色んなことが、ふと、気になって

小椋夏己

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2023年 10月

一天にわかに掻き曇り

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「うちが一番当たるよ」

 そう謳っているお天気アプリを使っていると何回か書いてますが、今ももちろん使っています。

 少し前にこの先のお天気どうかなと見てみたら、その日から10日ぐらいずっと晴れ続き。今月末にやっと少し雨の気配があるよ、ぐらいの予報でした。

 昨日も一応晴れの予報だったんですが、朝からテレビの天気予報では、

「夕方から雨が降るから傘を忘れないでね」

 と、言ってました。

 私は移動は車だし、そのあたりは関係ないけど、ずっと雨が降らないはずが雨になったかぐらいには思ってました。

 職場である実家に行ってもいいお天気。2階や洗面所の窓を開け放ち、空気を入れると気持ちがいい。少しだけ涼しい秋の晴天、といった感じでした。気温が低いので2階の窓は少ししたら閉めましたが、洗面所は開けておいたら室内に空気が通ってちょうどいい感じだったかな。

 昨日は午後から車で出る仕事がありました。車は朝着いたら車庫に入れるので、少し早めに出してそのままもう車は出しておくことにして、と時間を計算。用事がなかったら夕方4時半ぐらいに出すことが多いけど、こういう時は早めに出してそのままもう一度入れることはありません。面倒だから。

 そしたら、2時過ぎた頃からいきなり空が暗くなってきた。

「これは、雨が降るまでに行っておかないとざあっと一気に来る可能性があるな。ついでに銀行も行っておくか」

 銀行は3時まで。早めに行ったら両方行けるかも。2時半頃に出ようと準備をしてたら、

「うわっ、真っ暗になってきた、ヤバい」

 雷まで鳴り出した。それでも降ってくるまでには行けるだろう、そう思って車を出したんですが、

「すごい風が渦巻いてる」

 車の進行方向、道路に葉っぱがぐるぐる渦巻いて、まるで西部劇のタンブルウィードみたいになってる!

「これはちょっとヤバいかも」

 急いで仕事を終えて、銀行に行こうとしたんですが、

「空があ!」

 まさにタイトルのように西の方から真っ黒な空が流れたみたいになってきて、突風と大雨が来る気配!

「これはもう銀行やめよう」

 そうして帰ったと同時ぐらいにどしゃぶりになりました。

 幸いにして車のドアを開けたらもうひさしがあり、ほとんど濡れることはなかったんですが、バケツを引っくり返したような大雨です。

 すこし待ったらいきなり雨がやんだんですが、すごかったなあ。嵐の雲が上を通り過ぎた間だけ嵐がきた、みたいな感じでした。

 落ち着いてスマホを見たら、さっきまで2時は晴れになってたのに、雨いっぱい降りましたマークに変わってる。やっぱりあんまり頼りにならないけど、記録にはなるなと思って見てました。
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