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1章
10.イケメンの名はアンシェさん!!
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「迎えに行く・・・・・・?」
「・・・・・・え?」
どうやら口に出てたみたい。
イケメンさんがこっちをじっと見て困った顔してる。
「あ・・・・・・えっと・・・・・・あの、イケメンさん」
「・・・・・・あ、あぁ忘れてた。俺はアンシェだ」
「アンシェさん・・・・・・ここはどこですか?」
今度は目を見開いて。
やっぱり、事情を話すしかないか・・・・・・。でも、カケラのこととかは怪しまれちゃうだろうから内緒にしとこ。
「実は旅をしてるんです。あるものを探してて」
「あぁ、なるほど。
ここはエルリアース都市部にあるエルリス家の邸だ。俺はアンシェ・エルリス。第一皇子だ」
え?
ダイイチオウジ・・・・・・?第一皇子。
つまりアンシェさんのお父さんは王様・・・?
「王様に会わせて下さい!!」
これはチャンスかもしれない。助けてくれた恩人が王様に一番近い人だったってラッキー!!
「何故?」
「実は――」
僕は神様のことや何故王様に会う必要があるのかを事細かに話した。アンシェさんなら当事者だし、大丈夫かなって。
全てを話すとアンシェさんは腕を組んで悩んでいる様子だった。
「・・・・・・信じられませんよね」
「ん?」
よく考えたらリューの言ってた通りに信じろって方が馬鹿だよ。今までだってそうだった・・・みんな――。
「僕、とりあえずリューを・・・仲間を探します。お世話になりました!」
「・・・・・・え?」
「あ、最後に近くで人探し出来そうな所ありますか?」
まぁ、それさえ教えてもらえればあとは町とかで情報を集めたりしてなんとかなるよ!うん!
まずは、常識を知らないと――。
「待て。話を先へ先へと引っ張り過ぎだ。
すぐには返答出来ないとだけ言っておく・・・しかし、何も分からないなら、俺もさすがに放っておけない」
「え?」
「しばらくここに滞在するといい」
・・・・・・ほんとに?
アンシェさんが神様みたいに見えてきた・・・。まぁ、最低限のことも教えてくれないバ神様よりはよっぽど神様らしいです!!
「良いんですか?」
「あぁ、・・・・・・逆に町に出られた方が困るというか」
「?」
「何でもない。とりあえず、客間に泊まってくれ。今、用意させる。何か入り用なら使用人に言いつけろ」
「はい・・・・・・?」
アンシェさんがおろおろしてます。
恐らくアンシェは身長180センチはあるんじゃないかな?そんな高身長イケメンのおろおろ・・・眼の保養ですね~眼福眼福♪
ぐぅ~~~~~っ
あ・・・・・・・・・/////
お腹鳴っちゃったよ。
「ははっ。今、食事を用意させよう」
笑われちゃった・・・・・・。恥ずかしいっ!!/////
空気読んでよ僕のお腹~!!
「あり・・・がとう・・・・・・ございます」
「っ。・・・・・・その間に客間へ案内しよう・・・」
すみません/////
「ここを使ってくれ。
掃除は毎日使用人がやってくれている。分からないことがあれば言ってくれ。・・・食事が出来たら、運ばせる。それまで休んでいるといい」
本当にイイ人でした。アンシェさん。
イケメンでここまで親切だと、さぞおモテに――。
リア充爆発しろ!!・・・あ、この世界だと恋愛対象はほとんどが男か・・・・・・。じゃあ爆発しなくていいや。もっとやれ♪出来れば蒼君みたいな子とくっついて欲しい。
正統派×ヤンチャショタ。
ご馳走さまです!!
ベッドに転がるとふかふかで自然と目蓋が降りてくる。羽毛布団かなぁ・・・・・・?
