ある日隣の変態と結婚することになりまして

紡月しおん

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1章

≪裏話≫30.その後

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俺と瑠衣ちゃんは仲直り出来た。
また、いつも通りに戻る。今これ以上の何かを言ったところで瑠衣ちゃんの答えも変わらないだろうし、はたまた答えてくれる訳もない。


だから、もう少し。

もう少しだけ――様子を見ることにした。



もういっそのこと、瑠衣ちゃんが俺の求める答えを聞かせてくれるまでどこかに閉じ込めて――。
でもそんなことしたら瑠衣ちゃんを悲しませ兼ねないよなぁ・・・・・・。
瑠衣ちゃんの涙なんて、悲しい涙なんていらない・・・。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





分からない。
僕は海渡が“好き”、なのかもしれない・・・。
断言出来ない。

だって、もしそれが違う何かだったら・・・。
僕は海渡を傷つける。今度は修復出来ないくらいに僕らは傷つくだろう・・・。


だから、もう少し。

もう少しだけ――考えよう。



女の子が好きだったはずなのに・・・。もちろん、今だって女の子に告白されたらそっこーOKするくらいには普通の恋愛が出来るはず――。

でも、そんなことしたら海渡はなんて言うのかな・・・?また海渡の変なスイッチを押しかねないよね・・・。
もう少しだけ・・・海渡とのこと真剣に考えよう。













*********************



詩音です。
明日から2章を更新予定です~。

更新は不定期になっちゃいますけど、出来るだけ書けるときに書いて早めに更新出来たらなぁと思います。

はっはっは。
(笑ってる暇あったら書けよっ!!)

まだまだスレ違いばかりの二人ですが、温かく見守ってやって下さい(*´ω`*)
と言うかスレ違いしかないですね・・・ww

海渡のヤンデレ感も危ないですし、瑠衣の『互いに傷つけあうこと』の恐怖心。
よく分かります。踏み出したくても踏み出せない・・・。そんななんとも言えない心境。

まぁ、二人には頑張って貰うしかないですねww



それではまた。
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