我が為に生きるもの

いんげん

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枯れるまで

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深澤中佐たちが退室すると、伊織さんが帯をといて着物を脱ぎ捨てた。

「あさひに蜜をすってもらってから、華としての能力が目覚めたのか、体は軽いし、力はわいてくるし…生まれ変わったみたいだよ…。今日も沢山吸ってね、あさひ」

伊織さんが僕を抱きしめて、仰向けに寝転がった。
伊織さんが動くと蜜の匂いが香ってくる。


あぁ…なんて美味しそうなんだ。
甘そうな匂い。この蜜は知っている。

そうだ、僕、もっと蜜が吸いたかったんだ…。

お腹がすいて

お腹がすいて…

おかしくなりそう

いいよ、吸ってあげる。

彼の腕から抜け出し体の上から降りた。
僕の口が丁度痣の場所になるよう、彼の体の横に伏せた。
「あさひ…」
滲み出ている蜜をペロリと舐める。
美味しい
蜂蜜の味だ。

口をつけてちゅうちゅうと吸い上げる。

「あっ!あさひ!っんぅ!」
華のペニスがムクムクと起き上がっていく。
綺麗な形
触ってみたいな

痣をペロペロ舐めながら、彼のペニスに手を伸ばす。
「うっ!あっ…あ…ん」
僕の手が触れると彼のペニスは更に大きくなって、つーっと精液を垂らした。
勿体ない。

痣から口を離して、顔を移動させてペニスの汁を舐める。
ペロペロと尿道口を舐めると、プクプクと雫が溢れてくる。
「あさひっ…違うよ…蜜を……私の蜜を吸って…あぁ…うっ…」
蜂蜜の水。
飲みやすくて美味しい。
今は蜜より、こっちがいい。

彼のペニスを口に入れて口の中でクチャクチャと動かす。

「あっ!あぁ!ううぅ!あさひ!お願い…蜜を…」
口の中に蜂蜜水が溜まってくる。
ゴクンと飲み干すと、のどの乾きが治まる。
これ、好き。

もう一度ペニスをクチャクチャする。

「…ん…ふっ…あぁ…吸って……こっちを吸って」
彼が痣を掻きむしり、綺麗な長い指が紅い蜜で彩られる。
だめ、いまはこっち。
彼の蜂蜜水をもっと飲みたくて、ペニスを握ってぎゅっと握ってみた。

「っあああ!あさひぃ!!うぐ!」
あれ?出なくなっちゃった。
手を離してペニスを啜る。
でない…。

「蜂蜜のお水ちょうだい」
ペニスから口を離してお願いした。
「っ…はぁ…はぁ……あさひ……いいよ…」
彼は綺麗な顔を苦痛で歪めながら、紅く濡れた手を自らの手に添えて自らのペニスをしごき始めた。

彼のペニスが紅く染まる。
あぁ、蜜が絡んで美味しそう。
お菓子みたい。
「あっ…ん…くっ…はぁ…はぁ…あさひ…あさひ…あぁ…」
彼の手がテンポ良くペニスをしごく。
蜂蜜水が溢れてくる。

「あっあん…あさひ……もぅ……あっ出るよっ!!あああ!」
彼が手を離してのけぞるように腰を上げた。

カプリ

蜜の絡んだ美味しそうな蜂蜜水のお菓子を甘噛みした。
ふわふわのお菓子を食べるみたいに。

「うああああぁ!!」

優しく噛みついた歯を離すと、一気に蜂蜜水が飛び出してきた。
ごくごくごく。

「うぅ…う…あぅ…くっ…」
美味しい。
周りの蜜もベロベロとなめる。

「もっと、欲しいよ…」
彼の方を向いてお願いする。

彼が汗をかいてぜぇぜぇと息を乱しながら、僕を見る。
乱れた髪が顔にはりついている、いつもの綺麗な華が乱れていてる。

「っ…わかったよ……まってね…」
彼が苦しそうに、もう一度ペニスに手を伸ばした。
先ほどよりも力なくペニスを擦り始めた。
一生懸命擦っているけど、ペニスは勃起してこない。

どうしたのかな?
元気無くなっちゃったの?

「…はぁ…はぁ…ん…まって、見捨てないで……今、出すから……」
彼が賢明に性器を擦る。
でも、さっき囓っちゃったからか、なかなか起き上がらない。

「……捨てないで!!…まって……あと、すこしで……だから…」
彼は上半身を起こして泣きそうになりながら、擦り続ける。
でも、勃起しない。

「くそっ!」
彼は自分に怒って、自分のお尻に手を伸ばした。

「あっ…ああ!んん……くそっ……私は……華なのに……あっ……」
彼は自分のお尻を弄りながら泣いている。
悔しくて堪らない表情で…

「ああ!っう……あっ……あさひ……ほら……もう少し……っ!」
お尻の刺激でペニスが起き上がってきた。
また蜂蜜の水が出てきそう。
僕は彼の手を払いのけて、そのペニスをくわえた。
ちゅうちゅうと吸うと少しずつ蜂蜜水がでてくる。

「んく……ん……んく……」
「っく!あっ…あぁ……うぅ……お願い、あさひ吸って……乱暴にして良いから……なんでもするから……あぁん」
華が泣きながらお願いしてる。
でも、この華。

悦んでる。
棒を噛まれたのも、まだ蜜を吸われないのも。
お尻は嫌なんだ、ホントに泣いてる。

じゃあ、まだ吸わないであげるね。

もっと、もっと吸われたくしてあげる。

僕は、自分のお尻に手を伸ばした。
その穴に指を入れる。

「んあぁ…ふぅ……んん……ひゃぁ…」
おしりの蜜を取るようになってから、おしりがとっても気持ち良い。
秘密の蜜壺に触れると逝っちゃいそう。

「あさひっ!あぁ…触れたい!!あさひのおしり私に舐めさせて!」
華が勝手に、動こうとしたので、その棒をぎゅっと掴んだ。
「くああっ!はぁはぁ…んんん!あうぅ!」
華が硬直している。
あぁ逝っちゃったのか。
でも強く握ったから、蜂蜜水出てこなかった。

「っ…ん…」
僕は、お尻から指を抜いて蜜を確かめる。キラキラと金に光るそれを、華が凝視している。
「あさひ……それが……」
「……ふふ」

僕は、にっこり笑って、華のあざにそれを塗った。

ぬちゃぬちゃ

きっと、元気になれるから、いっぱい蜜が出るようになるよ。

「あっ……はっ……くっ……」

華がその場に再び寝転んだ。
痣を押さえて仰け反っている。

「なっ何!?力が漲る!でもっ!うううぅ!!蜜が!溢れそうだよ!あさひ!あさひ!!」

もう何も出そうも無いペニスが天を突き上げている。
ビクビクと体とペニスが震えている。

あぁ…半分ちょうちょの華には刺激が強いのかなぁ?

「いやああ!!もう駄目!!あっあはは……あぁん…吸ってぇ…あさひぃ……もう……逝ってるぅ……あああ!吸ってぇ!」

華がビクビクと何度も絶頂を迎えながら、腰を振っている。
痣からはビュッビュと蜜が吹き出す。

「あさひぃ……お願い…ああぅ……うわああっ……あさひぃ!!」


僕は、華が喜ぶように。しばらくその様子を眺めてあげた。
本当はお腹いっぱいにしたいけど、華が望んでいるから待つよ。


「あっ…はは…あは……あさひぃ…狂いそう……はは…」

華が自分の蜜で濡れた痣をひっかき始めた。
そろそろかな。

僕は華の痣に口を寄せて、勢いよく飲み始めた。

ごくごくごく

「くあぁ…良い…いいよぉ……あさひぃ気持ちいい……あああ!!ひゃあ……吸ってぇ!もっと吸ってぇ!気持ちいい!!」

何も出ないと思われた華のペニスから再び大量の精液が吹き出してきた。

びゅるびゅる

「あさひぃい!!もっと!全部!!私が枯れるまで!あぁああ!」

のぞみ通り、華の蜜も精液も出なくなるほど吸ってあげた。







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