4人の勇者とЯΔMЦDΛ

無鳴-ヴィオ-

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第1章

第2片 四勇者と

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数時間が経過した頃、4人の少女はモンスター退治を終えて
少年のもとへ降り立つ
「おまたせ~」
空が言った。それに対して少年は
「問題ない」
そして少女達は自己紹介をして、少年は"来-らい-"と答えた。
"モンスター退治"を終えたら少女達は元いた場所へ戻されると説明し
時間が来るか、各々が願えば戻される事らしい。
少しした後、少女達は元いた土手へと戻ってきた。
そこで、楓が言い出した。
「来が、いない」
本来、あちら側へ呼ばれた者は役割を果たすと
こちら側へ戻される際、元の時間軸に戻されるのだが…。
来の姿はなく、焔は"帰った"のではないかと推測するのだが。

"あちら側"
来が一人ぽつーんと。そこへ人型モンスターが訪れた。
来が勇者のような姿へ変身して、そのモンスターと対峙する。
苦戦が強いられている。他の勇者のサポートなしに戦っているのだから。
彼女達が戦っていた時よりも時間が過ぎて、ようやく人型モンスターを退治に成功する。
「これが○△□の宿命か…」
言葉が濁った部分、本人は頭の中で理解は出来るが言葉にすると濁って発声されない。
来は願い、元いた場所へ戻った。
この時、土手は見づらい状況へと変わっていた。
「夜か…」
流石に少女達は帰ってるかと把握し、来もまた帰宅する。

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