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2021年  8月

みんみん2

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 これを書いているほんの少し前の出来事です……

 今日は「燃えるゴミ」の日でした。
 当方は火曜日と金曜日が「燃えるゴミ」、水曜日が隔週で「ビン・缶」の時と「燃えないゴミ」の日があります。「ビン・缶」が奇数週、つまり第5週目がある時なのは「燃えないゴミ」の方が少ないからでしょう。

 「ビン・缶」と「燃えないゴミ」はよっぽど大きなもの、たくさんある時以外は1回ぐらい抜けても問題ありませんでしたが「燃えるゴミ」はだめ、絶対出さないと。「燃えるゴミ」とか言ってますがほとんど「生ゴミ」ですからね。

 今朝は8時半ぐらいに持って出ました。
 いつもは9時頃が多いのですが、今日はなんとなく30分ほど早く持って出ることに。

 玄関をガチャりと開け、廊下に出て、ふと、行く先、右折方向を見ると、

「いる、みんみん様……」
 
 廊下の端っこに、あのおまぬけな「ぶいぶい」はまっている溝のない方、家の壁面の方に上を向いてじっとしています。

「えっと、足がどうなってるのがお元気だったっけ……」

 そう思いながらおそるおそる近づくと、

 びびびびびびびびび!

「うわ、わわわわわ!」

 私が近づいた気配を感じたのでしょうか、いきなり手足(足だけ?)を激しく動かし、そこでぐるぐるまわりだしたのです。

「ひいいいいい、こっち飛んでこないで!」

 急いで横を通り過ぎ、ゴミ捨て場へと急ぎました。

 無事にゴミを出し終わり帰宅の途につく。

「どうかなあ、みんみん様いるかなあ……」

 恐る恐る帰ってきたら、さっきいたところにはいない。

「どっか飛んでいったかな」

 安心して自宅へと……

「なんでうちの玄関前にいる……」

 なんということでしょう、さっきは廊下にいたのがうちの玄関前で今度は下向き、つまり普通の体勢で待機してる。

「これは、飛び立とうと、して、いる?」

 もしも、玄関開けて入る時に一緒に入られたらどうしようもない!

 相手の出方を見ながら、こっそりこっそり玄関に近づき、鍵を鍵穴にさし、ドアを開ける準備をしました。

 ゆっくりゆっくり、相手があちらに向いたその隙に、

「今だ!」

 ばっとドアを開け、ばっと中に入り、がちゃりと鍵をかけました。

「よかった、勝った……」

 ホッとしましたが、朝からこんな消耗すること勘弁してください、な気分です。
 以前「みんみん」を書いた後、あまり出会わないなと安心してたところにこれです。

 夏はまだまだみんみん様の季節、気を抜かずにいこうと思います。
 
 とりあえず、まだうちの玄関前にいるのでしょうか?
 私がもう一度出るまでに、どうぞどこかにお行きください!
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