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本編 1章
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1.『好き』なんて言わないこと
あの人みたいに何度も何度も。
確証のない言葉・・・もう、、聞きたくない・・・・・・。
すぐに離れていくなら言わないでほしい・・・だから。
2.僕を女の子と同じように扱わないこと
あの人がやったように。
僕を、、、代わりになんてしないで・・・・・・。
3.別れるときは短的に告げること
別れるなら、、せめて・・・・・・。
めんどくさいとか思ってくれるかと思ったけど、僕への告白は減らなかった。増えもせず、減りもせず。変わらなかった。
伽南曰く、それだけ僕が可愛いらしい。
そんなことないと思うけど。
逆に暗くて地味で反応薄い僕なんて嫌われてるならともかく可愛いとか思われてるわけない。だから一瞬でも好きになってくれたそれだけで十分すぎるくらい・・・・・・。
「・・・・・・、、悠仁君!」
「え、、あ、、」
「後ろ回して。・・・ボーッとしてたけど、大丈夫?」
「え、う、うん。大丈夫。ありがとう。ごめんね?」
気づけば、伽南ももう戻ってきていて前からテストが回ってきていた。僕は謝ると、急いで後ろに回した。
後ろの席の子も「大丈夫?」って。
・・・・・・心配かけちゃったな・・・ごめんなさい。
「それでは小テスト。始めて下さい」
あ、やらないと。
先生の号令で始まる。
魔学は主に魔法関連の授業。
魔学の小テストは基本の五教科より簡単だし面白いから好き。それに、難しい計算がないのがいい。
小テストは5分間で10問を解いていく。
僕は5分なんて多いとは思うんだけどな?少し予習さえしとけば3分くらいで終わるし。
・・・・・・簡単なんて、僕だけかもだけど――。
ピリピリ ピリピリ
テスト終了の電子音がした。
「はい。ペンを置いて。後ろから集めて下さい」
「先生ー!あと1分!!」
「桐谷君は遅れてきたので猶予はあげません」
「えー」
伽南がぐだぐだ言ってるのを先生は近づいていって伽南の答案を回収した。・・・・・・ちらっ、と見えたけど真っ白だった。分かんなかったのかな?
「皆さん、テスト難しいですか?」
先生の声にみんな「難しー!」とか「大丈夫でーす」と言った声が飛ぶ。まぁ、ひとそれぞれ。
「ふふっ、そうですね。しかし魔学の勉強は基礎科目の五教科よりずっと大切な課程です。皆さんが将来、王家に仕えるとしても、社会に出るとしても、或いは世界を巡るとしても、きっと皆さんを助けてくれます。いつか皆さんもあのとき勉強していて良かったと思う日が来ますよ」
「先生、長ーい」
「はい。すみませんでした。それでは、今日も――」
そして魔学の授業を始める先生。
魔学って言うのはこの世界の常識。
魔法を知るための授業。
魔法ってのは色んな種類があって、人によっては得意分野が違ったりする。僕は主に回復系の魔法が得意。だから将来は薬師になって旅をしようかなと思ってたんだけど、、それもダメかもしれない。
「今日は『称号』について学びましょうか」
ざわざわ。教室がざわめいた。
・・・・・・みんなが、クラスの大半が僕をみる。
「・・・・・・先生、、」
「なんですか?桐谷君」
「えっ、、と・・・・・・」
「ん?・・・・・・それでは、質問が言葉になったらまた言ってください。皆さんも知っている通りに『称号』とは個人に与えられた能力のようなものです」
伽南は知ってるから・・・・・・。
もっと言えば、幼い頃からここにいる人もみんな。
「この世に生を受けて、初めに行われる『称号検査』で自分の称号を知ることが出来るのです。これは魔法との関連が深く、例えば・・・私の称号は『導き』でした。これは称号ランクのA。つまり、レアといえばレアな称号ですね。私が今、ここにいるのも称号があったからこそなんですよ?ふふっ。『導き』は指導者や指揮者に向いているんです。私が先生になったのもその理由です」
「また、さっきも言った『称号ランク』とは称号の能力やその称号の現れる確率に基づいたもので、ランクはSS~Eまであります。ランクが高くなるほど、現れるのは稀です。・・・ただ、確か現れる確率など関係なく、一人が死んだらまた別の人に現れるといった受け継ぎ型の称号もありますね。しかし、受け継ぎ型は能力はランクSS以上であるにしても、副作用が強いんだとかで、ランクは最低ランクとなっています」
