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第二章:それぞれが想う気持ち

魔の森での日常( 2 )

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森での生活も慣れた美雪でもあるが…
様々な部分で、夜光は『意外な形で』知る事もかなり多かった。

(これは一体。
どれだけの『知能』なのか…
もう俺には想像すら出来ん…)

そう、夜光は常にだ、『驚愕した』事ばかり…

けれど逆も同じ事でもあった。

夜光が『魔法』を使えば…
いつも美雪が驚くのも変わらない。

けれど、そんな日々の中でもだった。
何の『魔力も魔法もなし』にする『美雪の行動』がだ。

既にもう夜光の方が、美雪の『知能』にと。
動揺を隠すのが、難しい時すらもある。

そんな中でも、特に何も気付かない美雪でもあった…

**************************

とある日の事の出来事。

夜光が少し、時間がかかったと。
『巡回』から戻って家に近付くと…

何やら美雪が作業をしている姿が、真っ先に目に入った。
それは『家の外』で珍しく、何やら作業をしていた姿だった。

(確かに結界内の『約束』は守っているから…
特に問題はないが…
だが、いつもとも、また違うか?)

不思議にも思いながら、夜光は声をかける。

「美雪?
少し遅くなったが、戻った。」

「あ、夜光、おかえり!」

夜光は美雪の方を観察も兼ねて見る。

何やら葉を巻いた物体を、手に持っている。
そしてまた、側には落ち葉や枝が、かなり集められていた。

また、更に謎なのは…
様々な場所に、鏡やガラスが複数ある状況だった。

(一体、これは?
この状況は、何が?)

「美雪は…
何を、しているんだ?」

「あぁ。
食料の中に、さつま芋っぽいのがあったから。
『焼き芋』に、チャレンジをしてみようとしてた。」

そう言いながら普通に笑うだけでもある。
夜光は首を少し傾げるが、全く判らない。

(芋を?
焼くだけで?
聴き慣れない『言葉』もあるな…)

「美雪?
『チャレンジ』とは何だ?」

「えっと、『挑む』?
って、意味だったかな?」

(挑む?
芋にか?
全く判らんが…)

「さっき、『焼き芋』と言ったな?
それは『芋を焼くだけ』ではないと?」

「まぁ…
焼くのもあるけど、これには『やり方』がある。
このやり方だと、中まで一番、『良い味』になるかな?
少し『時間はかかる』けど。
後は『火もつけない』と、いけないからね。」

(火をつけるだと?
だが、美雪に『魔法』は一切、使えない。
時間もかかる?
『焼くだけ』なのに?)

「だが、美雪は…
『魔法』も使わずに、『火をつける』のか?」

「うん、そうなるね。
まぁ、本当なら?
そんなに手間も、かからないのだけど。
『前は普通に』手を使えば、『火を出す』のは簡単だけど…
『ここには』ないから、少し考えてみただけかな?」

(なるほど…
『前の世界は文明が発展していた』からな。
『誰でも火は簡単には使えた』のだろうが…
ここには『ない』からか。
だが、『魔法もなし』で?
しかも、この状況でか?)

「別に火なら、俺が出そうか?」

「いや?
あと少しだから、私がやりたいかなぁ。
多分、『間違えて』なければ、後、『少し』なんだ。」

(まさか、本当に『魔法すら使わず』に、火を?
それに、この複数に散らばってる?
あちこちのガラス類も、謎なのだが…)

「まぁ…
美雪が、やりたいなら。
構わないが…
ちなみに、その持っているのが『芋』か?」

「そうだよ?
『普通に焼く』と、周りだけが焦げて、『内部には』いかない。
そのままの芋だけど、丁度、『代用品になる葉っぱ』もあった。
これを巻いて、『火をつけて』から…
大体、約20分ぐらいで『完成する予定』かな?」

「なるほど…」

(芋を切らないで、そのまま。
『内部まで加熱させる』と言う事か?
だが、『先に火だろう』が、どうやって…)

取り敢えず、夜光は様子を見る事を選んだ。

美雪は、どうやら集めた枯葉や枝を集めた場所を漁り出し。
その中に『芋を入れた』様子も見ていた。
そして気になる点に気付いた。

「美雪、その葉は判るが…
そこの『黒い板』は、何だ?」

「うん?
あぁ、これは単に『火をつけるのに使うだけの目印』かなぁ。
丁度、薄い板だったし、『黒い』なら、尚更だったよ。」

(黒いから?
良かったと?
そこに『火をつける予定』なのか?)

