48 / 51
最終章 さよならを言う前に
第44話 駆引
しおりを挟む
久隆は、幕森大社近くの竹林の中に潜んでいた。こんな近くにいても気が付かなかったのは、由美にとって意外だった。灯台下暗しとはこのことだろうか。
無兆を捕えて、彼の居場所を特定する。哉太が提示した作戦だ。現段階では計画通りに進んでいた。いや、上手くいきすぎている。
あの男がこの程度で尻尾を出すとは到底思えない。どんな事態にも対応できるよう、由美は無兆の首を掴んだまま刀を構えた。
『これから、あんたの場所を探る。もうすぐ愛しの由美がそっちに行くぞ』
『それは楽しみだ』
哉太も由美と同様の違和感を覚えているはずだ。その証拠に、未だ突入の合図が出ていない。
敢えて勝ち誇って油断した態度をとるのは、油断を誘うための演技だ。こちらが久隆を探知しているということは、その逆もあって然るべきだ。少しでも現状に疑いがあるような態度を取れば、警戒されかねない。
作戦が上手くいった場合は必ず裏がある。戦いの前に確認した、由美と哉太の共通認識だ。その裏を見せるまでは、こちらを侮っていてもらう必要がある。
『どうした? 由美は動かないようだが』
『……ちっ』
迫真の舌打ちに由美は内心で喝采した。既に由美には久隆の位置情報が送られてきている。手間取っているのは、あくまでも見せかけだ。自分だったら、どこかでわざとらしさが出てしまっていただろう。
『そうか、残念だったな』
久隆が呟いた直後、暴れていた無兆の体から力が抜けた。由美は《操》の接続が遮断されたと直感した。哉太経由で伝わる久隆の意思も途切れている。
『そいつにとどめを』
「了解」
無抵抗の胸部に刀を突き立てると、無兆は跡形もなく消え去った。
『まだ動くなよ』
「うん、大丈夫」
自信過剰気味の久隆には、子供を手玉にとっていると勘違いさせておきたい。手の内が知れるまでの我慢だ。
『兆候、来たぞ』
「うん」
哉太から送られてきた情報に、由美は眉をしかめた。
「厄介だね」
『だな』
荒玉の兆候は三つ。数こそ多くないものの、その場所が問題だった。幕森駅と隣接する五階建ての商業ビルの中、それも階に分かれて点在していた。
移動には階段かエスカレーターを使う必要がある。それに人も多い。翌日にイベントを控えている今は、普段の倍以上の賑わいだ。
「どう思う?」
『時間稼ぎだろうな』
「だよね」
あの場で荒魂が暴れたら被害は相当なものになるだろう。仮に全ての人を救うという意思がなくとも、見過ごせるものではない。
荒魂の目的は、人を喰うことではない。視覚と聴覚だけで姿を現した、久隆の言葉だ。
今のタイミングでビルの中に出現させたのは、彼の発言を裏付けることになる。人を喰わせたいのであれば、人が密集している所に行けばいい。他に目的があるからこそ、これまで建物の中には現れなかったのだ。
ここまで証拠が揃えば、幕森大社を目指しているというのにも信憑性が出てくる。恐らくはここで時間稼ぎをした後に、本命を出してくるのだろう。
「これは、乗るしかないね」
『だな。奴が動いたらそっち優先な。ビルの中のは俺が抑える』
「……使うんだね、《操》」
『そりゃそうだよ。人は喰わせない』
簡単に言ってのける哉太に恨み言が出かかったが、由美は無理に飲み込んだ。今夜はそれを言わない約束だ。
「じゃぁ、行くよ」
『おう』
由美はビルの屋上から飛び降り、駅ビルの入口へと向かった。予想通り、無兆の妨害はない。無兆を出せば位置が知られるという認識を植え付け牽制する。これも作戦のひとつだ。
「うわっ……」
人混みの中ではかなり動きが制限される。買い物客と接触しないように兆候へと向かうのは、かなりの集中力を要した。よく暖房がきいているため、外との寒暖差で一時的に呼吸がしにくくなることも、移動の難しさに拍車をかけていた。
『由美、声を出すなよ。力を使っていても、勘のいい人がいたら気付くかもしれない』
哉太の言葉に、同意を示す意思だけ送る。細かいやり取りはできないが、ここでは致し方ない。
最初の兆候は、一階の食料品売り場だ。下の階から順に、時間差で実体化するようになっている。手の込んだ時間稼ぎは、嫌がらせと同じに感じられた。
カートを押す人々をすり抜け、輪郭を露わにした荒魂へと槍を突き刺す。たった一体の荒魂を処理するにしては、ずいぶんと疲労を感じていた。
『次、三階だ。左にあるエスカレーターを使ってくれ』
由美は無言のまま跳躍し、エスカレーターの手すりへ飛び乗った。そのまま、人の手を踏まぬように足を進める。紳士服売り場の真中に、二つ目の兆候が見えた。
比較的人通りが少ないいため、先ほどに比べ接近は容易だった。由美は長槍を構える。
『由美、外に兆候だ。そいつをやったら、外に出てくれ。五階のは、任せてくれ』
