色んなことが、ふと、気になって

小椋夏己

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2023年  5月

続・赤ちゃんが乗ってます

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 前回、

「baby in car」の元になった話を書いたところ、

「その話嘘のようですよ」

 と、教えていただきました。

 え、そうなんですか! 
 もしもそうだったら大きな声で嘘を広めてしまったことになります。
 気になることはすぐに調べましょう。

 前回のことを書く時にいくつかのサイトとかを見たんですが、たまたまでしょうが、そこではあの節を取り上げていたので本当のことだと思っていました。

 あらためて違うところを調べてみたら、作り話だと書いてあるところもあるある。
 これは、もしかしたら嘘かも知れない。

 ということで、前回のあの説は話半分以下、ということにしておいてくださるとうれしいです。お騒がせをいたしました。

 そしてその中にあったまだ気になること、

「「baby in car」という言葉は日本人が作った間違えた文章だ」

 そういう話も見つけてしまいました。

 え、これもそうなの!

 びっくりしてこれも調べてみたら、これにもいくつかの説がありました。
 
 一つは前回書いたように、

「見出しなどでは冠詞を省くこともある」

 ということで、新聞や雑誌などの人目を引きたいところではあえて冠詞を省くこともあるので、別にあれで間違いではないというもの。

 そして面白かったのは、

「あの書き方だと車の部品として赤ちゃんが使われているという意味になる」

 というのでした。

 中には、

「文法的にはどっちも間違っている」

 というのまであり、これはもう本当に何がなんなんだか。

 うーん、冠詞の1つでそこまで意味が違ってくるのか。これは英語のできない身からすると全く分からないことです。

 どれが正しいんでしょうね?
 アメリカでも初期には使われていたと言われると、「冠詞省く説」も間違いではないと思いますし、「赤ちゃんを部品扱い説」をとると、あえてその言葉は使わないようにも思います。

 まあ、どっちにしても今世界的に主流は、

「baby on board」

 であるのは間違いがないみたいです。それだけはどこでも同じ意見でした。

 もうめんどくさいので、日本では、

「赤ちゃんが乗っています」

 で統一されてもいいと思いますが、結局のところ、どの言葉であっても、

「赤ちゃんが乗ってるんだな」

 と思えればそれでもういいじゃん、と、いう気分になったんですが、だめですかね?
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