「ふぅ。
後は『火だけ』だね。
ここは『光の差し込みが僅か』だし。
少し複雑だったから。
『計算が合えば』良いけれど…」

(光?
計算?
『火をつける』のにか?)

そのまま観察をしていた夜光だが。
今度は何やら、美雪は『小さな手鏡』を持って来た。

「その鏡で、まさか、『火をつける』と?」

「まぁ…
簡単に言えば?
そうなるかなぁ。」

(鏡で?
しかも…
あちこちにあるが…
周りの鏡やガラスは何だ?)

夜光は観察も含め、そのまま『見て』た。
美雪は、何やら上を見上げており、そして言った。

「うん。
『ここ』かな。」

その瞬間だった。
美雪の持つ、『鏡が光を反射』して、『更に他のガラスや鏡』からだ。
『全てが様々な角度』を一斉に変えるのを見た。

『その光が全て黒い板』に集中し集まる。
少しすると『火がつく』のを夜光は見た。

(これは…
まさか、『隙間から差し込む光』を、『全て』集めた?
それで!?)

あまりの事に、夜光も驚愕した。

「うん、よし、ついた!
後は消さないようにっと。」

すぐに美雪は行動をし、『違う板を持って、ついた火』にと近付いた。
そして若干、『風を煽ぎ、他の葉や枝に火が』移り、更に火が広がってく。

その広がる火の周りに、木の枝を器用に置き、すぐにまた、火が移った。

「うん。
出来た!!
後は待つだけ…」

夜光は、もう…
あまりの事に、信じられない気分だった。

(光を『全て反射』させて、火を!?
しかも『ここ』は、『様々な角度』がある。
『その僅かな光の差し込み』が、複数あるだけだ!!
それすらも、あり得ないと思うのに…
『更に風で、火を強く』したのか!?)

「美雪?
今のは、どうやったか…
聞いても、良いか?」

「うん?
ここは『空の光が差し込むのが複数ある』でしょ?
だから、鏡やガラスを反射させて、『全部の光を曲げた』の。
その曲げた光が、『一箇所』にと。
さっきの『黒い板に集中させれば、熱を受けて火が』つく。
特に『黒いのは光を吸収』するし。
尚更、『火はつき易くなる』んだけど。
その火も小さい。
だけど、小さい火なら…
『風を上手く煽いで、他の葉や枝に移して』いけば。
『火の方が勝手に』強くなる。
そうすれば、『今みたい』に、後は勝手に燃えるだけ。
まぁ、でも、ここは『光の差し込むのが複数ある』からね。
それを『全部集める』となれば、『角度を変える為に』と。
複数のガラスを置いてたんだ。
その『光の屈折する角度を計算して』おけば。
もう『一箇所から同時に光を集める事が出来る』んだよ。
上手く出来て良かったよ。
随分、昔に少ししか『実験』は、した事がなかったからね。」

夜光は、その説明は『理解』出来たが…
それでもだった。
『何の魔力もなく、術もなく、火がついた』事実に…
衝撃的でもあった。

(まさか…
僅かな太陽の、光の差し込みを?
全部一箇所に集めただと!?
その光を、集める事で熱が集中し、『火が発生』したと!?
『その火も消えない』ようにと、風を使い、他に移す…
しかも『何の術』もない!!
『魔力』もない美雪の場合、明らかに『知能のみ』でしたのか!?
火をつけるのすら、自然の力を使って!?)