哉太に向けて、承諾の意思を送る。五階に最後の兆候があるが、それは無視せざるを得ない。荒魂が幕森大社に入ってしまえば、久隆の思う壺だ。
目前のものが形を成すまで、あと数分。緊張感を維持しつつも、由美は動きを止める。
『だめだ! 今すぐ出ろ! 窓を突き破ってもいい!』
叫ぶような意思が飛び込んできた。由美は反射的に走り出す。哉太がここまで言うのであれば、並みのことではないはずだ。来た時と同じにエスカレーターを使っている暇はないと判断する。
駅ビル三階の端には全国チェーンのコーヒーショップがある。由美もよく利用している場所だ。そこの壁面は一部ガラス張りになっていた。
由美は刀を手に、店の中に突入した。夜景に向かって三回、青白い刃を振る。ガラスに三角形の筋が入った。
「ふっ!」……
外に向かって落下しそうになるガラスを《動》で捕まえ、店内に下ろした。冷たい空気が店内に吹き込む。
客の悲鳴を背に、由美は再び夜の街に飛び立った。
『神社の方だ!』
哉太の意思を受け、由美は視線を巡らせた。幕森駅から幕森大社へ通じる大通りに、それは在った。
「これって……」
人の形を模した巨躯。
筋肉のようなもので膨れ上がった、赤銅色の体。
地面に接触しそうな、長い腕。
異様な猫背。
そして、大きく割けた口からはみ出した牙と、額には一対の角。
荒魂の特徴はそのままに、大きさだけが常軌を逸していた。遠目に見る限り、通常の三倍ほど。由美は目を疑った。
『核の位置を送る。たぶん、こいつが奴の奥の手だ』
巨大な荒魂は、両手、両足、胴体に計五個の核を持っていた。
無兆を捕えて、彼の居場所を特定する。哉太が提示した作戦だ。現段階では計画通りに進んでいた。いや、上手くいきすぎている。
あの男がこの程度で尻尾を出すとは到底思えない。どんな事態にも対応できるよう、由美は無兆の首を掴んだまま刀を構えた。
『これから、あんたの場所を探る。もうすぐ愛しの由美がそっちに行くぞ』
『それは楽しみだ』
哉太も由美と同様の違和感を覚えているはずだ。その証拠に、未だ突入の合図が出ていない。
敢えて勝ち誇って油断した態度をとるのは、油断を誘うための演技だ。こちらが久隆を探知しているということは、その逆もあって然るべきだ。少しでも現状に疑いがあるような態度を取れば、警戒されかねない。
作戦が上手くいった場合は必ず裏がある。戦いの前に確認した、由美と哉太の共通認識だ。その裏を見せるまでは、こちらを侮っていてもらう必要がある。
『どうした? 由美は動かないようだが』
『……ちっ』
迫真の舌打ちに由美は内心で喝采した。既に由美には久隆の位置情報が送られてきている。手間取っているのは、あくまでも見せかけだ。自分だったら、どこかでわざとらしさが出てしまっていただろう。
『そうか、残念だったな』
久隆が呟いた直後、暴れていた無兆の体から力が抜けた。由美は《操》の接続が遮断されたと直感した。哉太経由で伝わる久隆の意思も途切れている。
『そいつにとどめを』
「了解」
無抵抗の胸部に刀を突き立てると、無兆は跡形もなく消え去った。
『まだ動くなよ』
「うん、大丈夫」
自信過剰気味の久隆には、子供を手玉にとっていると勘違いさせておきたい。手の内が知れるまでの我慢だ。
『兆候、来たぞ』
「うん」
哉太から送られてきた情報に、由美は眉をしかめた。
「厄介だね」
『だな』
荒玉の兆候は三つ。数こそ多くないものの、その場所が問題だった。幕森駅と隣接する五階建ての商業ビルの中、それも階に分かれて点在していた。
移動には階段かエスカレーターを使う必要がある。それに人も多い。翌日にイベントを控えている今は、普段の倍以上の賑わいだ。
「どう思う?」
『時間稼ぎだろうな』
「だよね」
あの場で荒魂が暴れたら被害は相当なものになるだろう。仮に全ての人を救うという意思がなくとも、見過ごせるものではない。
荒魂の目的は、人を喰うことではない。視覚と聴覚だけで姿を現した、久隆の言葉だ。
今のタイミングでビルの中に出現させたのは、彼の発言を裏付けることになる。人を喰わせたいのであれば、人が密集している所に行けばいい。他に目的があるからこそ、これまで建物の中には現れなかったのだ。
ここまで証拠が揃えば、幕森大社を目指しているというのにも信憑性が出てくる。恐らくはここで時間稼ぎをした後に、本命を出してくるのだろう。
「これは、乗るしかないね」
『だな。奴が動いたらそっち優先な。ビルの中のは俺が抑える』
「……使うんだね、《操》」
『そりゃそうだよ。人は喰わせない』
簡単に言ってのける哉太に恨み言が出かかったが、由美は無理に飲み込んだ。今夜はそれを言わない約束だ。
「じゃぁ、行くよ」
『おう』
