色んなことが、ふと、気になって

小椋夏己

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2023年 10月

車で帰れるマンション

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 テレビで見ただけで、私とは全くご縁のない話で恐縮ですが、何年かしたら大阪のどこかに超高級マンションができるそうです。

 そのマンションのすごいところ、

「車で部屋まで帰れる」

 って、何それ! どこぞのスパイ映画?

 専用のエレベーターがあり、それで車ごと部屋まで帰れるらしいです。そして部屋まで戻った車は、部屋の中からギャラリーに置いて見られるとか。

 今、マンションに住んでいて、荷物が多い時とかは部屋まで車で行けたらなあと思ったこともあります。そしたら実際にそんな部屋があるんですね。今、実際に世界のどこかにあるかどうかまでは分かりませんが、なんともすごいことを考えるものです。

 しかし、そんな大きな専用エレベーターがあるとしたら、管理費は随分と高くなるんだろうなあ。マンション自体は25億円とか言ってましたが、一体どのぐらいになるんだろう。おそらく、庶民の住むそこそこのマンションの家賃より高いだろうな、とは思いますが、推測もつきません。

 もしも、そんな部屋があったら住みたいかという話題になった時、話してた相手が、

「いらない」
 
 と言うので、

「荷物の多い時とか便利じゃないか」

 と言ったら、

「そういう時は運んでもらうからいい」

 って。

 確かに、それほどの人だったら運転手だの執事だのいて、運んでくれますよね、荷物。何しろギャラリーに飾って見ておきたいほどの車を持ってるわけですし。

 ううむ、私はやっぱりどこまでいっても庶民なんです。そんな、運んでくれる人の存在を考えたこともなかった。なんとなく負けた気がする。

 そのマンションのモデルルームの写真を見たんですが、どの部屋も博物館とか会議場みたいで、おそらく、その一部屋だけで、うちの部屋ぐらいの広さがあるな。

 不景気だ不景気だって言うけど、こういうのを見たら、まるでまだバブル時代のように思います。

 24年2月に発売開始で25年12月に竣工予定、つまり工事完了して、27年全面開業予定ってことは、住めるようになるってことでしょうか? 

 そういうところを買う人って、今はどんな家に住んでるのかなあ。
 なんだか、色々と気になることが出てきたけど、どれも想像すらできません。
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