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めんやー

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謎探し

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コインをポケットに入れた


秀】……。


秀は膝をつき手を合わせた。


(秀頭、必ず…行きます。だからゆっくり休んで下さい)


秀は牢を出て、壁伝いにふらつきながら廊下を歩く。


秀】はぁはぁ。

秀】うぉぇぇぇ。


秀は戻してしまった。


秀】はぁはぁ…。


秀は思い切り地面を殴った。

「ドゴォォォォォ」と大きな音が響く。


秀】はぁ…はぁ……。

秀】ふーーー。


秀は荒れた息と、精神を立て直した。

そして真っ直ぐ歩いていると、異変に気づく。


秀】‼︎


(秀頭、…奥からすげぇ氣を感じる…)


秀は奥に進み牢屋を覗き込んだ。


(秀頭、ここからだ…。)


?】何か様か?


(秀頭、人間…いや、何か違う気がする…)


秀】いや、誰が居んだろうって思ってな。ただの好奇心だ。


?】なら済んだろう?とっとと失せろ。


秀】まぁそう言うなよ、話そうぜ。

秀】何でこんなとこ居んだ?お前なら出られるだろ?


?】お前には関係ない事だ。

秀】ふーん…。

秀】ま、一応牢は壊しとくわ。

秀】ちなみに看守はもう居ねーからな。


そう言うと右手に気を集中し牢屋を殴り壊した。


砂煙が宙を舞う。秀は道を戻り上へ登った。
そして砂煙が止んだ…。


?】……。


鋭い目つきと、身長160センチ程の真っ黒のマントを羽織った男が壁に寄りかかり座っていた。

ーーーー
ーーー
ーー


秀は地上に上がりバレット、ミーレ、エリカと合流、外に出た。


バ】いやぁー、煙たかったー。


バレットは大きく体を上に伸ばした。


秀】話すにしろ、場所はどうする?

バ】俺の泊まってる旅館に行こうよ。

秀】泊まりで来てんのか。

バ】まぁね。今夜だけだけど。

バ】所でその子はどうすんの?一緒に連れてくの?

秀】あぁ、取り敢えずはな。

バ】親心配するんじゃない?

秀】そんな親ならとっくに返してるよ。

バ】?親に何か問題があるって事?

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秀】エレナが持ってるクマに言われたんだよ。
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バ】あぁー、そう言えば浮遊氣だったね。

バ】んんーなんだかめんどくさい事になってるなー。

秀】あの子が起きるまで旅館で待とう。

バ】まぁ…そうするしか無いか。


秀達は旅館の前に着いていた。


秀】おぉー、いい所泊まってんなぁ。

バ】氣操人は給料いいからさ。この旅館は経費だし。

バ】秀も直ぐ泊まれる様になるよ。
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