飛んで火に入る夏の虫に転生しました。

いんげん

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ミイラ取りが…

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「…ヒナタ……好きだ……ヒナタ…」

兄さんが熱に浮かされたように、僕の頬にキスをしている。
先ほど大量に射精したのに、兄さんのペニスは、また完全に勃起して、僕のペニスを誘うように突いている。

「…愛している……お前と一つになりたい…」

もどかしい思いを伝えてくるかのように、兄が僕の頭を抱き寄せて、額と額をくっつけた。

ど…どうしよう…、えっ……これって、媚薬のせいで思考能力がアレで、僕に愛を伝えているの?
それとも…兄さん…まさか、本当に禁断の兄弟愛に目覚めたの?

うぅ…まずい…兄さんの告白に、嬉しい意味でドキドキしている自分が居る。

だって、坂巻アスカは、めちゃくちゃ好きなキャラだったし…今までずっと一緒に過ごしてきて、もっと好きになった。
純粋な兄弟愛も確かにある。でも、兄さんのエロスな部分を妄想するだけで、凄く興奮する、不純な気持ちも有る。
これは、例えばAVとか、きわどいグラビアとか…そういうエッチな媒体に対するような気持ちなの?

そういえば…バイウ-と、あんな事したけど、別に凄い嫌悪感とか無かった。
もう一回、したいかと聞かれたら、絶対お断りするけど。

あれ? もしかして、僕って尻軽ってやつ? 淫乱ってタイプなの?
えっ…どうしよう、自分で自分が分からなくなってきた。

「……ヒナタ……」
「うわぁ!」

あれこれ一人で悩んでいるうちに、兄さんの指が、とんでもない所に触れてきた。

お尻の穴だ。

「なんでっ…そんな所!」

ビックリした僕は、グッと腕に力を入れて兄を押し返すが、体格差は歴然としていて、びくともしない。

お尻の穴って…ま…まさか……。

僕が受け⁉

えっ…皆が攻め気質の、戦う男達BLゲームで僕が受け!?
駄目!駄目!絶対に駄目だ!
確かに、僕の見た目は、一昔前のBLが耽美とかの世界だった頃には、受けだった。
寄宿舎とかにいる、お財閥のご令息で、よく倒れる文学少年だ。ピアノとか嗜んでる感じの。

でも、まって…このゲームが発売された令和の日本では、もう受けも攻めも多様化されて、見た目弱そうな方が受けっていう時代じゃ無いんだよ!
むしろ筋肉モリモリの美青年が受けなんだよ!なんなら、普通のおじさんとかが美少年にイタズラされちゃう作品とか多い時代なの!

「…ヒナタ…優しくする……お前を傷つけたりしない……」

兄の指が精液の力を借りて、にゅっと僕のお尻に入った。

「やだっ……駄目だよ兄さん!こんなの駄目!」

第1関節入って来たけど、全然痛くないし、むしろ何だかサワサワするのが、もっと駄目!
大好きな兄さんの雄っぱいを、ぐーっと押すけど歯が立たない。

「…駄目じゃない……俺はずっと…お前と…こうしたいと思っていた……っう……ぐっ……ヒナタ!」

兄さんが僕の体を軽々とひっくり返し、ペニスをお尻に沿わせると、また大量に射精した。
僕のお尻に温かいソレが降りかかる。
お尻から睾丸の方に流れていく精液の感覚に、僕の中がキュンっとした。

なに…この感じ……。
射精とは違う快感に、恐ろしさでブルっと震えた。
お尻がヒクヒクする?

えっ…何これ…まさか、僕の体までBLゲーム仕様になっているとか?

「駄目!兄さん、落ち着いて!僕のせいなの!僕が兄さんに媚薬を盛ったの」

このまま流されたら、戻れないところに……ピリオドの向こう側に逝っちゃう、そう思って白状した。

「……媚薬……」

兄さんは、勃ちあがってドクドク脈打つペニスを見つめた。
そして……ふっと微笑んだ。

「そうか……随分と大胆な誘い方だな……嬉しいよ」
「ひっやぁ…ん……ちがっ……やっ…」

僕を後ろから抱きしめた兄さんは、精液を塗り込むように、お尻に指を挿入した。

「……あっ!そんなっ……僕たち兄弟だし!だめ…あっ……う…」

指は全く痛みなく僕の中を広げていく。
おかしい…何で、痛みどころか、違和感すらないの?

えっ…この世界、女性が減少して人口が減って行ってるんだけど……その為に男性同士で、より楽しめる進化とかしたの?

「俺たちは実の兄弟じゃないだろ……だから何も問題ない……」
「……えっ……うわっ……んっ!」

兄さんの衝撃の告白と共に、お尻に衝撃が走った。
なんだか、びゅって!おしっこ出そうな…射精しそうなところがあった……まさか……これって。

「……ヒナタ……ここが気持ちいいのか?」

兄さんの指が、そこを擦るように動いた。

「あっ!あっ…んっ……あぁー!」

気持ち良い…。
逃げたいような、追いすがりたいような不思議な気持ちになった。
自然と眉間に皺がよって、体に力が入った。

「かわいい…ヒナタ……可愛くてたまらない!」

兄さんの指が抜けて、僕の中が喪失感で、ぐちゅぐちゅと動いた。
僕のお尻に、指とは違う何かが触れた。

「あっ……だっ…だめ……こわいよ!兄さん!」

ぐっと押し付けられた、兄さんのペニスが……僕の中に入ってくる。
ぐぐっ…と押し入ってくるソレを、僕の蕾は拒む事なく、呑み込んでいく。
痛くない…。
おかしいよぉ!何で痛くないの?
僕の体、どうなってるの?

「ヒナタ……アスカって呼んでくれ……うっ……ヒナタ…うっ……うぁ……」

兄の亀頭が、僕の中におさまった。
すると、兄さんがペニスが、ゆっくりとピストンし、僕の中で射精した!
びゅる、びゅる…って僕の気持ち良いところにかかって……熱い!!

「兄さんっ!だめっ…動いちゃ…ああー!だめ……あっ…ああ!」

ぐちょぐちょになった中で、兄さんのちんちんが、僕の気持ち良いトコロを掻きまわす。

「アスカだっ……ヒナタ……うぅ……うぁぁあ……くっ……ヒナタ!」

兄さんのペニスが、限界まで引き抜かれ、再び挿入されると、僕の肉襞が兄さんのペニスに吸い付くように絡む。

「お…おかしいよぉ!やっ…ああああー!気持ち……いいの!やだっ……変だよ…んぁああ…」

兄さんの精液が溢れそうなくらい中を満たしている。

ぐちゅ…ぐちゅ…と卑猥な音がする。

パンパンと腰を打ち付ける音も。

でも何よりも、無意識に喘ぐ、いつもより高い自分の声が部屋に響く。

「あぁあ!いっ…やぁ……あああー!!アスカ…アスカ兄さん!!あっ…あああ!」

ぷっくり膨らんだ、気持ちいいトコロは、まるで敏感になった亀頭のようで……濡れた兄さんのペニスで、擦られ、押され、めちゃくちゃにされて、腰が抜けそうだ。

気持ち良い…気持ち良いよぉ!

気持ち良すぎて一瞬逃げようと、腰を引くと、更に後ろから激しく突かれた。
兄のちんちんが、僕の前立腺を潰すたびに、僕の精液が、びゅる…びゅるっと吹き上げた。

「…うっ…ぐっ…ああぁ……ヒナタ!くそっ……うぁあ……止まらないっ……ヒナタ!好きだ…ぁあ……」
「んんー!あっあああー!もう…だめ!もうやだぁ!きもちいいよぉ!やだぁ!」

これ以上、気持ち良くなったらおかしくなる!

もう終わりにして欲しくて、ビクッっと太ももが痙攣して逝く瞬間に、お尻に力を入れた。すると…兄のペニスを最奥まで呑みこんで、締め上げてしまった。

「くっ…ぁああ!うっ…あああ!」

兄が僕の中で激しく痙攣して、僕の中を揺らし、大量の精液を吐き出した。

「ああああー!いやああ!揺らさないで!あああ!あつい……いやああ!止まらないよお!」

僕のペニスからも、水みたいな精液が吹き出した。中の逝くのも止まらない!

すると最奥で射精する兄が、僕を後ろからキツく抱きしめて、僕のペニスを握り、しごき始めた。

「ヒナタ!…かわいい…ヒナタ!」
「ひゃああああ!ばかぁ!兄さんのばか!嫌い!あああぁ!」

逝ってる最中のペニスをしごかれて、僕は呼吸もままならなくなり、目の前が真白になって来た。

「うっ……あっ……あああ!」

力を失い弛緩した僕の中で、締付けの無くなった兄さんが、また逝った。
僕は意識を失いながら、自分も逝くのを感じた。

「ヒナタ…ヒナタ?!大丈夫か!ヒナタ!」












□□□

差し替えました。




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