310 / 597
2023年 7月
怖くないのがない!
しおりを挟む
まだ梅雨明けしないというのに、今日もまた暑いです。
そして、暑くなってくると怖い季節になるわけです。
そう、出るから……
アレが……
きゃー!
って、本当にいるのかいないのか、いても見えるのか見えないのか分からない霊のやつではなく、違う方のアレです。
友人のH氏に、
「しのごの言わずにホウ酸団子置いとけ!」
と言われ、そういうの置いたら本当にそれから見てません。
アレが来て食べてるかもと思うとゾッとするし、食べに来てそのへん歩いてたかもと思うとそれもゾッとしますが、とりあえず遭遇してないので平和です。
「そろそろ交換しないと」
と思って、何回か売り場を見たんですが、相変わらず、
「なんでこんなリアルな絵を描いてある!」
と、取り上げてそのへんにぶつけたい衝動にかられるのばかり置いてありますが、持つのも嫌だ。
「前に怖くない絵のぱっと見たところそういうのと分からない水色のかわいいの売ってた店に行こう、あそこでそれを買おう」
と思って行ってきたんですが、
「ない……」
どういうことでしょう、私が昨年買い求めた、ぱっと見たらおもちゃか何かのように見える例のやつ、今年は置いてないらしいです。
「どうしろと……」
真っ白で、素朴で、昔からスタイルのそのままずばりの名前で、絵のないタイプもやつない。
あるのはどれもこれも妙にリアルで、奴らから肖像画の依頼でもあったのかと思うような絵のやつだけだ……
どうしようかと悩んでいたら、ありました!
みつけました、かわいい絵のやつ!
一つだけ、黒じゃなくて白いフタ、みたいな名前のやつ!
それを買って帰り、裏にペンで今日の日付を書いてあっちこっちに置いてきました。これで今年も大丈夫だろう。
しかし、妙な臭いしますよね、アレ。
その臭いを嗅いで、これがヤツらの好きな臭いなのかと思うだけで、もうげんなりしてしまいました。
でもこれで遭遇率が下がるのなら、多少の我慢はします。
効いてくれよ!
そして、暑くなってくると怖い季節になるわけです。
そう、出るから……
アレが……
きゃー!
って、本当にいるのかいないのか、いても見えるのか見えないのか分からない霊のやつではなく、違う方のアレです。
友人のH氏に、
「しのごの言わずにホウ酸団子置いとけ!」
と言われ、そういうの置いたら本当にそれから見てません。
アレが来て食べてるかもと思うとゾッとするし、食べに来てそのへん歩いてたかもと思うとそれもゾッとしますが、とりあえず遭遇してないので平和です。
「そろそろ交換しないと」
と思って、何回か売り場を見たんですが、相変わらず、
「なんでこんなリアルな絵を描いてある!」
と、取り上げてそのへんにぶつけたい衝動にかられるのばかり置いてありますが、持つのも嫌だ。
「前に怖くない絵のぱっと見たところそういうのと分からない水色のかわいいの売ってた店に行こう、あそこでそれを買おう」
と思って行ってきたんですが、
「ない……」
どういうことでしょう、私が昨年買い求めた、ぱっと見たらおもちゃか何かのように見える例のやつ、今年は置いてないらしいです。
「どうしろと……」
真っ白で、素朴で、昔からスタイルのそのままずばりの名前で、絵のないタイプもやつない。
あるのはどれもこれも妙にリアルで、奴らから肖像画の依頼でもあったのかと思うような絵のやつだけだ……
どうしようかと悩んでいたら、ありました!
みつけました、かわいい絵のやつ!
一つだけ、黒じゃなくて白いフタ、みたいな名前のやつ!
それを買って帰り、裏にペンで今日の日付を書いてあっちこっちに置いてきました。これで今年も大丈夫だろう。
しかし、妙な臭いしますよね、アレ。
その臭いを嗅いで、これがヤツらの好きな臭いなのかと思うだけで、もうげんなりしてしまいました。
でもこれで遭遇率が下がるのなら、多少の我慢はします。
効いてくれよ!
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
後悔と快感の中で
なつき
エッセイ・ノンフィクション
後悔してる私
快感に溺れてしまってる私
なつきの体験談かも知れないです
もしもあの人達がこれを読んだらどうしよう
もっと後悔して
もっと溺れてしまうかも
※感想を聞かせてもらえたらうれしいです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる