月の聖霊さまに間違えられた僕の話

いんげん

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僕がオス R18

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ヴァジルに、ここに座れとベットをバシバシ叩く。
楽しそうにヴァジルが靴を脱いでベットに足を伸ばして座った。
んーと、動かないでってどう伝えたら良いんだろ?
うーん。バッテンマークって異世界でも通じる?

僕はヴァジルの手を指差して、人差し指でバツバツとやる。
「手を使ったら駄目だと言うことですか?」
伝わった!
僕は嬉しくなって笑顔で頷く。
「こころ・・・とてつもなく可愛いです。もう抱きしめたいです。」
馬鹿にされて、いーっと威嚇する。喋れないって不便だ。

よし、どうしてくれよう!
愛し合うってなんだ?
思い出されるのは、いわゆる卑猥なDVDだけど・・・。
ヴァジルって、僕にそんな事してほしいの??
マジかぁ~。そういう願望があったのか。でも、今まで叶えられず、死ぬくらいならってこと!?
むむむーーーー!
そうかぁ、男の人に愛されたいのか。
そうなんだよね、業界的に多かったけど、意外とがっちりむっちりの人の方が、そうだったりするんだよね。
そうか、怒ってごめん。
誰にもいえなくて苦しんでたのかな?

僕、ちょっとどこまで男性にそういう事できるか分からないけど、挑戦してみる。
まぁ女性にも無いけどさ。

んーとまずは、服を脱がすんだよね、きっと。
サンダルを脱ぎ捨て、ヴァジルの足の間に座り込む。

「こころ、嬉しいです。」
そ、そっか。僕と同じで初めてなんだよね。優しくしてあげないと。
シャツに手をかける。緊張する!
ガイウスみたいに胸毛だったら無理だけど、ヴァジル筋肉すごいけど綺麗だから男の人だけど、ドキドキする。
前であわせて下の方で、紐で結んであるシャツだ。紐を解くとヴァジルの胸が露わになる。
なぜか僕の喉がゴクリとなる。
僕いけるかも。
立派な大胸筋のそのてっぺんの蕾はまだシャツのカーテンで隠れている。
隠されたものは見たくなる。
でもいきなり素手で触ったらだめだよね。

「・・・。」
シャツの上からその頂にそっと触れる。
これが・・・おっぱい。
モデル仲間のそれは興奮しなかったのに・・・。
口にしてみたい。
ペラッとシャツをめくると、そこに舌先を出しながら顔を寄せていく。
「こころ・・・とても扇情的です・・・。」
舌ベロで、ツンツン刺激する。手で彼の胸を撫でる。
ふわぁ!なんだか自分の乳首まで、じーんとしてきた。
彼の胸にすがりつくように密着して、夢中になって吸ってなめる。
たのしい。胸柔らかくないけど。
「あなたに・・・甘えられてるようで、愛しい。」
反対も!と思い口を離すと、僕の唾液で濡れた乳首が現れる。
「・・・っ!」
どうしよう、もう自分のそれもツンと尖り、服にこすれて痛いくらいだ。
好奇心に負けて、体制を起こす。
「こころ?」
ヴァジルの左の乳首に、僕の右のそれを近づけ、ツンとこすりつける。
ビビと電流が流れる。
「・・・はっ・・ん!」
声は出ないけど喘ぐ吐息が漏れてしまう。
二人の粒の間で僕の服がこすれる。
痛いけど、もう一回。
「・・んっ!」
乳首がジンジン痛いよう。
「・・・こころっ・・・あなたのそんな姿を見たらっ・・・。」
ヴァジルのズボンの下が起き上がり、張りつめている。
僕は胸を擦り付けるのをやめて、それを見下ろす。
ヴァジルのズボンの上から太ももを触る。
いきなり、あのヴァジルの立派なものと対面することをためらい、そっと手を滑らせて近づく。

「・・・っ。」
ヴァジルが息をのむ。
僕の手が中心にたどり着くと、そこはもう山のように盛りあがっている。
この世界のズボンって、どうやって脱がすの?
ボタンが中心の普通の位置に2つ。
それより下で中心から十センチくらい離れた所に左右一つずつ。
どうゆうこと?
考えながら、山のてっぺんを優しく撫でる。

「・・・こころ・・・。」
ヴァジルの苦しそうな声がする。
ヤバい、僕いまブラジャーの取り方が分からない、残念な奴だ。
焦りを誤魔化すように更に、ヴァジルの山を撫でる。
喋れないから脱いでとも言えないし。
困った。

とりあえず、サイドのボタンを取ってみよう。
1つとってみると、股間部分の布がぺらりと三角に開き、ヴァジルが、ぶんっと飛び出す。
なるほど、ボタン製の社会の窓なんだ!
ぼくはもう一つのボタンもとる。今度は四角の形に開いた。
おぉ!凄い!
というかパンツは履いてないのか。
「・・・。」
たしか、こういうときって大事なところにいきなり触れたら駄目なんだよね。
振り絞る、他人の猥談を盗み聞きした童貞の知識。
太ももを撫でたり、なめたりだった気がする。
しまった、社会の窓は開いているけどズボン履いたままだ。
とりあえず狭いそこに、手を差し入れると、引き締まった玉に行き当たり、フワフワと触ってみる。

「・・・こころっ。」
ヴァジルが大きさと角度を増した。
本当に僕のものと同じに思えない。
だって片手におさまらない。
先端は既に濡れている。そこをくるくると指で刺激すると跳ね回るように動く。

「・・・こころ、もう限界です!」
え?!
ヴァジルは一瞬で僕を抱き寄せて、ベットに倒す。
あれ?あれ?

ヴァジルが僕の服を掴み胸元を広げると、ツンと尖った乳首が露わになる。
僕は手を出すなって言ったじゃん!とバッテンマークで抗議する。
するとヴァジルが白銀の髪をかき上げて、壮絶な色気でにっこり笑う。
「わかりました。手はなるべく使いません」
ん?
何か違うって!
もう一度抗議しようとしたが、
「・・・っぁ!」
乳首をなめられ沈み込んだ。
固く尖った舌先でコリコリと刺激されると、胸と下半身に電流が走る。
「!?」
口で吸われながら、舌で刺激され、僕の背が弓なりに反る。
嫌! ジンジンしすぎて、辛い!

「・・・っぅぅ・・・ふっ・・・ん!」
舌と歯でしごかれて呼吸が止まる。
あっ・・・どうしよう濡れてきちゃった。
ヴァジルが胸から口を離してくれたかと思ったら、ふぅっと息をかけられ、再びなめられる。
ゾクゾクと震えが走る。

「・・・こころ、愛しい人・・・あぁ、たまらない!」
ヴァジルが熱を孕んだ目で僕を見つめる。いつもより濃く見える紫の瞳が美しい。
駄目!僕が男の子なんだからリードしなきゃ!
なんとか起きあがろうとしたが覆い被さるヴァジルはビクともしない。
ヴァジルがキスをしながら僕の服を脱がし、一瞬で自分も裸になる。

「・・・美しい・・・。」
僕の頬、首、胸、お腹、キスが降る。
「あぁ・・・食べてしまいたい。」
最後に僕の性器にキスをする。

「・・・ぁっ!?」
あれ?なんかヴァジルさん雄っぽくないですか??


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