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第三章 第七節 神の死
19 船出
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「結局ここまで付いてきちまったな」
トーヤがルギに声をかけると、
「ああ」
と、一言だけで返事をする。
「そんじゃ、荷物下ろして船に乗せるか」
今日も大潮、出口のすぐそこまで水が来ている。
船が3艘、ゆらゆらと波に揺られている。
「俺の船もあるな」
ロープを引っ張って手繰り寄せる。
ダルと2人で黙って荷物を船に乗せる。
「俺の馬、頼むよ」
ダルがアルの手綱をルギに渡す。
「分かった」
相変わらず言葉少なにルギが答えた。
「宮の馬房に繋いでおく。馬房係が世話をしてくれるだろうが、戻ってくるまで俺も様子を見にいく」
「ありがとう、頼む」
綱を渡した手で、
「さあ、シャンタル」
アルの上からシャンタルを下ろす。
「こちらです、足元に気をつけて」
手を添えて船に導く。
「これに乗るの?」
シャンタルが小さな船にちょっと不安そうにそう言い、ダルの顔を見上げる。
「大丈夫です、小さいけど安定してる船ですよ。前にトーヤと一緒にこれに乗ってキノスから帰ってきました。トーヤの船です」
「トーヤの船?」
興味深そうに言うので、
「そうですよ、ほら」
と、以前、ダルが小刀で櫓に彫った「トーヤ」の文字を見せる。
「本当! トーヤの船」
「でしょ? 大丈夫ですよ」
「うん!」
今度は楽しそうにさっと船に乗り込んだ。
「おっ、思い切りいいな」
先に乗ってシャンタルを受け取ったトーヤが楽しそうに笑う。
「トーヤの船でキノスに行くの?」
「そうだ、そこで宿に一泊して、次の日にはオーサ商会の船に乗る。もっと大きい船だぞ」
「もっと大きい船!」
シャンタルが目をキラキラさせる。
荷物も全部積み込んだ、一番大事なシャンタルも乗った。
「さあ、じゃあ後は出発するだけだ、ダルもほれ、早く乗れよ」
「分かった」
小船のもやいを解きながらダルも乗り込む。
「じゃあな、ルギの旦那、あいつらによろしく頼むよ」
「分かった」
ルギは言葉少なに言った後、
「シャンタルを、お願いする」
そう言ってトーヤとダルに深く頭を下げた。
「おいおい、らしくねえことすんなよな」
トーヤがケラケラと笑った後で、
「これはな、仕事なんだからな、俺はプロとしてやることちゃんとやるだけだ。まあだーいじょうぶだって、任せとけよ、交代の時には男になったこいつ連れて戻るからよ。あいつらにちゃんと言っといてくれよな」
「分かった」
ルギの答えを聞くと、
「よっと!」
そう言って櫓で洞窟の端を押して船を漕ぎ出す。
「出港だ!」
「あ、そんじゃ」
ダルもルギに一つ頭を下げる。
「ルギ、またね」
シャンタルも小さな手をひらひらと振る。
「ラーラ様とマユリアに元気でね、って」
思い切り手を振りながらそう言う。
「はい、必ずお伝えします、シャンタルもどうぞお元気で!」
最後はルギらしからぬ大きめの声で、これもらしからぬ感情的な声でそう言う。
ルギは、小さな船がもっと小さな影になるまで洞窟で見送っていたが、やがてアルを連れて元来た方へ戻っていった。
きい、きい、きい
トーヤが操る櫓の音が水上に流れる。
「きいきいって」
シャンタルが楽しそうにそう言って笑う。
「楽しいか?」
「うん」
面白そうに海の上をあっちこっち見渡す。
「海は初めてだろ?」
「うん」
「宮の窓から見てたんじゃないんですか?」
「宮の窓から見えるの?」
言われて不思議そうに聞く。
「え、見えるでしょう」
「知らない」
言われてみれば、シャンタルは奥宮の最奥の自室しか知らないようなものだ。部屋から見えるのは中庭だけ。前の宮やバルコニーからは見えるのだが、交代の日にバルコニーから見えたような気がするだけ、しっかりと海を見たという記憶はない。
「そうかあ……」
ダルがちょっとかわいそうに思う。
「まあ、これから嫌! ってほど見られるからな」
トーヤがケラケラと笑う。
「西の港からは向こう一月ずっと海の上だ、飽きるぞ」
そう言ってまた笑う。
「だからな、今日はちょっとでも早く宿に入って、そんでゆっくり休む。明日からは10日ほどだっけ、アロさんの船は」
「そのぐらいだって。俺もそういう船に乗るのは初めてだから楽しみだ」
「だが、その前に一つ片付けておかなきゃならん問題がある」
急にトーヤが深刻そうな声になる。
「な、なんだ?」
「シャンタル」
「はい?」
「おまえな、その一人称、シャンタルはってのやめろ」
「え?」
「手形は別の名前になってるがそれで呼ぶわけにはいかん。だから呼ぶ時は『おまえ』とか『坊っちゃん』とかになる。そのおまえがシャンタルシャンタル言ってたら変だろうが」
「そう、なのかな……」
困ったような顔になる。
「おまえがシャンタルだってばれちゃまずいんだよなあ、だから、そうだな、俺、でいけ」
「お、俺?」
シャンタルが困ったようにドギマギと言う。
「そうだ、今からおまえは俺だ、ほれ言ってみろ」
「お、お、おれ……」
言うがなんか腑に落ちないという顔になる。
「なんだ、嫌か? そんじゃなんて言いたい」
「わたくし、ではだめなの?」
「おま、それ、ラーラ様とマユリアじゃねえかよ」
また笑う。
「うーん、ちょっーっと高貴過ぎるんだよなあ……」
「じゃあ『私』はどうです?」
「それだったらいい……」
こうしてシャンタルの一人称が「私」に落ち着いた。
――――――――――――――――――――――――――――
今回で第一部「過去への旅」は完結です。
次回からは現在のトーヤたち、あの安宿の部屋で話をしている仲間たちの元に戻り、そこから未来に向けて船出をします。
第二部「新しい嵐の中で」も引き続きお楽しみください。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/370011316/185497997
トーヤがルギに声をかけると、
「ああ」
と、一言だけで返事をする。
「そんじゃ、荷物下ろして船に乗せるか」
今日も大潮、出口のすぐそこまで水が来ている。
船が3艘、ゆらゆらと波に揺られている。
「俺の船もあるな」
ロープを引っ張って手繰り寄せる。
ダルと2人で黙って荷物を船に乗せる。
「俺の馬、頼むよ」
ダルがアルの手綱をルギに渡す。
「分かった」
相変わらず言葉少なにルギが答えた。
「宮の馬房に繋いでおく。馬房係が世話をしてくれるだろうが、戻ってくるまで俺も様子を見にいく」
「ありがとう、頼む」
綱を渡した手で、
「さあ、シャンタル」
アルの上からシャンタルを下ろす。
「こちらです、足元に気をつけて」
手を添えて船に導く。
「これに乗るの?」
シャンタルが小さな船にちょっと不安そうにそう言い、ダルの顔を見上げる。
「大丈夫です、小さいけど安定してる船ですよ。前にトーヤと一緒にこれに乗ってキノスから帰ってきました。トーヤの船です」
「トーヤの船?」
興味深そうに言うので、
「そうですよ、ほら」
と、以前、ダルが小刀で櫓に彫った「トーヤ」の文字を見せる。
「本当! トーヤの船」
「でしょ? 大丈夫ですよ」
「うん!」
今度は楽しそうにさっと船に乗り込んだ。
「おっ、思い切りいいな」
先に乗ってシャンタルを受け取ったトーヤが楽しそうに笑う。
「トーヤの船でキノスに行くの?」
「そうだ、そこで宿に一泊して、次の日にはオーサ商会の船に乗る。もっと大きい船だぞ」
「もっと大きい船!」
シャンタルが目をキラキラさせる。
荷物も全部積み込んだ、一番大事なシャンタルも乗った。
「さあ、じゃあ後は出発するだけだ、ダルもほれ、早く乗れよ」
「分かった」
小船のもやいを解きながらダルも乗り込む。
「じゃあな、ルギの旦那、あいつらによろしく頼むよ」
「分かった」
ルギは言葉少なに言った後、
「シャンタルを、お願いする」
そう言ってトーヤとダルに深く頭を下げた。
「おいおい、らしくねえことすんなよな」
トーヤがケラケラと笑った後で、
「これはな、仕事なんだからな、俺はプロとしてやることちゃんとやるだけだ。まあだーいじょうぶだって、任せとけよ、交代の時には男になったこいつ連れて戻るからよ。あいつらにちゃんと言っといてくれよな」
「分かった」
ルギの答えを聞くと、
「よっと!」
そう言って櫓で洞窟の端を押して船を漕ぎ出す。
「出港だ!」
「あ、そんじゃ」
ダルもルギに一つ頭を下げる。
「ルギ、またね」
シャンタルも小さな手をひらひらと振る。
「ラーラ様とマユリアに元気でね、って」
思い切り手を振りながらそう言う。
「はい、必ずお伝えします、シャンタルもどうぞお元気で!」
最後はルギらしからぬ大きめの声で、これもらしからぬ感情的な声でそう言う。
ルギは、小さな船がもっと小さな影になるまで洞窟で見送っていたが、やがてアルを連れて元来た方へ戻っていった。
きい、きい、きい
トーヤが操る櫓の音が水上に流れる。
「きいきいって」
シャンタルが楽しそうにそう言って笑う。
「楽しいか?」
「うん」
面白そうに海の上をあっちこっち見渡す。
「海は初めてだろ?」
「うん」
「宮の窓から見てたんじゃないんですか?」
「宮の窓から見えるの?」
言われて不思議そうに聞く。
「え、見えるでしょう」
「知らない」
言われてみれば、シャンタルは奥宮の最奥の自室しか知らないようなものだ。部屋から見えるのは中庭だけ。前の宮やバルコニーからは見えるのだが、交代の日にバルコニーから見えたような気がするだけ、しっかりと海を見たという記憶はない。
「そうかあ……」
ダルがちょっとかわいそうに思う。
「まあ、これから嫌! ってほど見られるからな」
トーヤがケラケラと笑う。
「西の港からは向こう一月ずっと海の上だ、飽きるぞ」
そう言ってまた笑う。
「だからな、今日はちょっとでも早く宿に入って、そんでゆっくり休む。明日からは10日ほどだっけ、アロさんの船は」
「そのぐらいだって。俺もそういう船に乗るのは初めてだから楽しみだ」
「だが、その前に一つ片付けておかなきゃならん問題がある」
急にトーヤが深刻そうな声になる。
「な、なんだ?」
「シャンタル」
「はい?」
「おまえな、その一人称、シャンタルはってのやめろ」
「え?」
「手形は別の名前になってるがそれで呼ぶわけにはいかん。だから呼ぶ時は『おまえ』とか『坊っちゃん』とかになる。そのおまえがシャンタルシャンタル言ってたら変だろうが」
「そう、なのかな……」
困ったような顔になる。
「おまえがシャンタルだってばれちゃまずいんだよなあ、だから、そうだな、俺、でいけ」
「お、俺?」
シャンタルが困ったようにドギマギと言う。
「そうだ、今からおまえは俺だ、ほれ言ってみろ」
「お、お、おれ……」
言うがなんか腑に落ちないという顔になる。
「なんだ、嫌か? そんじゃなんて言いたい」
「わたくし、ではだめなの?」
「おま、それ、ラーラ様とマユリアじゃねえかよ」
また笑う。
「うーん、ちょっーっと高貴過ぎるんだよなあ……」
「じゃあ『私』はどうです?」
「それだったらいい……」
こうしてシャンタルの一人称が「私」に落ち着いた。
――――――――――――――――――――――――――――
今回で第一部「過去への旅」は完結です。
次回からは現在のトーヤたち、あの安宿の部屋で話をしている仲間たちの元に戻り、そこから未来に向けて船出をします。
第二部「新しい嵐の中で」も引き続きお楽しみください。
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「第一部 18 衛士ルギ」まで拝読いたしました~。とても面白いです! トーヤと一緒に不思議な世界に迷い込んでしまったような気分になりますね……。
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