「それ故に、事故に巻き込まれやすい。・・・・・・私の友人にもそんな人がいました。・・・・・・ですから、、最低ランクだからと蔑んだり、その副作用が原因であるとかでケンカはしないで下さいね?」
「まぁ、それは置いておきまして・・・・・・」
・・・・・・先生は知らないんだ。たぶん。
僕もあれ以来言ってないし、仕方ないかもだけど・・・。僕に集まった視線が辛い。自意識過剰かもだけど、みんなが僕を見てる気がする。
これも僕の称号が『聖姫』だから・・・・・。
「・・・・・・ユウト、、大丈夫か?」
「ん、伽南・・・・・・。大丈夫だよ?大丈夫。大丈夫だよ」
「それならいいけど・・・」
ほんとに伽南はいいやつ。優しい。
もうこんなになってから二年経つのに、面倒くさがることもなく僕を心配して、落ち着かせてくれる。
今は休み時間。伽南から僕の机のとこに来てくれた。
「・・・・・ユウト、、聞いてもいいか?」
「何を?」
「・・・・・・その、、、あの、こと」
「・・・・・・いいよ」
あのこと・・・。
伽南は躊躇っているようでなかなか口に出さない。
「・・・・・・・・・・・・何でもない。ごめんな」
「・・・・・・聞かないんだ」
「ん?」
「何でもない。伽南って、ほんと良いやつだよね」
「っ、、ユウト・・・・・・!!」
ぎゅむと抱きついてくる伽南。
・・・・・・苦しいんだけどな・・・・・・・・・・・・。
「む、離してくれない?」
「もー少し!!」
「うーん・・・・・・・・・・・・」
「ほんと好き!!大好き!!マジ俺の天使――っ痛っ!!」
「失礼してまーす。桐谷先輩。俺のユウ先輩に触らないでくれませんか?ユウ先輩も嫌がってます」
いつの間にか郁が天井にぶら下がってて、上から伽南を引き剥がしてくれた。・・・・・・助かった・・・・・・。
「大江くーん・・・・・・何してくれてんの?」
「ユウ先輩!また困ったことがあったら何でも言ってくださいね!!俺、いつでもすっ飛んできますんで!!」
「俺んことは無視かいっ!!」
「は?あぁ、居たんですね」
「居たんですね、ってお前、、さっき俺の肩つかんで放り投げただろが!!この性悪が!!」
「仲良いな――」
「「良くない(良くないです)」」
僕からみたらすごく仲良さそうで羨ましいんだけど・・・。まぁ、僕みたいなのとはそこまで仲良くできないか・・・僕がそう言うの苦手だもん。
あの人みたいに何度も何度も。
確証のない言葉・・・もう、、聞きたくない・・・・・・。
すぐに離れていくなら言わないでほしい・・・だから。
2.僕を女の子と同じように扱わないこと
あの人がやったように。
僕を、、、代わりになんてしないで・・・・・・。
3.別れるときは短的に告げること
別れるなら、、せめて・・・・・・。
めんどくさいとか思ってくれるかと思ったけど、僕への告白は減らなかった。増えもせず、減りもせず。変わらなかった。
伽南曰く、それだけ僕が可愛いらしい。
そんなことないと思うけど。
逆に暗くて地味で反応薄い僕なんて嫌われてるならともかく可愛いとか思われてるわけない。だから一瞬でも好きになってくれたそれだけで十分すぎるくらい・・・・・・。
「・・・・・・、、悠仁君!」
「え、、あ、、」
「後ろ回して。・・・ボーッとしてたけど、大丈夫?」
「え、う、うん。大丈夫。ありがとう。ごめんね?」
気づけば、伽南ももう戻ってきていて前からテストが回ってきていた。僕は謝ると、急いで後ろに回した。
後ろの席の子も「大丈夫?」って。
・・・・・・心配かけちゃったな・・・ごめんなさい。
「それでは小テスト。始めて下さい」
あ、やらないと。
先生の号令で始まる。
魔学は主に魔法関連の授業。
魔学の小テストは基本の五教科より簡単だし面白いから好き。それに、難しい計算がないのがいい。
小テストは5分間で10問を解いていく。
僕は5分なんて多いとは思うんだけどな?少し予習さえしとけば3分くらいで終わるし。
・・・・・・簡単なんて、僕だけかもだけど――。
ピリピリ ピリピリ
テスト終了の電子音がした。
「はい。ペンを置いて。後ろから集めて下さい」
「先生ー!あと1分!!」
「桐谷君は遅れてきたので猶予はあげません」
「えー」
伽南がぐだぐだ言ってるのを先生は近づいていって伽南の答案を回収した。・・・・・・ちらっ、と見えたけど真っ白だった。分かんなかったのかな?
