290 / 597
2023年 7月
師走でなくともお寺は忙しい
しおりを挟む
今朝、ネットでちょっと面白い、と言っては申し訳ないですが、面白いネタを見つけました。
「夏場はお祓いの依頼が増えて困惑する」
もちろんお寺さんが、です。
夏になると心霊スポットに肝試しに行く若い人が増えて、そういう人たちがその後でお祓いの依頼をしてくるのだそうです。
その時に、
「現場に盛り塩だけはしておきました」
と言ってくるのに対して、お寺さん側は、
「そんなもの今朝は快便でしたぐらいの報告でしかないです、そんなことしてる間にとっととお寺に来てください」
と答えていらっしゃって、色々深いお答えだなと思いました。
まず、
「そんなことよりすぐ寺に来て」
ってところですが、それって、つまり、
「本当に早くお祓いしないといけない」
って意味ですよね。
それって、つまりつまり、本当にそういうことあるよって言ってることじゃないですか。
霊障があるって認めてる!
それから盛り塩を、
「快便でしたぐらいの報告でしかない」
って、それって、つまり、
「素人がしょうもないことするな、プロに任せろ」
って意味にとれます。
ってことは、お寺さんは本当に霊に対してのプロである、との自覚があるってことですよね。
うう、なんだか楽しい!
そして、さらに続くのが、
「ただでさえ夏は忙しいのに仕事を増やさないでください、肝試しに行く若い人、もっと楽しいことがあります」
って、これが一番の本音だと思います。
夏はお盆がある。
うちもお寺さんからお盆のお参りのハガキが来ています。
うちのお寺さんはちょっとばかり由緒のある大きなお寺で、毎年決まった日に他のお寺のお坊さんの手も借りて順番に檀家を回ってきます。
なので、お盆と全然違う、もっと早くに来てくれます。
うちの地域はその日と決まっているらしい。
せめて前日とかなら「一日ぐらいいいか」とそのままにできるんですが、お盆より10日以上前がその日なので、毎年夏には2回お盆の用意をしなくてはいけません。
そのぐらい夏は忙しいんですよ、お寺さん。
そして檀家も。
なので、最後のやつ、
「仕事を増やさないで」
という本音がものすごく面白かったです。
そういえば、前に聞いた怖い話で、仏さんを安置してる霊安室から何度もナースコールが鳴るというのがあったんですが、夜中に何度も救急車が来るような日で、ブチギレた看護師長がコールを取って、
「忙しいのにうるさい! 黙って◯んどけ!」
と言ってガチャ切りしたら、それ以来鳴らなくなった、という話がありました。
人間って、霊を怖がるのも時間や余裕があるからなんでしょうかね。
てか、やっぱり生きてる人間の方が強い。
確かに目が回るほど忙しい時に貞子が来ても、
「邪魔!」
って、蹴り倒したくなる気持ちになると思います。
ってことで、お寺さんのためにもあまり肝試しには行かないようにしましょう、うん。
「夏場はお祓いの依頼が増えて困惑する」
もちろんお寺さんが、です。
夏になると心霊スポットに肝試しに行く若い人が増えて、そういう人たちがその後でお祓いの依頼をしてくるのだそうです。
その時に、
「現場に盛り塩だけはしておきました」
と言ってくるのに対して、お寺さん側は、
「そんなもの今朝は快便でしたぐらいの報告でしかないです、そんなことしてる間にとっととお寺に来てください」
と答えていらっしゃって、色々深いお答えだなと思いました。
まず、
「そんなことよりすぐ寺に来て」
ってところですが、それって、つまり、
「本当に早くお祓いしないといけない」
って意味ですよね。
それって、つまりつまり、本当にそういうことあるよって言ってることじゃないですか。
霊障があるって認めてる!
それから盛り塩を、
「快便でしたぐらいの報告でしかない」
って、それって、つまり、
「素人がしょうもないことするな、プロに任せろ」
って意味にとれます。
ってことは、お寺さんは本当に霊に対してのプロである、との自覚があるってことですよね。
うう、なんだか楽しい!
そして、さらに続くのが、
「ただでさえ夏は忙しいのに仕事を増やさないでください、肝試しに行く若い人、もっと楽しいことがあります」
って、これが一番の本音だと思います。
夏はお盆がある。
うちもお寺さんからお盆のお参りのハガキが来ています。
うちのお寺さんはちょっとばかり由緒のある大きなお寺で、毎年決まった日に他のお寺のお坊さんの手も借りて順番に檀家を回ってきます。
なので、お盆と全然違う、もっと早くに来てくれます。
うちの地域はその日と決まっているらしい。
せめて前日とかなら「一日ぐらいいいか」とそのままにできるんですが、お盆より10日以上前がその日なので、毎年夏には2回お盆の用意をしなくてはいけません。
そのぐらい夏は忙しいんですよ、お寺さん。
そして檀家も。
なので、最後のやつ、
「仕事を増やさないで」
という本音がものすごく面白かったです。
そういえば、前に聞いた怖い話で、仏さんを安置してる霊安室から何度もナースコールが鳴るというのがあったんですが、夜中に何度も救急車が来るような日で、ブチギレた看護師長がコールを取って、
「忙しいのにうるさい! 黙って◯んどけ!」
と言ってガチャ切りしたら、それ以来鳴らなくなった、という話がありました。
人間って、霊を怖がるのも時間や余裕があるからなんでしょうかね。
てか、やっぱり生きてる人間の方が強い。
確かに目が回るほど忙しい時に貞子が来ても、
「邪魔!」
って、蹴り倒したくなる気持ちになると思います。
ってことで、お寺さんのためにもあまり肝試しには行かないようにしましょう、うん。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
7
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる