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謎探し
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秀達は神社に向け歩いていた、その道中
ミ】…秀さん
秀】ん?
ミ】昨日部屋でね、言おうとした事、今なら話しても良い?
秀】あー、そう言えばそうだったな。いいぞ。
ミ】えっとね、香さんとお風呂に入ってる時にね、聞かれたの。何か不思議な物が見えたりしない?って
秀】そうか、やっぱりか。
ミ】見えないって答えたけど…香さんは…なんであんな事聞いたの?
秀】…恐らくだが、カマをかけたか、私にはバレてるよって意味だろうな。
秀】香が氣操人だとしたら立場上、氣が使えるのかどうか見定める必要があるからな。俺が氣操人に接触した事が香に伝わってるならミナに口止めをする事も読んでるだろう。
秀】そしてさっきミナが話した様に、ミナが俺に伝える事も読んでたはずだ。だから…ミナじゃなく、俺にカマをかけたのかも知れねーな。
ミ】⁇…よく分からないけど…香さんは悪い人なの?
秀】どうだろうな、そうじゃ無いと信じたいが。
秀】香は俺が氣を使える事を知ってるだろう、それでも尚言ってこないのは謎だ。
秀】エレナに見てもらったが良い人でも悪い人でも無いって言われたしなぁ。
レ】不思議な人よ、本当にどちらか分からなかったの。
ミ】……。
秀】ま、ミナが気にする事じゃねーよ、心配すんな。
秀】ほら、着いたぞ。
話している間に神社の階段の前へと着いていた。階段の先からは煙が上がっていた。
2人は階段を上がった。
秀】ったく、いっつもここにいんな。
秀とミナは椅子に座るエイジの前へ立った。
エ】言ったろう?基本俺はここに居るってな。
秀】ここまで暇人だとは思わなかったよ。
エ】うるせーな。
エ】で、またスクープ話か?
秀】あぁ、とっておきのな。
エ】ほう、そりゃあ楽しみだ、その話の主人公はこの可愛らしい嬢ちゃんか?
秀】ご名答。
秀は腰を下ろした。
秀】一から話すよ。
秀は事の経緯を話した。
エ】…お前はトラブルメーカーか、相変わらずおもしれぇ人生してやがる。
エ】まさか浮遊氣まで連れてくるたぁ思わなかった。
秀】まぁな。
秀】で、俺からの提案なんだが…。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ミ】…秀さん
秀】ん?
ミ】昨日部屋でね、言おうとした事、今なら話しても良い?
秀】あー、そう言えばそうだったな。いいぞ。
ミ】えっとね、香さんとお風呂に入ってる時にね、聞かれたの。何か不思議な物が見えたりしない?って
秀】そうか、やっぱりか。
ミ】見えないって答えたけど…香さんは…なんであんな事聞いたの?
秀】…恐らくだが、カマをかけたか、私にはバレてるよって意味だろうな。
秀】香が氣操人だとしたら立場上、氣が使えるのかどうか見定める必要があるからな。俺が氣操人に接触した事が香に伝わってるならミナに口止めをする事も読んでるだろう。
秀】そしてさっきミナが話した様に、ミナが俺に伝える事も読んでたはずだ。だから…ミナじゃなく、俺にカマをかけたのかも知れねーな。
ミ】⁇…よく分からないけど…香さんは悪い人なの?
秀】どうだろうな、そうじゃ無いと信じたいが。
秀】香は俺が氣を使える事を知ってるだろう、それでも尚言ってこないのは謎だ。
秀】エレナに見てもらったが良い人でも悪い人でも無いって言われたしなぁ。
レ】不思議な人よ、本当にどちらか分からなかったの。
ミ】……。
秀】ま、ミナが気にする事じゃねーよ、心配すんな。
秀】ほら、着いたぞ。
話している間に神社の階段の前へと着いていた。階段の先からは煙が上がっていた。
2人は階段を上がった。
秀】ったく、いっつもここにいんな。
秀とミナは椅子に座るエイジの前へ立った。
エ】言ったろう?基本俺はここに居るってな。
秀】ここまで暇人だとは思わなかったよ。
エ】うるせーな。
エ】で、またスクープ話か?
秀】あぁ、とっておきのな。
エ】ほう、そりゃあ楽しみだ、その話の主人公はこの可愛らしい嬢ちゃんか?
秀】ご名答。
秀は腰を下ろした。
秀】一から話すよ。
秀は事の経緯を話した。
エ】…お前はトラブルメーカーか、相変わらずおもしれぇ人生してやがる。
エ】まさか浮遊氣まで連れてくるたぁ思わなかった。
秀】まぁな。
秀】で、俺からの提案なんだが…。
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