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2023年 12月
クリスマスって何?
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何の脈絡もなく、なんとなく、ふと、タイトルのようなことを考えていたら、本当に偶然、日本のクリスマスを取り上げる番組をやっていました。あまりにタイムリーなので、BGMのように流し見していた作業の手を止め、ちょっとじっくり見てみることに。
やっていたのは「日本のクリスマス史」について。日本ではもうすっかり定着しているクリスマス、知っていることも多かったけど、その中で本当にびっくりする事実もありました。
まず、日本で一番最初にクリスマスをやったのは、記録の上では1552年、日本に来たイエズス会の宣教師たちによって催されたようです。本能寺の変のちょうど30年前ですね。詳しい年までは覚えていませんでしたが、イエズス会からというのは記憶に残ってました。
それから時代はどーんと飛んで、維新後、明治になって海外の人が入ってきてクリスマスもまた知られるようになっていったわけですが、そこにびっくりするようなことがあったのです。
なんと、昭和になってから戦後までのしばらくの間、
「12月25日は祭日だった」
というのです!
え、なんで?
日本はキリスト教国じゃないのに、なんでその日?
聞いてみたらえらい偶然です。
「大正天皇の命日」
だったらしい。
そういや、昭和って最初と最後が1週間ずつだったなあと思い出しました。
そういうわけで、たまたまクリスマスに仕事が休みで、それで余計に広まったらしいです。
平成時代は12月23日が天皇誕生日、それでその日にクリスマスパーティーとかする人も多かったですよね。うーむ、日本のクリスマスは天皇陛下の記念日と関係が深かった、いや、びっくりです。
そういやクリスマスって何? という話に戻りますが、私は子どもの頃に、
「クリスマスはイエス・キリストの誕生日」
そう聞いてたんですが、これも本当は違うそうです。
「イエス・キリストのお誕生日を祝いたいけど、いつ生まれたか分からない、じゃあこの日にするか」
って感じで12月25日を、
「誕生を祝う日」
に決めたとか。
これも初めて聞いた時にはびっくりしたものです。
私が行った幼稚園は一応キリスト教系だったので、クリスマスに3人の博士がお祝いにやってきた、てな寸劇がありましたが、あの時のイメージは、雪の中を博士がやってくるというものでした。
だから本当のお誕生日は真夏かも知れなくて、その場合はオーストラリアが正しいということになりますね。
日本だと、
「建国した日は分からないからこの日に祝うか」
ってことで、
「建国記念の日」
というのがありますが、それと同じような感覚かも。
「建国記念日」
ではなくて、
「建国記念『の』日」
が正解なのです。
「イエス・キリストの誕生日」
ではなくて、
「イエス・キリストの誕生を祝う日」
こちらもこれが正解だそうです。
そういやロシア正教のクリスマスって、1月になってからですよね。そのへんの違いなんでしょう。
うーむ、クリスマス、奥が深いというか、プロテスタントが出てくる前のカトリックって本当にいい加減と言いますか、元々がいい加減な人間の私からしますと、
「いいんじゃね?」
となります。
いやいや、だって2000年も前のことだもの、分からないことだって多いでしょ。だから嘘になることはやめましょうじゃなくて、このぐらいでいいじゃん、わーいわーいとなった方が楽しいから。
ということで、来週はクリスマスです。皆様はどこでどんなクリスマスをお迎えでしょう?
やっていたのは「日本のクリスマス史」について。日本ではもうすっかり定着しているクリスマス、知っていることも多かったけど、その中で本当にびっくりする事実もありました。
まず、日本で一番最初にクリスマスをやったのは、記録の上では1552年、日本に来たイエズス会の宣教師たちによって催されたようです。本能寺の変のちょうど30年前ですね。詳しい年までは覚えていませんでしたが、イエズス会からというのは記憶に残ってました。
それから時代はどーんと飛んで、維新後、明治になって海外の人が入ってきてクリスマスもまた知られるようになっていったわけですが、そこにびっくりするようなことがあったのです。
なんと、昭和になってから戦後までのしばらくの間、
「12月25日は祭日だった」
というのです!
え、なんで?
日本はキリスト教国じゃないのに、なんでその日?
聞いてみたらえらい偶然です。
「大正天皇の命日」
だったらしい。
そういや、昭和って最初と最後が1週間ずつだったなあと思い出しました。
そういうわけで、たまたまクリスマスに仕事が休みで、それで余計に広まったらしいです。
平成時代は12月23日が天皇誕生日、それでその日にクリスマスパーティーとかする人も多かったですよね。うーむ、日本のクリスマスは天皇陛下の記念日と関係が深かった、いや、びっくりです。
そういやクリスマスって何? という話に戻りますが、私は子どもの頃に、
「クリスマスはイエス・キリストの誕生日」
そう聞いてたんですが、これも本当は違うそうです。
「イエス・キリストのお誕生日を祝いたいけど、いつ生まれたか分からない、じゃあこの日にするか」
って感じで12月25日を、
「誕生を祝う日」
に決めたとか。
これも初めて聞いた時にはびっくりしたものです。
私が行った幼稚園は一応キリスト教系だったので、クリスマスに3人の博士がお祝いにやってきた、てな寸劇がありましたが、あの時のイメージは、雪の中を博士がやってくるというものでした。
だから本当のお誕生日は真夏かも知れなくて、その場合はオーストラリアが正しいということになりますね。
日本だと、
「建国した日は分からないからこの日に祝うか」
ってことで、
「建国記念の日」
というのがありますが、それと同じような感覚かも。
「建国記念日」
ではなくて、
「建国記念『の』日」
が正解なのです。
「イエス・キリストの誕生日」
ではなくて、
「イエス・キリストの誕生を祝う日」
こちらもこれが正解だそうです。
そういやロシア正教のクリスマスって、1月になってからですよね。そのへんの違いなんでしょう。
うーむ、クリスマス、奥が深いというか、プロテスタントが出てくる前のカトリックって本当にいい加減と言いますか、元々がいい加減な人間の私からしますと、
「いいんじゃね?」
となります。
いやいや、だって2000年も前のことだもの、分からないことだって多いでしょ。だから嘘になることはやめましょうじゃなくて、このぐらいでいいじゃん、わーいわーいとなった方が楽しいから。
ということで、来週はクリスマスです。皆様はどこでどんなクリスマスをお迎えでしょう?
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