それよりリューを探さなきゃ・・・・・・どうしよう。
僕はいつの間にか意識を手放していた。
やっぱり眠気には勝てません(ーー;
「・・・・・・え?」
どうやら口に出てたみたい。
イケメンさんがこっちをじっと見て困った顔してる。
「あ・・・・・・えっと・・・・・・あの、イケメンさん」
「・・・・・・あ、あぁ忘れてた。俺はアンシェだ」
「アンシェさん・・・・・・ここはどこですか?」
今度は目を見開いて。
やっぱり、事情を話すしかないか・・・・・・。でも、カケラのこととかは怪しまれちゃうだろうから内緒にしとこ。
「実は旅をしてるんです。あるものを探してて」
「あぁ、なるほど。
ここはエルリアース都市部にあるエルリス家の邸だ。俺はアンシェ・エルリス。第一皇子だ」
え?
ダイイチオウジ・・・・・・?第一皇子。
つまりアンシェさんのお父さんは王様・・・?
「王様に会わせて下さい!!」
これはチャンスかもしれない。助けてくれた恩人が王様に一番近い人だったってラッキー!!
「何故?」
「実は――」
僕は神様のことや何故王様に会う必要があるのかを事細かに話した。アンシェさんなら当事者だし、大丈夫かなって。
全てを話すとアンシェさんは腕を組んで悩んでいる様子だった。
「・・・・・・信じられませんよね」
「ん?」
よく考えたらリューの言ってた通りに信じろって方が馬鹿だよ。今までだってそうだった・・・みんな――。
「僕、とりあえずリューを・・・仲間を探します。お世話になりました!」
「・・・・・・え?」
「あ、最後に近くで人探し出来そうな所ありますか?」
まぁ、それさえ教えてもらえればあとは町とかで情報を集めたりしてなんとかなるよ!うん!
まずは、常識を知らないと――。
「待て。話を先へ先へと引っ張り過ぎだ。
すぐには返答出来ないとだけ言っておく・・・しかし、何も分からないなら、俺もさすがに放っておけない」
「え?」
「しばらくここに滞在するといい」
・・・・・・ほんとに?
アンシェさんが神様みたいに見えてきた・・・。まぁ、最低限のことも教えてくれないバ神様よりはよっぽど神様らしいです!!
「良いんですか?」
「あぁ、・・・・・・逆に町に出られた方が困るというか」
「?」
「何でもない。とりあえず、客間に泊まってくれ。今、用意させる。何か入り用なら使用人に言いつけろ」
「はい・・・・・・?」
アンシェさんがおろおろしてます。
恐らくアンシェは身長180センチはあるんじゃないかな?そんな高身長イケメンのおろおろ・・・眼の保養ですね~眼福眼福♪
ぐぅ~~~~~っ
あ・・・・・・・・・/////
お腹鳴っちゃったよ。
「ははっ。今、食事を用意させよう」
笑われちゃった・・・・・・。恥ずかしいっ!!/////
空気読んでよ僕のお腹~!!
「あり・・・がとう・・・・・・ございます」
「っ。・・・・・・その間に客間へ案内しよう・・・」
すみません/////
「ここを使ってくれ。
掃除は毎日使用人がやってくれている。分からないことがあれば言ってくれ。・・・食事が出来たら、運ばせる。それまで休んでいるといい」
本当にイイ人でした。アンシェさん。
イケメンでここまで親切だと、さぞおモテに――。
リア充爆発しろ!!・・・あ、この世界だと恋愛対象はほとんどが男か・・・・・・。じゃあ爆発しなくていいや。もっとやれ♪出来れば蒼君みたいな子とくっついて欲しい。
正統派×ヤンチャショタ。
ご馳走さまです!!
ベッドに転がるとふかふかで自然と目蓋が降りてくる。羽毛布団かなぁ・・・・・・?
それよりリューを探さなきゃ・・・・・・どうしよう。
僕はいつの間にか意識を手放していた。
やっぱり眠気には勝てません(ーー;
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