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第5章 魔剣と魔人

次回予告『エピローグ 夜明け』

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リュール様、私あなたの剣でよかったです
意思を持つ前からそうでした
あなたの力となり、あなたを守り、あなたを支えた
道具としてこの上ない誇りでした
人の姿を得てからも同じです
特殊な存在である私を変わらずに大切にしてくださいました

そんなリュール様のお役に立てたことは、私にとって何よりも嬉しいことなのです
だから、この結末も悲しむ必要はないのです
私はいつまでもお側におります
剣としては使えなくても、心はここにあります

リュール様はいつまでも、リュール様のままでいてください
人でも魔人でもなんでもいいのです
あなたのお心が失われないことが私の望みです

さようならは言いません 
いつか、またご挨拶できることを願っております
それでは、しばしのお別れです
道具として、魔剣として、ブレイダとして、お慕い申しております

『エピローグ 夜明け』

私はいつまでもリュール様の剣です
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感想 47

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