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2023年 7月
夏休みの自由研究
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世間では夏休みに入ってもう一週間になろうとしていますね。
毎年、この時期には、
「子供はいいなあ」
と、思い、終わる時期には、
「子供じゃなくてよかったなあ」
と、思います。
そんな夏休みの宿題、自由研究についてをテレビで取り上げていました。
私の頃って自由研究って言ってたかなあ、なんか他の呼び方だったようにも思うんですが、まあ自由研究と言っておきます。
夏休みに入る前から「自由研究教室」というのが盛況だという話でした。
「自由研究は親が大変で」
ということで、大体がお母さんが子供を連れてそういうイベントに参加しているようです。
見ていても面白そうだなと思うのがあり、夏休みの宿題でなくてもやってみたいと思うのもありました。
そして、小学校の3年か4年の時の夏休みの自由研究のことを、ふと、思い出しました。
うちの親は、特に勉強しろとか言うことのない人たちで、「教育ママ」とかではありませんでした。それなりにちゃんと宿題しなさいとかは言ってましたが、親が必死になって成績がどうたらーってのではなかったです。
それが、なんでかその年の夏休みの工作だけは、母が一生懸命作ってたんですね。私はほとんど作ってなくて、なんだかちょろっと「手伝った」だけでした。
子供に受験勉強させるために親が代わりに作るとか、発注するとかって話を最近では聞きますが、そういう親なので、そのために、私に勉強させるために代わりに作ったというわけでは決してありません。
何か理由を考えるとすると、その夏休みには初めて父の実家に行って、結構長く家にいなかったので、そのせいかなとも考えますが、今となってはどうしてか全く分かりません。
とにかく、母が一生懸命作ってくれた、という記憶だけが残っています。
その工作が、なんと、優秀と選ばれて、神戸のそごうの展示会に出品されることになりました!
見に行ったら、ずらっと並んだ工作の中に、「母が作った」私の作品も一緒に並んでました。
感想のところには、
「◯◯するのがむずかしかったです」
と、私の文字で、私の感想が書いてあるんですが、いや、そんなとこほぼやってないし。
というか、学校に提出するのに一言書かなくてはいけなかったんですが、それすら浮かばなかったら、母が、
「◯◯するのがむずかしかったです、って書きなさい」
ということで、その感想すら母の感想です。
ということで、選ばれてうれしいというよりも、なんとなく後ろめたいような、というか、完全に、
「他人事」
としか思えなかったんですが、それでもやっぱり記憶には残りました。
母が工作をここまで手伝ってくれたのは、後にも先にもこの時だけで、他の年には何を作ったかすら覚えていません あの年だけ、どうして母があんなに一生懸命作ってくれたのかなあと考えてて、後になんとなく思い浮かんだことがあります。
「多分、作るのが面白かったんだろうな」
それしかないです。
どうしてその作品を作ろうと思ったのか、そもそも何で知ったのか、そんなことすら一切記憶にないんですが、その時作った作品のことは忘れられません。
ちなみに、何を作ったかなんですが、
「風車を回すと発電して豆電球がつく観覧車」
みたいなものでした。
いや、本当、なんであれを作ろうと思った、母。
だけど、きれいにできてたし、母もうれしそうだったから、まあいいか。
もう時効だし!
毎年、この時期には、
「子供はいいなあ」
と、思い、終わる時期には、
「子供じゃなくてよかったなあ」
と、思います。
そんな夏休みの宿題、自由研究についてをテレビで取り上げていました。
私の頃って自由研究って言ってたかなあ、なんか他の呼び方だったようにも思うんですが、まあ自由研究と言っておきます。
夏休みに入る前から「自由研究教室」というのが盛況だという話でした。
「自由研究は親が大変で」
ということで、大体がお母さんが子供を連れてそういうイベントに参加しているようです。
見ていても面白そうだなと思うのがあり、夏休みの宿題でなくてもやってみたいと思うのもありました。
そして、小学校の3年か4年の時の夏休みの自由研究のことを、ふと、思い出しました。
うちの親は、特に勉強しろとか言うことのない人たちで、「教育ママ」とかではありませんでした。それなりにちゃんと宿題しなさいとかは言ってましたが、親が必死になって成績がどうたらーってのではなかったです。
それが、なんでかその年の夏休みの工作だけは、母が一生懸命作ってたんですね。私はほとんど作ってなくて、なんだかちょろっと「手伝った」だけでした。
子供に受験勉強させるために親が代わりに作るとか、発注するとかって話を最近では聞きますが、そういう親なので、そのために、私に勉強させるために代わりに作ったというわけでは決してありません。
何か理由を考えるとすると、その夏休みには初めて父の実家に行って、結構長く家にいなかったので、そのせいかなとも考えますが、今となってはどうしてか全く分かりません。
とにかく、母が一生懸命作ってくれた、という記憶だけが残っています。
その工作が、なんと、優秀と選ばれて、神戸のそごうの展示会に出品されることになりました!
見に行ったら、ずらっと並んだ工作の中に、「母が作った」私の作品も一緒に並んでました。
感想のところには、
「◯◯するのがむずかしかったです」
と、私の文字で、私の感想が書いてあるんですが、いや、そんなとこほぼやってないし。
というか、学校に提出するのに一言書かなくてはいけなかったんですが、それすら浮かばなかったら、母が、
「◯◯するのがむずかしかったです、って書きなさい」
ということで、その感想すら母の感想です。
ということで、選ばれてうれしいというよりも、なんとなく後ろめたいような、というか、完全に、
「他人事」
としか思えなかったんですが、それでもやっぱり記憶には残りました。
母が工作をここまで手伝ってくれたのは、後にも先にもこの時だけで、他の年には何を作ったかすら覚えていません あの年だけ、どうして母があんなに一生懸命作ってくれたのかなあと考えてて、後になんとなく思い浮かんだことがあります。
「多分、作るのが面白かったんだろうな」
それしかないです。
どうしてその作品を作ろうと思ったのか、そもそも何で知ったのか、そんなことすら一切記憶にないんですが、その時作った作品のことは忘れられません。
ちなみに、何を作ったかなんですが、
「風車を回すと発電して豆電球がつく観覧車」
みたいなものでした。
いや、本当、なんであれを作ろうと思った、母。
だけど、きれいにできてたし、母もうれしそうだったから、まあいいか。
もう時効だし!
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