poet 31

紗雪めろ

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6人の青年

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「今日から、この世界は武力を力とする羅城文明が支配します。

これがらは、短歌などという古い文化を捨て、武力と戦争の時代です。

今までの愚かな文明。poet文明は今。滅びるのです。」


という宣言が出された。

俺たちはその日、何もすることができなかった。











『短歌がこの世界を支配している。ずっとそうだった。じぃちゃんの時代も、父ちゃんの時代もずっとだ。だからこれからもずっと短歌がこれからも世界を平和にしていく。。。


そう思っていた。』


しなやかな赤髪の髪に、大きな青い目が美しい美青年。 湯日白波瑠ゆいしろはる はいつも通り縁側で短歌を書いていた。

「世の中は
いつも平和に
流れゆく
青い空には
朝日が登る」

今日も平和になりますように。


波瑠は小さい頃から短歌が大好きな子供だった。小学生の頃にはコンクールで優勝したほどだ。波瑠の短歌の才能は、有名な詩人も驚くほどである。



波瑠は短歌の少年と言われており、波瑠の周りにはいつも、彼に短歌を教えてもらおうと、老若男女問わずいつも人が集まっていた。



ある晴れた日のこと、波瑠は幼なじみの天乃林道あまのりんどう 達と一緒に校外学習へと出かけていた。彼のクラスは6人しかいなかったが、とても仲の良いクラスであった。



クラスメイトは6人。

文学の王子様である湯日白波瑠と、


一見おっとりしているように見える坊主刈りの青年、 天乃林道あまのりんどう 。小さな寺の僧侶の息子。いつも寺の教えを守っている。口は悪いが、根は優しい青年である。





林道の後ろを慌てて追いかけている、茶髪で髪の毛カールの気の弱そうな青年、
松幸文一まつゆきふみかず 家は養豚場でよく豚の世話をしていた。将来の夢は都会で大きな十万ヘクタールの養豚場を作ること(彼は一度も都会に行ったことがない)であった。





文一のことを「ふーちゃ、あぶにゃぃでちゅ!」と後ろからバブちゃん言葉で話してくる少年 鳳ルミアおおとりるみあ。自称みんなの弟。実は最年長。よく自分のことを『るみちん』と呼び、女装とプリクラを生きがいにしている。よく言うと、ミステリアスで悪く言うと変なやつである。(ちなみに好きなものは競馬と麻雀。決して強いとは言えない。)




そして桃色のボサボサ頭のひきこもり、月凛渉げつりんわたる 。1人でいることが大好きな根暗でインキャ。(本人は自分のことをようキャで根明だと思っている。)一人称は俺氏。(一人称からインキャである)
スマホのハッキングを得意とする厄災ハッカーである。
ちなみにIQ200ある((((


そして最後の1人は田中翔たなかしょう ごく普通の人だ。対して目立った特技もなく、好きなものはカレー。(普通)テストの点数はいつもジャストで平均点であった。






クラスメイトはこれで以上である。





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