び出されるこっちの身にもなってくれよ」
と言い合いながら勉学に勤しむマイク。それを教えているカミラの図。
教師と生徒であり、2人は幼馴染。
表立っては出さないが、少しはカミラに好意を抱いているマイク。
そこにカミラが家に招き入れ勉強を教えられている様は、マイクにとってチャンス到来では?
という考えもあるが、毎度チャンスは打ち砕かれる。
「この分だと終わりそうにないわね」
「まじかよ」
「終わるまで返さないわよー」
「やめてくれぇぇぇ」
この日、午前4時頃まで勉強していたのである。
在校生徒は皆帰っていく。
マイクも帰る準備していると、扉が勢い良く開き声が発せられた。
「マイク、お前はこの後来い!」
カミラがマイクに発した。一般的には職員室に来いと考えられる言動で
周りも「うわぁ、あいつ職質じゃね?」と小さな声で呟かれた。
この時、マイクが感じ取り思った事は「だりー」という思いだけ。
数時間後。
―カミラ宅。
「毎度毎度、学校であの呼び出しはやめてくれ」
とマイクがカミラに言い、座布団の上に座る。
「別にいいでしょう?他の生徒が家に来るなんて思わないでしょ」
「呼び出されるこっちの身にもなってくれよ」
と言い合いながら勉学に勤しむマイク。それを教えているカミラの図。
教師と生徒であり、2人は幼馴染。
表立っては出さないが、少しはカミラに好意を抱いているマイク。
そこにカミラが家に招き入れ勉強を教えられている様は、マイクにとってチャンス到来では?
という考えもあるが、毎度チャンスは打ち砕かれる。
「この分だと終わりそうにないわね」
「まじかよ」
「終わるまで返さないわよー」
「やめてくれぇぇぇ」
この日、午前4時頃まで勉強していたのである。
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