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2023年 11月
納豆とヨーグルト
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食べ物の相性がいいのを、
「マリアージュ」
という言い方をします。
フランス語で「結婚」の意味で、これとこれの組み合わせはバッチリ、という時に使います。食べ物以外でも使うようですが、他のところで使ってるのは記憶にないので、食べ物の相性でいいや。
今では普通に食べているものでも、出てきた時には、
「えーそんなんおいしい?」
と、思う物も結構あった気がします。
まず、
「ツナマヨおにぎり」
ですが、これ、最初に食べるのに結構勇気が必要でした。
だって、ご飯とマヨネーズが合うの? って思いましたから。でも今では定番ですよね、お寿司だってマヨネーズがついてるのはもう定番。一流のお寿司屋さんではサーモンすら邪道と言われるらしいので、そういうところではどうか分かりませんが。
それから、
「いちご大福」
これも最初は「えー」って思ったなあ。でももうすっかり定番。あんことフルーツの酸味がとても合う!
こういうの、以前は大体、開発した人が自分の舌で食べてみて、成功したり失敗したりしてたと思います。ですが、時代は変わりました、今ではこういうのもAIで判定してくれたりします。ちょっと前からテレビなんかで見てましたが、今朝もまた新しいのをやってました
今回やってたのが、
「納豆と合う物」
なんですが、偏見を持たず、完全に数値だけでマリアージュな物を探した結果、
「ヨーグルト」
が合うそうです。
うーん、なんとなくこれはまだいけるような、ちょっとだけ抵抗あるようなかな。とりあえず、タレントさんたちが試食した結果、
「なかなかいける」
という感想でした。テレビがないところでならどう言うか分かりませんが、とりあえずそんな感じ。その中でも「家でもやりたいか」という質問は、やりたいという人と、そうじゃない人に分かれましたが、まあ、味じゃなく、やっぱり抵抗があるとかそんな感じも大きいのかな。
単に数値だけで「おいしいですよ」と言われても、食べるという行為には、やっぱりそれだけではいけない何かもありますが、そうして思わぬ物が定番になっていくこともあるのかも知れません。
そうそう、
「納豆を混ぜる回数」
というのもついでにやってたんですが、AIが数値だけで判断した結果では、
「20回、100回、400回では400回混ぜたのが一番おいしい」
という結果になっていて、それを聞き、
「北大路魯山人ってすげえ!」
と、思いました。
「美味しんぼ」で有名になった魯山人ですが、何かで魯山人は、
「納豆をかき混ぜる回数で一番おいしいのは424回」
と言ってたと読んだんです。
AIの調査結果でも、そのぐらいが一番おいしいとなっていました。それ以上は混ぜても一緒か落ちていくだけらしい。
つまり、魯山人は、その当時に自分の舌だけでAIと同じ結論を出してたってことになるんです。すごいですよね!
そういう人たちが、色んな物を組み合わせて思わぬマリアージュを発見していってたと思うけど、魯山人はヨーグルトと納豆、やってないのかな。抵抗があったからか、知らなかったのかは分かりませんが、現代にいたら自分で発見していたかもと思うと、ちょっと楽しくなりました。
「マリアージュ」
という言い方をします。
フランス語で「結婚」の意味で、これとこれの組み合わせはバッチリ、という時に使います。食べ物以外でも使うようですが、他のところで使ってるのは記憶にないので、食べ物の相性でいいや。
今では普通に食べているものでも、出てきた時には、
「えーそんなんおいしい?」
と、思う物も結構あった気がします。
まず、
「ツナマヨおにぎり」
ですが、これ、最初に食べるのに結構勇気が必要でした。
だって、ご飯とマヨネーズが合うの? って思いましたから。でも今では定番ですよね、お寿司だってマヨネーズがついてるのはもう定番。一流のお寿司屋さんではサーモンすら邪道と言われるらしいので、そういうところではどうか分かりませんが。
それから、
「いちご大福」
これも最初は「えー」って思ったなあ。でももうすっかり定番。あんことフルーツの酸味がとても合う!
こういうの、以前は大体、開発した人が自分の舌で食べてみて、成功したり失敗したりしてたと思います。ですが、時代は変わりました、今ではこういうのもAIで判定してくれたりします。ちょっと前からテレビなんかで見てましたが、今朝もまた新しいのをやってました
今回やってたのが、
「納豆と合う物」
なんですが、偏見を持たず、完全に数値だけでマリアージュな物を探した結果、
「ヨーグルト」
が合うそうです。
うーん、なんとなくこれはまだいけるような、ちょっとだけ抵抗あるようなかな。とりあえず、タレントさんたちが試食した結果、
「なかなかいける」
という感想でした。テレビがないところでならどう言うか分かりませんが、とりあえずそんな感じ。その中でも「家でもやりたいか」という質問は、やりたいという人と、そうじゃない人に分かれましたが、まあ、味じゃなく、やっぱり抵抗があるとかそんな感じも大きいのかな。
単に数値だけで「おいしいですよ」と言われても、食べるという行為には、やっぱりそれだけではいけない何かもありますが、そうして思わぬ物が定番になっていくこともあるのかも知れません。
そうそう、
「納豆を混ぜる回数」
というのもついでにやってたんですが、AIが数値だけで判断した結果では、
「20回、100回、400回では400回混ぜたのが一番おいしい」
という結果になっていて、それを聞き、
「北大路魯山人ってすげえ!」
と、思いました。
「美味しんぼ」で有名になった魯山人ですが、何かで魯山人は、
「納豆をかき混ぜる回数で一番おいしいのは424回」
と言ってたと読んだんです。
AIの調査結果でも、そのぐらいが一番おいしいとなっていました。それ以上は混ぜても一緒か落ちていくだけらしい。
つまり、魯山人は、その当時に自分の舌だけでAIと同じ結論を出してたってことになるんです。すごいですよね!
そういう人たちが、色んな物を組み合わせて思わぬマリアージュを発見していってたと思うけど、魯山人はヨーグルトと納豆、やってないのかな。抵抗があったからか、知らなかったのかは分かりませんが、現代にいたら自分で発見していたかもと思うと、ちょっと楽しくなりました。
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