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鳥人間飛行
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僕は丘の下を向いて、腕を広げて立った。
どうなるのだろうという、ドキドキとワクワクで心臓の鼓動が早くなる。
離れていったオルニスの足音が後ろから聞こえる。
たった たった…
僕よりも早くて軽い足音が僕に迫る。
バサッ バサッ
僕に近づいてくる気配と音に、振り返りそうなるけれど、何とか耐えて、ウズウズする羽をやや下に向かって広げ、腕もピンっと横に伸ばした。
「飛ぶぞ…」
ぶわっ
「……っ!」
背後からやって来た旋風が、僕を巻き上げた。
その衝撃に体が前に傾いて、あれ…こける…と思ったけれど…。
オルニスにガッチリと脇の下から抱きかかえられ、前のめりに倒れた体が、草に迫る前に浮き上がった。
「…ぅあ……」
ヒュンとお腹が震え、滑走路を離れる飛行機のように僕の体が浮いている。
ブラブラ
後ろから抱きしめられる形で、浮かんだ僕の足がブラブラ揺れる。
「…あっ…」
飛行機みたいに車輪を仕舞わないと!
足に力を入れて、ピンと伸ばした。
「上手だな、チーロ。もっと高度を上げるぞ」
耳元で聞こえた艶のある声に、体がブルッと震えた。
オルニスの力強い大きな羽根が、風を押し上げると、丘の斜面が遠くなる。
一気に目線が高くなり、空に放り出されたみたいで、怖くなりお腹を掬い上げてくれている逞しい腕をギュッと掴んだ。
「…チーロ…怖いか?」
オルニスの声は風に邪魔される事なく、良く聞こえた。
「………ううん……怖くない……
」
ワイヤーに吊るされているわけでも無く空を飛んでる。
緑が広がる地平線を空から見ている。
街や森が遠くに見える。
キリリと冴えた空気を胸いっぱいに吸うと、僕の体が新しくなるみたいだ。
……すごい……すごいよ。
感動で見開いた目に涙が滲みそうだけど、視界が潤んじゃうといやだから必死に耐えた。
今、この瞬間、僕は鳥になっている。
流れる風が僕らの体を押し上げて、高く、早く空を進む。
大地から解き放たれて、僕らは自由だ!
お空は、さいこおおおっ!
心が叫んでいるけど、言葉は口にしたくない。
風に僕の言葉が混ざったら、この澄んだ空の世界が台無しになる。
二人の間に潰されている羽根がピクピクして喜んでいる。
オルニスの羽根が角度を変えると、違う風の流れに入って、高さが変わる。
うわああああ
海が見えた!
キラキラ輝く、青い海。
もう…感動しすぎると、心って無になる……
すごい……
空って広いんだ
知らなかった
僕ってこんな広い世界に生きていたんだ……
「……ひくしゅん!」
感動で鼻がムズムズしたのか、肌寒いせいか……くしゃみが出た。
突然の現実感…。
「そろそろ、戻るぞ」
「やだぁ!!チーロ、もっと飛ぶりたいです!」
「また、今度な…」
夢の終わりが告げられた。
もっと飛んでいたいのに!という抗議の言葉は、突然の切り返しに風がブオオオっとなって、かき消された。
海が遠ざかる。
あぁ…海のすれすれとか飛んでみたかったなぁ……。
でも僕だってソコソコ体重あるし、抱いて飛ぶなんて大変そうだしな……すごいなぁオルニス…。
カッコいい!
なんか…こう、胸がキュってなるよね…。
恐ろしい…イケメン……同じ男なのに……妙な気持ちになる。
「どうした?チーロ寒いか?」
オルニスが、僕の抱く向きを正面に変えて、ギュッっと抱きしめた。
オルニスの首に顔が埋まる。
「……だいじょぶよ……」
なんだこの安心感……満たされる感じ……。
大丈夫じゃないぞ…何だか、違う面で大丈夫じゃない……。
女の子……どこかに可愛い女の子は居ませんか!
「そうか…良かった」
オルニスが、僕を見下ろして、ふっと優しい笑顔で笑った。
「?!」
ブルブルと僕の羽根が震えた。
お…恐ろしい…美しさの暴力…。
僕は、まだ大丈夫…大丈夫…。
オルニスは、お兄ちゃん……兄……。
ギュッと、オルニスの首にしがみついて心の中で唱えた。
「疲れたのか?寝ていても良いぞ。チーロの事は何があっても落とさないからな…」
オルニスの唇がチュッと音をたてて僕のおでこに触れた。
「ふぉ!」
思わず変な声が出た。
ヘイ、ブラザー、スキンシップが過多じゃないかい……。
「街が見えたぞ……ん?何だ?あれは……」
オルニスの険しい視線の先には、僕らを待っているアガメルと……。
街の方から土煙を上げて走って来る……
馬のように早い…
人間
それは、外の人、名前はボブ!
えっ…ちょ……足の怪我は、驚異的なスピードで良くなっているって聞いたけど……
「なんだ…あの速さ……」
丘の中腹に、ふわりと降りたオルニスが僕をそっと地面に降ろしてくれた。
「ボブ……はやいね……」
漫画みたいに、ドドドドっと走ってくる外の人にビビったのと、まだ、ふわふわ飛んでいるみたいで足が震えた僕は、オルニスの腰にガシッと腕を回してしがみついた。
「人間のスピードではありませんね…」
近くに来たアガメルが、僕らの前に立って警戒心を顕にした。
「天人さまあああ!」
走りこんで来たボブを、アガメルがどこから出したのか…仕込杖みたいなモノで、凪払おうとした。
「ありがとうございます!!」
しかし、アガメルの一歩手前で土下座よろしく、しゃがんだ為に、アガメルの一撃は風を切って、ボブのドレッドヘアーを掠っただけで終った。
「……ちっ」
一瞬、アガメルが舌打ちしたかと思ったけど、気のせいだよね…。
「天人様のお陰で、俺の足が良くなったどころか、速くなりました!!」
ボブが顔を上げて、街で会った時よりも小綺麗になった顔で見つめてくる。
なぜだか厳つい目からは、キラキラした星が見えそうだ。
「えっ……」
僕ら3人の間に沈黙が流れる。
アガメルが明らかに、冷たい目でボブを見下ろしている…。
「カードです!俺の足がはやくなるようにって書いて下さったからですよね!!」
「……足……はやくなるしたの?」
えっ…嘘でしょ!
「はい!見てください!この足の筋肉!」
ボブが膝下丈程のズボンをめくりあげた。その足は、お見舞いの時よりも一回り発達し、競輪選手の足みたいだった。
「おぞましいものを見せるな…」
オルニスが低い声で言った。
あれ?コレってもしかして……
チーロ、チート来た?!
特殊能力開花しちゃった!!!
「……天人の羽根の威力でしょうか?」
アガメルがオルニスを振り返った。
えっ……やだやだ!!それじゃあ、僕の特殊能力じゃなくて、オルニスのじゃん!!
「いや…聞いたこと無いが……」
来た!!
来た来た!!
僕の時代来た!!
「チーロさま、試しにここで何か書いて見ますか?」
アガメルが持ってきた荷物から、インクや羽ペン、紙を出してくれた。
「よし!」
僕の無双が始まる。
オルニス達が心配そうに集まって僕を見守る。
アガメルが持ってくれているインク壺にペンをチョンチョンして、ボブが手のひらに載せてくれている紙にペンを走らせた。
どうしよう……まずは簡単な事からが良いよね…。
『ボブがいい声で叫ぶ』
「な…チーロ…何を…」
オルニスの表情が曇った。
あれ?大声でってスペル違うっけ?
「う…あ゛ぁあぁぁ♡」
すると、紙を持っていたボブが、突然、股間をおさえて草の上を転がった。
「んがっ…あっあああ♡」
どうしよう!!
ボブが、喘いでる!!
草原を転がって喘いでる!!
慌てた僕は、落ちた紙を拾って書いた。
『ボブが大人しくなる』
「うぁぁ♡あっ………」
股間をおさえて叫んでいたボブが、ピタリと止まった。
「……チーロ……こいつ呼吸が浅いぞ……別にいいが……」
「えええ?!」
ボブが死んじゃう!
再び、僕はペンを走らせた。
『ボブのが元気になる』
「うわぁっ……くそぉ……やべぇ…うっあああ♡」
えっ…また何か間違えた?!
ボブがまた再び股間をおさえて苦しんでる。
ちらっと見えたけど、ズボンの股間部分がやばいことに!
「……チーロさま…」
「あっ…どーしよ…えっと……えっと……」
『ボブのが普通になる』
結局ボブのは普通になり、ズボンとパンツは酷いことになり(多分)僕は文字を書くことが禁止された。
どうなるのだろうという、ドキドキとワクワクで心臓の鼓動が早くなる。
離れていったオルニスの足音が後ろから聞こえる。
たった たった…
僕よりも早くて軽い足音が僕に迫る。
バサッ バサッ
僕に近づいてくる気配と音に、振り返りそうなるけれど、何とか耐えて、ウズウズする羽をやや下に向かって広げ、腕もピンっと横に伸ばした。
「飛ぶぞ…」
ぶわっ
「……っ!」
背後からやって来た旋風が、僕を巻き上げた。
その衝撃に体が前に傾いて、あれ…こける…と思ったけれど…。
オルニスにガッチリと脇の下から抱きかかえられ、前のめりに倒れた体が、草に迫る前に浮き上がった。
「…ぅあ……」
ヒュンとお腹が震え、滑走路を離れる飛行機のように僕の体が浮いている。
ブラブラ
後ろから抱きしめられる形で、浮かんだ僕の足がブラブラ揺れる。
「…あっ…」
飛行機みたいに車輪を仕舞わないと!
足に力を入れて、ピンと伸ばした。
「上手だな、チーロ。もっと高度を上げるぞ」
耳元で聞こえた艶のある声に、体がブルッと震えた。
オルニスの力強い大きな羽根が、風を押し上げると、丘の斜面が遠くなる。
一気に目線が高くなり、空に放り出されたみたいで、怖くなりお腹を掬い上げてくれている逞しい腕をギュッと掴んだ。
「…チーロ…怖いか?」
オルニスの声は風に邪魔される事なく、良く聞こえた。
「………ううん……怖くない……
」
ワイヤーに吊るされているわけでも無く空を飛んでる。
緑が広がる地平線を空から見ている。
街や森が遠くに見える。
キリリと冴えた空気を胸いっぱいに吸うと、僕の体が新しくなるみたいだ。
……すごい……すごいよ。
感動で見開いた目に涙が滲みそうだけど、視界が潤んじゃうといやだから必死に耐えた。
今、この瞬間、僕は鳥になっている。
流れる風が僕らの体を押し上げて、高く、早く空を進む。
大地から解き放たれて、僕らは自由だ!
お空は、さいこおおおっ!
心が叫んでいるけど、言葉は口にしたくない。
風に僕の言葉が混ざったら、この澄んだ空の世界が台無しになる。
二人の間に潰されている羽根がピクピクして喜んでいる。
オルニスの羽根が角度を変えると、違う風の流れに入って、高さが変わる。
うわああああ
海が見えた!
キラキラ輝く、青い海。
もう…感動しすぎると、心って無になる……
すごい……
空って広いんだ
知らなかった
僕ってこんな広い世界に生きていたんだ……
「……ひくしゅん!」
感動で鼻がムズムズしたのか、肌寒いせいか……くしゃみが出た。
突然の現実感…。
「そろそろ、戻るぞ」
「やだぁ!!チーロ、もっと飛ぶりたいです!」
「また、今度な…」
夢の終わりが告げられた。
もっと飛んでいたいのに!という抗議の言葉は、突然の切り返しに風がブオオオっとなって、かき消された。
海が遠ざかる。
あぁ…海のすれすれとか飛んでみたかったなぁ……。
でも僕だってソコソコ体重あるし、抱いて飛ぶなんて大変そうだしな……すごいなぁオルニス…。
カッコいい!
なんか…こう、胸がキュってなるよね…。
恐ろしい…イケメン……同じ男なのに……妙な気持ちになる。
「どうした?チーロ寒いか?」
オルニスが、僕の抱く向きを正面に変えて、ギュッっと抱きしめた。
オルニスの首に顔が埋まる。
「……だいじょぶよ……」
なんだこの安心感……満たされる感じ……。
大丈夫じゃないぞ…何だか、違う面で大丈夫じゃない……。
女の子……どこかに可愛い女の子は居ませんか!
「そうか…良かった」
オルニスが、僕を見下ろして、ふっと優しい笑顔で笑った。
「?!」
ブルブルと僕の羽根が震えた。
お…恐ろしい…美しさの暴力…。
僕は、まだ大丈夫…大丈夫…。
オルニスは、お兄ちゃん……兄……。
ギュッと、オルニスの首にしがみついて心の中で唱えた。
「疲れたのか?寝ていても良いぞ。チーロの事は何があっても落とさないからな…」
オルニスの唇がチュッと音をたてて僕のおでこに触れた。
「ふぉ!」
思わず変な声が出た。
ヘイ、ブラザー、スキンシップが過多じゃないかい……。
「街が見えたぞ……ん?何だ?あれは……」
オルニスの険しい視線の先には、僕らを待っているアガメルと……。
街の方から土煙を上げて走って来る……
馬のように早い…
人間
それは、外の人、名前はボブ!
えっ…ちょ……足の怪我は、驚異的なスピードで良くなっているって聞いたけど……
「なんだ…あの速さ……」
丘の中腹に、ふわりと降りたオルニスが僕をそっと地面に降ろしてくれた。
「ボブ……はやいね……」
漫画みたいに、ドドドドっと走ってくる外の人にビビったのと、まだ、ふわふわ飛んでいるみたいで足が震えた僕は、オルニスの腰にガシッと腕を回してしがみついた。
「人間のスピードではありませんね…」
近くに来たアガメルが、僕らの前に立って警戒心を顕にした。
「天人さまあああ!」
走りこんで来たボブを、アガメルがどこから出したのか…仕込杖みたいなモノで、凪払おうとした。
「ありがとうございます!!」
しかし、アガメルの一歩手前で土下座よろしく、しゃがんだ為に、アガメルの一撃は風を切って、ボブのドレッドヘアーを掠っただけで終った。
「……ちっ」
一瞬、アガメルが舌打ちしたかと思ったけど、気のせいだよね…。
「天人様のお陰で、俺の足が良くなったどころか、速くなりました!!」
ボブが顔を上げて、街で会った時よりも小綺麗になった顔で見つめてくる。
なぜだか厳つい目からは、キラキラした星が見えそうだ。
「えっ……」
僕ら3人の間に沈黙が流れる。
アガメルが明らかに、冷たい目でボブを見下ろしている…。
「カードです!俺の足がはやくなるようにって書いて下さったからですよね!!」
「……足……はやくなるしたの?」
えっ…嘘でしょ!
「はい!見てください!この足の筋肉!」
ボブが膝下丈程のズボンをめくりあげた。その足は、お見舞いの時よりも一回り発達し、競輪選手の足みたいだった。
「おぞましいものを見せるな…」
オルニスが低い声で言った。
あれ?コレってもしかして……
チーロ、チート来た?!
特殊能力開花しちゃった!!!
「……天人の羽根の威力でしょうか?」
アガメルがオルニスを振り返った。
えっ……やだやだ!!それじゃあ、僕の特殊能力じゃなくて、オルニスのじゃん!!
「いや…聞いたこと無いが……」
来た!!
来た来た!!
僕の時代来た!!
「チーロさま、試しにここで何か書いて見ますか?」
アガメルが持ってきた荷物から、インクや羽ペン、紙を出してくれた。
「よし!」
僕の無双が始まる。
オルニス達が心配そうに集まって僕を見守る。
アガメルが持ってくれているインク壺にペンをチョンチョンして、ボブが手のひらに載せてくれている紙にペンを走らせた。
どうしよう……まずは簡単な事からが良いよね…。
『ボブがいい声で叫ぶ』
「な…チーロ…何を…」
オルニスの表情が曇った。
あれ?大声でってスペル違うっけ?
「う…あ゛ぁあぁぁ♡」
すると、紙を持っていたボブが、突然、股間をおさえて草の上を転がった。
「んがっ…あっあああ♡」
どうしよう!!
ボブが、喘いでる!!
草原を転がって喘いでる!!
慌てた僕は、落ちた紙を拾って書いた。
『ボブが大人しくなる』
「うぁぁ♡あっ………」
股間をおさえて叫んでいたボブが、ピタリと止まった。
「……チーロ……こいつ呼吸が浅いぞ……別にいいが……」
「えええ?!」
ボブが死んじゃう!
再び、僕はペンを走らせた。
『ボブのが元気になる』
「うわぁっ……くそぉ……やべぇ…うっあああ♡」
えっ…また何か間違えた?!
ボブがまた再び股間をおさえて苦しんでる。
ちらっと見えたけど、ズボンの股間部分がやばいことに!
「……チーロさま…」
「あっ…どーしよ…えっと……えっと……」
『ボブのが普通になる』
結局ボブのは普通になり、ズボンとパンツは酷いことになり(多分)僕は文字を書くことが禁止された。
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