由美はビルの屋上から飛び降り、駅ビルの入口へと向かった。予想通り、無兆の妨害はない。無兆を出せば位置が知られるという認識を植え付け牽制する。これも作戦のひとつだ。
「うわっ……」
人混みの中ではかなり動きが制限される。買い物客と接触しないように兆候へと向かうのは、かなりの集中力を要した。よく暖房がきいているため、外との寒暖差で一時的に呼吸がしにくくなることも、移動の難しさに拍車をかけていた。
『由美、声を出すなよ。力を使っていても、勘のいい人がいたら気付くかもしれない』
哉太の言葉に、同意を示す意思だけ送る。細かいやり取りはできないが、ここでは致し方ない。
最初の兆候は、一階の食料品売り場だ。下の階から順に、時間差で実体化するようになっている。手の込んだ時間稼ぎは、嫌がらせと同じに感じられた。
カートを押す人々をすり抜け、輪郭を露わにした荒魂へと槍を突き刺す。たった一体の荒魂を処理するにしては、ずいぶんと疲労を感じていた。
『次、三階だ。左にあるエスカレーターを使ってくれ』
由美は無言のまま跳躍し、エスカレーターの手すりへ飛び乗った。そのまま、人の手を踏まぬように足を進める。紳士服売り場の真中に、二つ目の兆候が見えた。
比較的人通りが少ないいため、先ほどに比べ接近は容易だった。由美は長槍を構える。
『由美、外に兆候だ。そいつをやったら、外に出てくれ。五階のは、任せてくれ』
哉太に向けて、承諾の意思を送る。五階に最後の兆候があるが、それは無視せざるを得ない。荒魂が幕森大社に入ってしまえば、久隆の思う壺だ。
目前のものが形を成すまで、あと数分。緊張感を維持しつつも、由美は動きを止める。
『だめだ! 今すぐ出ろ! 窓を突き破ってもいい!』
叫ぶような意思が飛び込んできた。由美は反射的に走り出す。哉太がここまで言うのであれば、並みのことではないはずだ。来た時と同じにエスカレーターを使っている暇はないと判断する。
駅ビル三階の端には全国チェーンのコーヒーショップがある。由美もよく利用している場所だ。そこの壁面は一部ガラス張りになっていた。
由美は刀を手に、店の中に突入した。夜景に向かって三回、青白い刃を振る。ガラスに三角形の筋が入った。
「ふっ!」……
外に向かって落下しそうになるガラスを《動》で捕まえ、店内に下ろした。冷たい空気が店内に吹き込む。
客の悲鳴を背に、由美は再び夜の街に飛び立った。
『神社の方だ!』
哉太の意思を受け、由美は視線を巡らせた。幕森駅から幕森大社へ通じる大通りに、それは在った。
「これって……」
人の形を模した巨躯。
筋肉のようなもので膨れ上がった、赤銅色の体。
地面に接触しそうな、長い腕。
異様な猫背。
そして、大きく割けた口からはみ出した牙と、額には一対の角。
荒魂の特徴はそのままに、大きさだけが常軌を逸していた。遠目に見る限り、通常の三倍ほど。由美は目を疑った。
『核の位置を送る。たぶん、こいつが奴の奥の手だ』
巨大な荒魂は、両手、両足、胴体に計五個の核を持っていた。
0
あなたにおすすめの小説
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
最初から最強ぼっちの俺は英雄になります
総長ヒューガ
ファンタジー
いつも通りに一人ぼっちでゲームをしていた、そして疲れて寝ていたら、人々の驚きの声が聞こえた、目を開けてみるとそこにはゲームの世界だった、これから待ち受ける敵にも勝たないといけない、予想外の敵にも勝たないといけないぼっちはゲーム内の英雄になれるのか!
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
本能寺からの決死の脱出 ~尾張の大うつけ 織田信長 天下を統一す~
bekichi
歴史・時代
戦国時代の日本を背景に、織田信長の若き日の物語を語る。荒れ狂う風が尾張の大地を駆け巡る中、夜空の星々はこれから繰り広げられる壮絶な戦いの予兆のように輝いている。この混沌とした時代において、信長はまだ無名であったが、彼の野望はやがて天下を揺るがすことになる。信長は、父・信秀の治世に疑問を持ちながらも、独自の力を蓄え、異なる理想を追求し、反逆者とみなされることもあれば期待の星と讃えられることもあった。彼の目標は、乱世を統一し平和な時代を創ることにあった。物語は信長の足跡を追い、若き日の友情、父との確執、大名との駆け引きを描く。信長の人生は、斎藤道三、明智光秀、羽柴秀吉、徳川家康、伊達政宗といった時代の英傑たちとの交流とともに、一つの大きな物語を形成する。この物語は、信長の未知なる野望の軌跡を描くものである。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる