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第一章 第三部 光と闇
14 トーヤの見た夢
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神殿から連絡があり、宮から迎えに来た侍女に連れられて「お父上」ことトーヤは部屋に戻った。
「少し疲れました、しばらく一人にしておいてください」
「あの、お食事は」
時刻は昼の中程、夕食の時間まではまだあるが、聞いておいた方がいいだろうと侍女は判断したようだ。
「声をかけていただいて、もしも寝ていたらもう少し後でも構わないでしょうか、ご迷惑をかけて申し訳ないですが」
「さようですか、承知いたしました。いえ、お時間はいつでも構いません、ご用がおありでしたら鈴を鳴らしてお呼びください」
担当の侍女はそう言って丁寧に礼をすると下がっていった。
トーヤは扉に内側からしっかり鍵をかけると、倒れ込むようにベッドの上に体を預ける。
「疲れた……」
本当に疲れ切っていた。
「聞かなくていいこと聞いちまって、その上わけのわからんこと聞かされてな……」
体というよりも神経が、頭の中が疲労したような、そんな感じだ。
「まるで最初の頃の共鳴みたいだな……」
あの時は体の芯から力が抜けきってしまったが、今回は何も考えられないような、そんな風になってしまっていた。
「ミーヤ……」
思わず感情のままに出た言葉がそれであった。
「どうしてんだ、どこでどうなってんだ……」
その言葉を最後に、トーヤはぐっすりと眠りの世界に入ってしまっていた。
頭で考えずに心から言葉となって出てしまった一番の気がかりのことであった。
トーヤが「お父上」として宮へ潜入し、ベルが「アベル」としてリルのところへ行っているので、ラデルの工房に残ったのはシャンタルとアランの二人になってしまった。
シャンタルはもちろん一歩たりとも建物から外へ出ることもできなければ、誰か尋ねてきた人に見られるわけにもいかない。それはアランも同じであった。
「とりあえず私たちの仕事は見つからないようにすることだけ、になるね」
のんびりそう言って昼寝などするシャンタルを横目に、アランは何もできずにいることがもどかしく、呑気な神様ぐらい自分も気楽でいたいもんだとため息をつく。
「ほんっとに能天気だな神様ってのは……」
スウスウと美しい寝息を立てて眠り続けるシャンタルはほっといて、階下に降りてラデルの手伝いでもしようかと考えるが、もしも誰かが尋ねて来て見られたらと思うとなかなかそういうことにもならない。
「どうすっかなあ」
自分も昼寝でもしてみるかと何回か横になったものの、ベルとトーヤが気になってすぐに目が覚めてしまった。
アランは傭兵である。「寝られる時に寝ておく」は戦場での基本である。いつもだったら時間を見つけてできるだけ心身を休ませている。寝るのも兵の仕事であると言ってもいい。
だが、ここに来て4日目、外にも出られず満足に体を動かすこともできずにいると神経はともかく、体が疲れてないので眠れない。
「ほんっとに」
もう一度恨めしそうにシャンタルを見る。
本当に気持ちよさそうに寝ている。
まるで絵画のように美しい寝姿。
もしも知らない人間が見たら見惚れてしまうだろうその姿も、その能天気さを知って三年以上も一緒に生活していると、特に何かを思うようなこともない。
「この野郎……」
とうとうアランはムカッときて、ベルにするようにシャンタルに、こともあろうに神様の額にデコピンをかまそう、とした時、
「あ、あああああ、あー!!」
そう叫んでシャンタルが目を開けた。
「ちょ!」
俺まだなんもしてねえよな?
そう思いながらある考えに至り、思わず音を立てて立ち上がった!
「なんも悪いことしてねえからな!」
そう、シャンタルは、
『悪いことしてこようとする人は痛くなるように』
そうやって手出ししてくる人間に文字通り痛い目を見せることができるのだ。
まさか、神様の逆鱗に触れてしまったのでは……
あまりに気持ちよさそうに寝ているので、ムカついて、つい一発痛い目をと思ってもうちょっとで自分が痛い目を見るところだったのかとゾッとする。
「ル、ーク……」
汗びっしょりになったシャンタルが両目を見開き、そうつぶやいた。
「へ? ルーク?」
ルークは数日前までトーヤが使っていた偽名だ。それがどうした?
「ルーク……トーヤ……」
「へ?」
アランにはさっぱりわけが分からない。
だが、こんな様子のシャンタルを見るのは初めてで、どうしていいものやらとまごつく。
「ルーク、トーヤ……」
動かないまま、また同じことを口にする。
「お、おい。大丈夫か?」
そう声をかけられ、やっとシャンタルがアランを見た。
「ルーク……」
「うん、ルークがどうした? ルークってかトーヤのことか?」
「違う……」
シャンタルがふるふると首を振る。
「とりあえずちょっと起きろ。おまえ、汗びっしょりじゃねえか。そんなん見るの初めてだぞ、大丈夫か?」
アランが手を貸してシャンタルがやっとベッドに腰掛けた。
「ほい、水」
木のカップに水を入れて渡す。
シャンタルは言葉もなくカップを受け取ると、これもらしくなくごくごくと一気に飲み干してしまった。
「ちったあ落ち着いたか?」
「ありがとう……」
返したカップを持ったまま立っているアランを見上げ、
「多分トーヤの夢だと思う」
そう言った。
「少し疲れました、しばらく一人にしておいてください」
「あの、お食事は」
時刻は昼の中程、夕食の時間まではまだあるが、聞いておいた方がいいだろうと侍女は判断したようだ。
「声をかけていただいて、もしも寝ていたらもう少し後でも構わないでしょうか、ご迷惑をかけて申し訳ないですが」
「さようですか、承知いたしました。いえ、お時間はいつでも構いません、ご用がおありでしたら鈴を鳴らしてお呼びください」
担当の侍女はそう言って丁寧に礼をすると下がっていった。
トーヤは扉に内側からしっかり鍵をかけると、倒れ込むようにベッドの上に体を預ける。
「疲れた……」
本当に疲れ切っていた。
「聞かなくていいこと聞いちまって、その上わけのわからんこと聞かされてな……」
体というよりも神経が、頭の中が疲労したような、そんな感じだ。
「まるで最初の頃の共鳴みたいだな……」
あの時は体の芯から力が抜けきってしまったが、今回は何も考えられないような、そんな風になってしまっていた。
「ミーヤ……」
思わず感情のままに出た言葉がそれであった。
「どうしてんだ、どこでどうなってんだ……」
その言葉を最後に、トーヤはぐっすりと眠りの世界に入ってしまっていた。
頭で考えずに心から言葉となって出てしまった一番の気がかりのことであった。
トーヤが「お父上」として宮へ潜入し、ベルが「アベル」としてリルのところへ行っているので、ラデルの工房に残ったのはシャンタルとアランの二人になってしまった。
シャンタルはもちろん一歩たりとも建物から外へ出ることもできなければ、誰か尋ねてきた人に見られるわけにもいかない。それはアランも同じであった。
「とりあえず私たちの仕事は見つからないようにすることだけ、になるね」
のんびりそう言って昼寝などするシャンタルを横目に、アランは何もできずにいることがもどかしく、呑気な神様ぐらい自分も気楽でいたいもんだとため息をつく。
「ほんっとに能天気だな神様ってのは……」
スウスウと美しい寝息を立てて眠り続けるシャンタルはほっといて、階下に降りてラデルの手伝いでもしようかと考えるが、もしも誰かが尋ねて来て見られたらと思うとなかなかそういうことにもならない。
「どうすっかなあ」
自分も昼寝でもしてみるかと何回か横になったものの、ベルとトーヤが気になってすぐに目が覚めてしまった。
アランは傭兵である。「寝られる時に寝ておく」は戦場での基本である。いつもだったら時間を見つけてできるだけ心身を休ませている。寝るのも兵の仕事であると言ってもいい。
だが、ここに来て4日目、外にも出られず満足に体を動かすこともできずにいると神経はともかく、体が疲れてないので眠れない。
「ほんっとに」
もう一度恨めしそうにシャンタルを見る。
本当に気持ちよさそうに寝ている。
まるで絵画のように美しい寝姿。
もしも知らない人間が見たら見惚れてしまうだろうその姿も、その能天気さを知って三年以上も一緒に生活していると、特に何かを思うようなこともない。
「この野郎……」
とうとうアランはムカッときて、ベルにするようにシャンタルに、こともあろうに神様の額にデコピンをかまそう、とした時、
「あ、あああああ、あー!!」
そう叫んでシャンタルが目を開けた。
「ちょ!」
俺まだなんもしてねえよな?
そう思いながらある考えに至り、思わず音を立てて立ち上がった!
「なんも悪いことしてねえからな!」
そう、シャンタルは、
『悪いことしてこようとする人は痛くなるように』
そうやって手出ししてくる人間に文字通り痛い目を見せることができるのだ。
まさか、神様の逆鱗に触れてしまったのでは……
あまりに気持ちよさそうに寝ているので、ムカついて、つい一発痛い目をと思ってもうちょっとで自分が痛い目を見るところだったのかとゾッとする。
「ル、ーク……」
汗びっしょりになったシャンタルが両目を見開き、そうつぶやいた。
「へ? ルーク?」
ルークは数日前までトーヤが使っていた偽名だ。それがどうした?
「ルーク……トーヤ……」
「へ?」
アランにはさっぱりわけが分からない。
だが、こんな様子のシャンタルを見るのは初めてで、どうしていいものやらとまごつく。
「ルーク、トーヤ……」
動かないまま、また同じことを口にする。
「お、おい。大丈夫か?」
そう声をかけられ、やっとシャンタルがアランを見た。
「ルーク……」
「うん、ルークがどうした? ルークってかトーヤのことか?」
「違う……」
シャンタルがふるふると首を振る。
「とりあえずちょっと起きろ。おまえ、汗びっしょりじゃねえか。そんなん見るの初めてだぞ、大丈夫か?」
アランが手を貸してシャンタルがやっとベッドに腰掛けた。
「ほい、水」
木のカップに水を入れて渡す。
シャンタルは言葉もなくカップを受け取ると、これもらしくなくごくごくと一気に飲み干してしまった。
「ちったあ落ち着いたか?」
「ありがとう……」
返したカップを持ったまま立っているアランを見上げ、
「多分トーヤの夢だと思う」
そう言った。
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