「凄いな…
美雪は…」

これは夜光の『本音』でもあった。

けれど、美雪は『何事もない』ように…
その言葉に笑って言った。

「うん?
そうでもない。
これぐらいなら『基本』だし、小学生ですら『習う』かな?」

「それは…
つまり、何歳で学ぶ?」

少しだけ考える仕草をする美雪だったが…

「確か…
10歳ぐらい?」

(10歳だと!?
つまり、『理論的には10歳でも可能』と言う事か!?
どれだけの『教育や学習』を…)

「10歳で、『他にも』学ぶのは…
まだ、あるのだろう?
さっきも、『計算と言った』だろう?」

「まぁ、そうだね。
私の国だと6歳から15歳までは、『絶対教育』だから。
毎日、いろんな授業、いろいろ学ぶ。
別に計算なら、もっと応用は出来るし?
最初は文字の読み書きもじゃないかな?
『他にもいろいろ』あるし?」

「その習うのは、『分類する』と…
どれくらいある?」

「分類?
つまり『必須科目』かな?
う~ん。
15歳までなら…
国語、理科、社会、数学、体育、保健、英語、家庭科?
あと、芸術とかもかな?
それが『歳を重ねれば、更に細かくなる』し、『増える』かな。
『選択科目も増える』かな…
例えば…
国語なら、『自分の国だけ最初は皆が習う』けど。
『他の国の言葉、外国語も』増える。
社会なら、現代、政治、世界史、地理、国際とか?
芸術なら、音楽、美術、書道、工芸、技術とかかな?
『年齢が上がれば、もっと』あるけれど…
最初とかも、『基本しか』ないね!
それが『年齢が上がれば、更に難しくなっていく』感じ?
それでも人によって、『得意な科目がある』からね。
後はどれを『学ぶのか』は、人によって変えていく形かな。
私はあまり文系、まぁ、言語とか?
地理とか、苦手なんだけど。
でも数学、簡単に言うと計算とか?
化学とかの理数系が得意なんだ。
方程式さえ解ってしまえば、『答えが簡単だ』しなぁ。」

夜光は既に…
何も『言葉が浮かばない程に驚愕』でしかない。

(そんなに…!?
ずっと!?
しかも『絶対教育』となっているのだから…
『全ての国民』が、最低でも、その『年数と知識を持つ』のか!?
『常に学習し、勉強をすると言う事』か!?
どれだけの『知能』になるんだ!?
それは…
しかも『最低知識』で、これか!?
『15歳までなら』と言ったのは…
それから『更に知能を付ける意味』でもある。
確か、前に聞いた時。
『18~22歳までと聞いた事があった』が…
それだけの『年数を』ずっと!?
しかも『年齢が上がればもっと』と言っている!?
どれだけ『知能を上げる』のだ…)

「とんでもないな…」

「えっ?
何が?」

「いや、美雪は。
気にしなくて良い…」

(これがもし、『こちらの世界』で、『魔法』も含め。
人間がそれだけ『学び続けたら』!?
それを『考える』と、『恐ろしく』もなるぞ?)

夜光はそう思いながらも、何も言わなかった…

**************************

とある日の事の出来事。

その日の夜。
夜光は部屋に居たが…

(美雪は、どうやら『オフロ』が好きなようだ。
なかなか戻ってこないのもあるが…
何やら『今日は更に』機嫌も良く、はしゃぐ様に出てから長い…)

今日も夜光が、簡単に湯を貯めた。

前にしたやり方でもあるが…
夜光は、『やり方』を知ってからは、簡単でもある。
それから声をかける事も日課だった。

「美雪。
オフロだが、入ってきたらどうだ?」

そう言った瞬間だった。

「うん!!
行ってくる。
ありがとう、夜光。
よし!!」

(ん?
今日は『いつもと』少し?
何やら『違う』か?
なぜだ?
これはまた…
喜んでいる顔に見えるが?)

そのまま、服や他にも何かしら持って設置した。
『オフロ』へ行ったが…
今日は、なぜか、いつもより遅かった。

(まぁ、ここも『結界内』だ。
特に『美雪が嫌がる』からな。
『周囲の気配を探る』ぐらいしか、出来ないが…
身体を洗うだけだが、『普段より長い』か?
だが、近付けば、また『怒りそう』だ。)

そんな事を考えていた夜光だが。
ようやく美雪が戻ってきた。

「ふぅ。
やっぱりサッパリした気分だなぁ。
うん!!
『満足な結果』だった!!」

髪を拭きながら…
どうやら美雪は何だか満足そうな顔をしている。

だが。
夜光が聞く前に『気付いて』、美雪の側へと。
すぐに近付いた。

「わ、え?
どうしたの?」

それは普段より、『甘い香り』がした。
また『髪の色すらも、綺麗に艶やかに』なっていた。
『身体も同じ』であり、『甘く良い香りすら』する。

「美雪?
今日はいつもと、違わないか?」

「あぁ。
『こっちには』なかったから。
少し思い出しながら、『簡単な石鹸っぽい物を作ったから』だと思うよ?」

「セッケン?」

「うん。
『私の世界では普通だった』けど。
『ここにはないから作って』みたんだ!!
丁度、食料庫の中にある『果実』も、使えそうだなってね。
これなら『汚れも良く落ちる』と思って…」

「果実で?
汚れを?」

(そんな事が…
可能なのか!?)

「正確に言えば、『果実だけ』じゃないよ?
材料は簡単、ココナッツのような果実と、はちみつと。
後は、植物だろうオイルだけ。
家の側にある、紫の綺麗な花も使ってみた!!」

何ともないように美雪が笑って言う。
けれど夜光からしたら内心、やはり驚きが強い。

「作り方は『簡単』だよ!!
全部の材料を器に入れて、よく潰してから混ぜ合わる。
更に絞るだけ。
ちゃんとした『石鹸』は作れないけど、『代用品ぐらいにはなる』かなって。
それを『空き瓶に入れておけば良いだけ』だし。
後はまぁ、『保管もできる』からね。
これを使うと『髪の汚れも落ちる』し、傷みにくいし。
後、絡まりにくくもなるからね!!」

(こんなに…
『髪の色さえ艶やか』に…
『普段の物から、代用品すら作った』のか!?)

夜光は内心、やはり驚くのだが。
どうにか隠す。

「なるほど。
だから、『甘い香り』もするのか…」

(でも、それはまた…)

逆に夜光からすれば、触れたくなる衝動が湧く。

「あはは!!
上手く出来て良かったぁ!!
夜光も使ってみる?
まだ残ってるし、これなら『いつでも作れる』よ?」

(いつでも作れる、か…
だが…
美雪の、この顔は…)

「そうだな…」

あれ?
どうしたんだろう?

「夜光?」

「いや。
美雪が、それで良いなら。
構わない。」

そう言ってから、夜光は少し離れた。

美雪を見ると、何事もなく水を飲んでいた。
そしてとても、機嫌が良いのも判る。
夜光でもあった。

さっきまで座っていた場所に戻ってから。
夜光は少し溜息を出す。

(今夜は…
『我慢』だろうな…
美雪が、あれだけ『機嫌が良い』と。
それを、『邪魔する』のは…
いけないような?
気分にもなるが、俺は触れない?
だが、何だ、これは…
あれだけ『余計に魅力的』にも…
『艶やかで、更に魅力すらも増している姿』なのに。
手が、出せないのは…
『複雑な気分』だが。
これは『どんな感情』だ?
明確には判らないが…
なぜだか、『試されている感覚』か?
良く判らないが…
『触れたい』が、あの顔を見てしまうと…
『邪魔をする』のも躊躇う。
そして『答えもない』が、残念な気もする?
いや、『いつでも作れる』らしい。
なら、せめて『今夜は我慢』だな…)

私は石鹸が無理でも、『代用品の出来上がり』に充分。
満足した。
とてもスッキリした気分でもある。

「やっぱり。
お風呂は良いなぁ!!」

また夜光も『視線だけ』で見たが。
逆に目を閉じて考える。

(オフロが好きなのは判る、が…
『今日の美雪の姿』で、俺は我慢か?
だが、美雪の…
あれだけ喜んでいる姿を見れば…
手を出せない…
また、『初めての気分』だが?
これは流石に聞けない上に、何やら『複雑』だ…
俺は…)

その時に、どうにか夜光は、頭の中すらも振り払った。
手を目に置き、どうにかする『心境』でもある。

(今夜だけ、『今夜だけ』だ…
それで『美雪が笑う』なら。
今夜の俺は、『間違えていない』筈だ…
だが、『この感情は何』だ?
複雑だ…)

どうにか『その時』には、感情を抑えつけた夜光でもあった。

その後日。

触れ合う時に、『その分が増して』しまった事もあり。
『激しくも身体を合わせた事』にも繋がったが…
仕方がない状態の衝動は、もう夜光は抑えらなかった。
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