「皆さん、テスト難しいですか?」
先生の声にみんな「難しー!」とか「大丈夫でーす」と言った声が飛ぶ。まぁ、ひとそれぞれ。
「ふふっ、そうですね。しかし魔学の勉強は基礎科目の五教科よりずっと大切な課程です。皆さんが将来、王家に仕えるとしても、社会に出るとしても、或いは世界を巡るとしても、きっと皆さんを助けてくれます。いつか皆さんもあのとき勉強していて良かったと思う日が来ますよ」
「先生、長ーい」
「はい。すみませんでした。それでは、今日も――」
そして魔学の授業を始める先生。
魔学って言うのはこの世界の常識。
魔法を知るための授業。
魔法ってのは色んな種類があって、人によっては得意分野が違ったりする。僕は主に回復系の魔法が得意。だから将来は薬師になって旅をしようかなと思ってたんだけど、、それもダメかもしれない。
「今日は『称号』について学びましょうか」
ざわざわ。教室がざわめいた。
・・・・・・みんなが、クラスの大半が僕をみる。
「・・・・・・先生、、」
「なんですか?桐谷君」
「えっ、、と・・・・・・」
「ん?・・・・・・それでは、質問が言葉になったらまた言ってください。皆さんも知っている通りに『称号』とは個人に与えられた能力のようなものです」
伽南は知ってるから・・・・・・。
もっと言えば、幼い頃からここにいる人もみんな。
「この世に生を受けて、初めに行われる『称号検査』で自分の称号を知ることが出来るのです。これは魔法との関連が深く、例えば・・・私の称号は『導き』でした。これは称号ランクのA。つまり、レアといえばレアな称号ですね。私が今、ここにいるのも称号があったからこそなんですよ?ふふっ。『導き』は指導者や指揮者に向いているんです。私が先生になったのもその理由です」
「また、さっきも言った『称号ランク』とは称号の能力やその称号の現れる確率に基づいたもので、ランクはSS~Eまであります。ランクが高くなるほど、現れるのは稀です。・・・ただ、確か現れる確率など関係なく、一人が死んだらまた別の人に現れるといった受け継ぎ型の称号もありますね。しかし、受け継ぎ型は能力はランクSS以上であるにしても、副作用が強いんだとかで、ランクは最低ランクとなっています」
「それ故に、事故に巻き込まれやすい。・・・・・・私の友人にもそんな人がいました。・・・・・・ですから、、最低ランクだからと蔑んだり、その副作用が原因であるとかでケンカはしないで下さいね?」
「まぁ、それは置いておきまして・・・・・・」
・・・・・・先生は知らないんだ。たぶん。
僕もあれ以来言ってないし、仕方ないかもだけど・・・。僕に集まった視線が辛い。自意識過剰かもだけど、みんなが僕を見てる気がする。
これも僕の称号が『聖姫』だから・・・・・。
「・・・・・・ユウト、、大丈夫か?」
「ん、伽南・・・・・・。大丈夫だよ?大丈夫。大丈夫だよ」
「それならいいけど・・・」
ほんとに伽南はいいやつ。優しい。
もうこんなになってから二年経つのに、面倒くさがることもなく僕を心配して、落ち着かせてくれる。
今は休み時間。伽南から僕の机のとこに来てくれた。
「・・・・・ユウト、、聞いてもいいか?」
「何を?」
「・・・・・・その、、、あの、こと」
「・・・・・・いいよ」
あのこと・・・。
伽南は躊躇っているようでなかなか口に出さない。
「・・・・・・・・・・・・何でもない。ごめんな」
「・・・・・・聞かないんだ」
「ん?」
「何でもない。伽南って、ほんと良いやつだよね」
「っ、、ユウト・・・・・・!!」
ぎゅむと抱きついてくる伽南。
・・・・・・苦しいんだけどな・・・・・・・・・・・・。
「む、離してくれない?」
「もー少し!!」
「うーん・・・・・・・・・・・・」
「ほんと好き!!大好き!!マジ俺の天使――っ痛っ!!」
「失礼してまーす。桐谷先輩。俺のユウ先輩に触らないでくれませんか?ユウ先輩も嫌がってます」
いつの間にか郁が天井にぶら下がってて、上から伽南を引き剥がしてくれた。・・・・・・助かった・・・・・・。
「大江くーん・・・・・・何してくれてんの?」
「ユウ先輩!また困ったことがあったら何でも言ってくださいね!!俺、いつでもすっ飛んできますんで!!」
「俺んことは無視かいっ!!」
「は?あぁ、居たんですね」
「居たんですね、ってお前、、さっき俺の肩つかんで放り投げただろが!!この性悪が!!」
「仲良いな――」
「「良くない(良くないです)」」
僕からみたらすごく仲良さそうで羨ましいんだけど・・・。まぁ、僕みたいなのとはそこまで仲良くできないか・・・僕がそう言うの苦手だもん。
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