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14話 最終決戦と大団円
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俺達が進んでいくと大きな扉があった。
「おそらくここに魔王がいるはず」
「みんな注意して進むぞ」
「わかりました」
俺達は慎重に歩を進める。
すると玉座に誰かがいた。
「よく来たな勇者共よ」
「貴様が魔王か?」
「いかにもその通り」
「ならば倒すのみ」
「ほう? 面白いことを言うではないか」
「覚悟しろ」
「やれるものならやってみろ」
戦いが始まった。
「はあっ!!」
「ぐっ!」
魔王の悪しき気の波動が俺達を襲う。
俺でも若干気圧される波動。他の3人は当然のごとく腰を抜かして倒れる。
「きゃあ」
三人はそのまま水たまりを作る。
恐怖とショックによる失禁だった。
「どうした? もう終わりか?」
「くそっ」
俺はなんとか耐える。
「まだまだだ」
「ふん、その意気だけは褒めてやる」
「そりゃどーも」
俺はもう一度切りかかる。
「はあああああああああ!!!」
「ぬおおおおお!!」
激しい打ち合いが続く。
「はぁはぁ」
「ふぅふぅ」
どちらも息切れを起こしていた。
「なかなかやるじゃないか」
「お前こそな」
「ならばこれはどうかな?」
魔王が何かを唱え始める。
呪文詠唱だ。 だが対魔法の用意は俺にもある。
その時だ。
銃声が響き、魔王に当たる。
「わっ、私だっているんだから」
クリムだった。魔導銃での一撃だ。
それに続きリンネも炎魔法を魔王にぶつける。
「私だって!」
リンネも体を震わしながらも立って居る。
ルリアも補助魔法をかけている。
三人ともスカートを黄色い染みで汚しながらも勇敢に立って居た。
だが魔王にそれは悪手だった。
「小賢しい真似をしおって」
魔王の邪悪なオーラが三人に襲い掛かる。
「ひぃ」
「こ、怖い」
「うう」
三人はまたスカートに新しい染みを作り水たまりを作りながら倒れてしまう。
俺一人になった。
「もう貴様一人だ」
魔王は俺に視線を向ける。
俺は剣を鞘に納めると最後の魔法を使う決意をする。
「しょうがない。最後の技だ」
俺は黒炎龍を出す決意をする。
体に負担がかかるので封印していた俺の最大の必殺技だ。
「なんだ? 命乞いか?」
「違うさ。お前を倒すための必殺奥義の準備だ」
「ほお?」
「いくぞ」
俺の体の中で魔力が高まる。
「これが俺の全力だああ!!」
俺の右腕に黒い炎が纏われる。それは龍に姿を変えていく。
「ダークフレイムドラゴンショット!!!」
俺は魔王に向かって暗黒の竜を放つ。
「無駄だ! そんなものが効くか!」
魔王は障壁を張る。
「無駄だっ!」
だが魔王の張った障壁は一瞬で破られる。そしてそのまま魔王を飲み込み燃え盛る。
「ばかなああああああああああああああああああ」
魔王は断末魔の悲鳴を上げて最後には炭すら残らずこの世界から永遠に消え去った。こうして魔王との戦いは終わった。
俺達は帰還し英雄としてみんなから祝福された。
3人はお漏らしの染みが街中にばれるがそれも勇者の勲章として逆に褒められる始末。
3人は複雑そうだがまあこれで世界は平和になったのだ。
最もその後3人は恐怖の後遺症でおねしょが本格的に再発してしまいレオールに何度も面倒見られることになるのだが。
しかし3人を決してからかわず優しく接するレオールに3人も惹かれ4人は末永く幸せに暮らしたとか。
完
「おそらくここに魔王がいるはず」
「みんな注意して進むぞ」
「わかりました」
俺達は慎重に歩を進める。
すると玉座に誰かがいた。
「よく来たな勇者共よ」
「貴様が魔王か?」
「いかにもその通り」
「ならば倒すのみ」
「ほう? 面白いことを言うではないか」
「覚悟しろ」
「やれるものならやってみろ」
戦いが始まった。
「はあっ!!」
「ぐっ!」
魔王の悪しき気の波動が俺達を襲う。
俺でも若干気圧される波動。他の3人は当然のごとく腰を抜かして倒れる。
「きゃあ」
三人はそのまま水たまりを作る。
恐怖とショックによる失禁だった。
「どうした? もう終わりか?」
「くそっ」
俺はなんとか耐える。
「まだまだだ」
「ふん、その意気だけは褒めてやる」
「そりゃどーも」
俺はもう一度切りかかる。
「はあああああああああ!!!」
「ぬおおおおお!!」
激しい打ち合いが続く。
「はぁはぁ」
「ふぅふぅ」
どちらも息切れを起こしていた。
「なかなかやるじゃないか」
「お前こそな」
「ならばこれはどうかな?」
魔王が何かを唱え始める。
呪文詠唱だ。 だが対魔法の用意は俺にもある。
その時だ。
銃声が響き、魔王に当たる。
「わっ、私だっているんだから」
クリムだった。魔導銃での一撃だ。
それに続きリンネも炎魔法を魔王にぶつける。
「私だって!」
リンネも体を震わしながらも立って居る。
ルリアも補助魔法をかけている。
三人ともスカートを黄色い染みで汚しながらも勇敢に立って居た。
だが魔王にそれは悪手だった。
「小賢しい真似をしおって」
魔王の邪悪なオーラが三人に襲い掛かる。
「ひぃ」
「こ、怖い」
「うう」
三人はまたスカートに新しい染みを作り水たまりを作りながら倒れてしまう。
俺一人になった。
「もう貴様一人だ」
魔王は俺に視線を向ける。
俺は剣を鞘に納めると最後の魔法を使う決意をする。
「しょうがない。最後の技だ」
俺は黒炎龍を出す決意をする。
体に負担がかかるので封印していた俺の最大の必殺技だ。
「なんだ? 命乞いか?」
「違うさ。お前を倒すための必殺奥義の準備だ」
「ほお?」
「いくぞ」
俺の体の中で魔力が高まる。
「これが俺の全力だああ!!」
俺の右腕に黒い炎が纏われる。それは龍に姿を変えていく。
「ダークフレイムドラゴンショット!!!」
俺は魔王に向かって暗黒の竜を放つ。
「無駄だ! そんなものが効くか!」
魔王は障壁を張る。
「無駄だっ!」
だが魔王の張った障壁は一瞬で破られる。そしてそのまま魔王を飲み込み燃え盛る。
「ばかなああああああああああああああああああ」
魔王は断末魔の悲鳴を上げて最後には炭すら残らずこの世界から永遠に消え去った。こうして魔王との戦いは終わった。
俺達は帰還し英雄としてみんなから祝福された。
3人はお漏らしの染みが街中にばれるがそれも勇者の勲章として逆に褒められる始末。
3人は複雑そうだがまあこれで世界は平和になったのだ。
最もその後3人は恐怖の後遺症でおねしょが本格的に再発してしまいレオールに何度も面倒見られることになるのだが。
しかし3人を決してからかわず優しく接するレオールに3人も惹かれ4人は末永く幸せに暮らしたとか。
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