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2023年 11月
小さな不幸を望む
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今、「まんぷく」という以前の朝ドラの再放送をやっています。私は以前も見たんですが、まあ習慣のように朝見ている枠だし、前も面白く見ていたのでまた見ています
どういう話かと言いますと、チキンラーメンの発明者、安藤百福氏とその奥様をモデルにしたドラマです。決して本人じゃないのが朝ドラですよね。その人っぽい人の人生がモデル。大体がそんな感じです。
話は戻って、そこに桐谷健太さんが演じる「世良勝夫」という架空の人物が出てきます。その世良がですね、なんというか小悪党なんですよ。
それで、私は全く知らなかったんですが、ドラマを最初に放送していた当時、
「#世良に願いを」というハッシュタグがSNSであったそうなんです。再放送にあたり、そのタグが復活したということです。
なんでこんなのがあるかの説明に、ちょっとここ数日ドラマの中で起こっていることを説明します。
主人公の夫は発明家なのですが、戦争で家も会社も焼けてしまい、今は社員15人を使って「塩作り」をしています。社員はみんな、戦争で家も家族も失った帰還兵、みんなで苦労して作った塩を、この世良が「自分の車で専売局に持って行って売ってくる」と持っていくと、思った以上の高額に売れてびっくり。「塩って金になるんや」と思った世良、3000円で売れた塩を「茶色い塩が混じってて買い叩かれた」と1500円しか渡さず、半分は自分が着服してしまいます。
がっかりする主人公や社員たち。すると世良は今度は「専売局より闇で売ったほうが儲かる」とおいしい話を持ってきますが、曲がったことが嫌いな主人公の夫は断ります。そして今度は満額で買ってもらえるようにと、手間暇かけて本当に最上級の塩を作り上げました。
そこへまたやってきた世良、今度はちょっと頭を使いました。一部を専売局、そして残りを闇市で売り、専売局に正当な値段で買ってもらえた値段の4000円を渡し、闇で高く売れた差額分の2400円をまた着服してしまいました。
そんな世良に対して、
「ちっちゃな不幸を願う」
という目的で、当時このハッシュタグが作られたらしいのですが、それが復活いているというわけです。
あくまで「ちっちゃな不幸」を願っているので、本気で呪ったり、嫌ったりはしていません。世良は確かに小悪党なんですが、まあ、その程度にしか憎めないキャラなんですよね。そもそも塩作りを始めたきっかけも、世良の親切? が始まりですし、塩だって最初はどうも好意で売りに行ってくれたような感じなので。
その不幸の内容を見て、かなり笑ってしまいました。その中で気にいったのをいくつか紹介したいと思います。
「ためてたポイントの期限が昨日で切れてますように」
これ、実際に私もなったことがあるんですが、気がついた時にへこみますよ~
「毎回割った卵に小さな殻が入っていますように」
いや、これ、嫌だ、地味に嫌だ! うますぎる!
他にも「洗車した日に雨が降りますように」「連続ドラマの録画が失敗していますように」「めっちゃ辛いししとうが当たりますように」「洗濯物にカメムシがついてますように」などなど、どれも見て思わずクスッと笑ってしまう呪い? のオンパレードでおおうけしています。
私も考えてみました。
「せっかくこうしてバズってるのに世良がその事実に気がついていませんように」
こんな感じですか。
本当の意味で不幸を願うのは嫌ですが、こういうお遊びはいいですね
どういう話かと言いますと、チキンラーメンの発明者、安藤百福氏とその奥様をモデルにしたドラマです。決して本人じゃないのが朝ドラですよね。その人っぽい人の人生がモデル。大体がそんな感じです。
話は戻って、そこに桐谷健太さんが演じる「世良勝夫」という架空の人物が出てきます。その世良がですね、なんというか小悪党なんですよ。
それで、私は全く知らなかったんですが、ドラマを最初に放送していた当時、
「#世良に願いを」というハッシュタグがSNSであったそうなんです。再放送にあたり、そのタグが復活したということです。
なんでこんなのがあるかの説明に、ちょっとここ数日ドラマの中で起こっていることを説明します。
主人公の夫は発明家なのですが、戦争で家も会社も焼けてしまい、今は社員15人を使って「塩作り」をしています。社員はみんな、戦争で家も家族も失った帰還兵、みんなで苦労して作った塩を、この世良が「自分の車で専売局に持って行って売ってくる」と持っていくと、思った以上の高額に売れてびっくり。「塩って金になるんや」と思った世良、3000円で売れた塩を「茶色い塩が混じってて買い叩かれた」と1500円しか渡さず、半分は自分が着服してしまいます。
がっかりする主人公や社員たち。すると世良は今度は「専売局より闇で売ったほうが儲かる」とおいしい話を持ってきますが、曲がったことが嫌いな主人公の夫は断ります。そして今度は満額で買ってもらえるようにと、手間暇かけて本当に最上級の塩を作り上げました。
そこへまたやってきた世良、今度はちょっと頭を使いました。一部を専売局、そして残りを闇市で売り、専売局に正当な値段で買ってもらえた値段の4000円を渡し、闇で高く売れた差額分の2400円をまた着服してしまいました。
そんな世良に対して、
「ちっちゃな不幸を願う」
という目的で、当時このハッシュタグが作られたらしいのですが、それが復活いているというわけです。
あくまで「ちっちゃな不幸」を願っているので、本気で呪ったり、嫌ったりはしていません。世良は確かに小悪党なんですが、まあ、その程度にしか憎めないキャラなんですよね。そもそも塩作りを始めたきっかけも、世良の親切? が始まりですし、塩だって最初はどうも好意で売りに行ってくれたような感じなので。
その不幸の内容を見て、かなり笑ってしまいました。その中で気にいったのをいくつか紹介したいと思います。
「ためてたポイントの期限が昨日で切れてますように」
これ、実際に私もなったことがあるんですが、気がついた時にへこみますよ~
「毎回割った卵に小さな殻が入っていますように」
いや、これ、嫌だ、地味に嫌だ! うますぎる!
他にも「洗車した日に雨が降りますように」「連続ドラマの録画が失敗していますように」「めっちゃ辛いししとうが当たりますように」「洗濯物にカメムシがついてますように」などなど、どれも見て思わずクスッと笑ってしまう呪い? のオンパレードでおおうけしています。
私も考えてみました。
「せっかくこうしてバズってるのに世良がその事実に気がついていませんように」
こんな感じですか。
本当の意味で不幸を願うのは嫌ですが、こういうお遊びはいいですね
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