色んなことが、ふと、気になって

小椋夏己

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2023年  6月

白くま実験

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 いや、別に白くまが食べたかったわけじゃなかったんですよ? でも、そういう方法があるのかと思ったら、やってみたいですよね? 誰だって白くま、買ってきますよね? うん。
 
 そういうわけで、早速試してみました、白くまを食べる時にきーん! と来なくなるかどうかを。

 まずステップ1、冷たい水を飲む。そうして体を冷やして温度差をなくし、きーん! とこないようになるかどうかを試します。

 冷たい水ということで、氷を入れたルイボスティーを飲みました。私の常飲はルイボスなのです。氷を入れて冷たくしたけど、このぐらいできーん! とくることはありませんでした。

 そうしておいて、持って帰ったばっかりの白くまを食します。外から持って帰ったばかりなのでちょっとだけ柔らかくなっている。キンキンに冷えているのより温度差がなさそうです。

 それをいつもと同じぐらいのスピードでいただきます。ちょっと氷を噛み気味にして。氷を噛むといいという提案もあったので、ちょっと噛んでみます。

 そうして食べていたら、

「なんだかきーん! とこない気がする」
 
 かなりの部分をきーん! とこずに食べられました。

 ですが、最後の2口ぐらいを残したところで、

「ちょっときたかな」

 と、軽いきーん! が来る気配を情報部が察知したので、こめかみを冷やしてみることに……

「あ、冷やすの用意してない」
 
 どうしようかなと思ったんですが、きーん! ときそうな方を上にして、2口ほど残った白くまを置いてみました。

「あ、きーん! がなくなった気がする」

 うむ、検証のその2、きーん! となったら冷やしたらいいよという提案、これ、効きます、完全になくなりました!

 ということで、白くま実験、前回書いたその1その2、どちらも本当らしいです。
 
 これから白くまに限らず、きーん! と来るかもというものを食べる時にはその前に冷たい水を飲んで体を冷やし、もしもきーん! ときたらこめかみを冷やすことにします。

 これでこれからきーん! 知らずのはず!
 
 1回だけで結果を決めつけるのは科学的根拠に欠けると思いますので、何回か試してみたいと思います。また白くま買ってこなくては。

 いや、食べたいわけじゃないんです、あくまで実験のため、これからの日本のためなのです!

 ご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました。
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