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2024年  1月

2日目の天ぷら

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 前回宣言したように、今日のお昼は2日目の天ぷらを天丼にしました。

 うちの天丼は卵とじです。物心ついた頃からずっとそうだったので、天丼というのはそういうものだとずっと思っていました。

 ところが、テレビで天丼として紹介されるといつもご飯の上に天ぷらが乗ってるだけ、卵の姿が見当たらない。どうしてだろうなあと不思議でした。
 大部分、そういう紹介の仕方をされるのは東京周辺のようだったので、きっと東京ではそうなんだろうと思ってたら、違うんですね、大抵がそういう感じ。
 外で天丼を食べることもほぼなかったので、かなり大人になるまでそう信じてました。
 
 どうして外で天丼を食べなかったかと言いますと、外で食べる時はカツ丼が食べたかったからです。家では親子丼やうちの卵とじ天丼は作っても、なぜかカツ丼はありませんでした。おそらく母がめんどくさかったか、父か母があまり好きじゃかなったからじゃないかと思っています。

 それと、家で作ったカツでカツ丼をすると、衣が薄くてへにゃっとしてしまうので、あんまりおいしくなくなるんですよね。あれは揚げ立ての衣が分厚いカツでやるからおいしいんだと思います。

 今回は最初から、

「明日は天丼だ!」

 と思って余分に作ってあったので、もちろん天丼です、卵でとじて。

 天つゆと同じぐらいの味に作った煮汁に適当に残った天ぷらを入れ、くつくつ煮たら卵でとじて、それをご飯に乗せるだけです。三つ葉やネギがあったらおいしいかも知れないけど、今回は忘れてたのでなしです。

 私は基本、揚げ物の衣がふにゃ~んとなったのは苦手なんですが、これだけは別。ふにゃ~んとなって、汁気たっぷりなのをご飯と食べるのがおいしいのです。

 ただ問題は、見た目はきれいじゃないです。なんかよく分からない感じ。おいしいんですけどね。
 
 そういや、そのことでふと思ったことがあります。一応丼鍋はあって使ってるんですが、あれってなんで直角に持ち手が付いてるんだろう。テレビで使ってるの見ても、直角だからって特に使いやすそうには思えないんですが。使ってる方、使いやすいですか?

 それに、滑らせてご飯の上に丼を乗せようとしたら、どうしてもご飯が鍋底につくんですよね。できるだけつけるまいとしてがんばりますが、ついてしまう時がある。

 そんな感じでただでさえふにゃっとしてなんだかよく分からない状態のを、さらに丼鍋で乗せてたら必ずちょっと崩れてますますなんだか分からなくなってしまいます。だから天丼って卵でとじてない、ってわけではないですよね。

 丼用のお鍋、もうちょっと改善の余地はないんだろうか。丼の具を乗せやすい形のお鍋、お待ちしています。
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