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第一章 第一部 嵐の前触れ
6 二つの香炉
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「さようでございます」
神官長が喜々として声を上げる。
「おっしゃる通り、同じ香炉であるという確たる証拠はございません」
「神官長」
マユリアがそれを留めるように声をかけた。
「言い切れるものではないと思います、ですが、非常に類似点は多く、そうである可能性もまた高いとも思います」
ピシャリとそう言い切る。
「ルギ」
「はい」
「他に同じように変容する焼き物などはないのですか? あるならば一度それで試してみてはどうでしょう」
「はい」
ルギが深く頭を下げて上げる。
「私もそう思いまして、手配いたしました。おい」
衛士に声をかけると先ほどとは違う箱を持った衛士が前へ進み出る。
「オーサ商会のアロ会長に尋ねてみましたところ、同じ塗料を使ったであろうと思われる焼き物をお持ちでいらっしゃいました」
またマユリアの前に差し出してご覧に入れる。
「これは花瓶でしょうか」
「そのようです」
マユリアの目の前にはやや小ぶりの、さきほどの香炉と変わらぬぐらいの大きさの黒い花瓶が差し出された。
「さすがはオーサ商会ですね」
マユリアがオーサ商会会長のアロが耳にしたら床にひれ伏して泣きながら礼を言うだろう言葉を口にする。
「もう数年前のことでよくは覚えておりませんが、わたくしが目にした黒い香炉もこのようなつやのある黒であったように記憶しています。それで、アロ会長はこれを火にくべて試してみてもよい、そう言っているのですか?」
「はい、事情を説明いたしましたら、それはぜひともと。ただ」
「ただ?」
「自分もその変容を直に目にしたいので、その折にはぜひ立ち会わせていただきたいと」
「それはもちろんです。よくお礼を言って日を選んでこちらへ来てもらってください」
「はい」
「それで、黒い香炉と青い香炉の謎についてはよく分かりました。そしてそれがなぜセルマと関係があるのかを話してください」
「はい」
ルギが聞かれて続きを話す。
「元々は先代への献上品として宝物庫に収められておりましたが、交代の後、神具室へと移動されました。その時に受け取って神具室と運び、収めたのが当時神具係であったセルマであったと記録に残っております」
「そうでしたか。ですが、それだけでセルマを逮捕したわけではないですよね」
「はい、もちろんです。その神具室へと下げ渡された香炉の管理者がセルマであったのですが、数年後、今度は神具室から神殿へと譲渡されることになりました」
「神殿へ?」
「はい、五年ほど前になりますが、神殿へと移動しております。その時の担当もまたセルまでした。聞いてみると、神具係にいる間はずっとセルマが管理をしていたようです」
「それでセルマに容疑が?」
「まずその部分に引っかかったことは否定いたしません。そしてそこから色々なことが想像できますが、今はとりあえず確実にあったことだけを」
「分かりました」
マユリアが頷き、ルギが続ける。
「それから神殿へと管理が移ったようですが、神殿のどこを調べても目録にあるその黒い香炉は見当たりません」
「見つからない?」
「はい。神殿以外にも神具係、小物係、調度係など、少しでも香炉やそれに似た焼き物を扱うであろう部署を何度も、そして直接には関係なかろうがもしかしてと思われる場所もすべて」
「それでも見つからなかった、と」
「はい。衛士だけではなく、その部署の関係者たちにも手伝ってもらい何度も探しましたが、その黒い香炉一つだけがぽっかりと穴が空いたように見つかりませんでした」
マユリアは表情を変えることなくルギの話を聞いている。
「その折、ご存知の通りにマユリアにもご覧になったことがないか伺いました」
「そうですか、見つからぬと、探してもないとなった後でわたくしのところへ参ったのですか」
「はい。そして伺ったところ、幸いにしてマユリアは覚えていてくださって、ご証言をいただけました」
「ええ、印象的でしたので記憶には残っておりました」
「はい、この花瓶を見てもそう思います。見たことがない黒い色、ツヤだと」
「そうですね」
「そんな印象に残る香炉をセルマと、そしてそれを所望し受け取った神官長が覚えていないとは思えません」
「神官長」
マユリアがゆるやかに声をかける。
「記憶に残っていますか?」
「はい」
神官長が落ち着いて答える。
「印象的な香炉でしたから。それで、神殿の儀式用に新しい香炉が必要になりました時に、もしもあの香炉を譲っていただけるのなら、そう思って神具係に話をいたしましたところ、幸いにして譲っていただけることになりました」
「そうでしたか。それで、神官長はあの香炉が変様する香炉だと知っていたのですか?」
「それは」
神官長は少し言いよどみ、
「もしかしたら、と思いました」
「では、アルディナにはそのような焼き物がある、そのことは知っていたのですね?」
「はい、書物で読んだことがございます。その特徴を知っておりましたので、もしかしたらと思わぬことはなかったのですが、それでも、私にはあのような見事な品を火にくべるなどという勇気を持ち合わせてはおりませんでした」
ルギに言ったのと同じ言葉を口にした。
神官長が喜々として声を上げる。
「おっしゃる通り、同じ香炉であるという確たる証拠はございません」
「神官長」
マユリアがそれを留めるように声をかけた。
「言い切れるものではないと思います、ですが、非常に類似点は多く、そうである可能性もまた高いとも思います」
ピシャリとそう言い切る。
「ルギ」
「はい」
「他に同じように変容する焼き物などはないのですか? あるならば一度それで試してみてはどうでしょう」
「はい」
ルギが深く頭を下げて上げる。
「私もそう思いまして、手配いたしました。おい」
衛士に声をかけると先ほどとは違う箱を持った衛士が前へ進み出る。
「オーサ商会のアロ会長に尋ねてみましたところ、同じ塗料を使ったであろうと思われる焼き物をお持ちでいらっしゃいました」
またマユリアの前に差し出してご覧に入れる。
「これは花瓶でしょうか」
「そのようです」
マユリアの目の前にはやや小ぶりの、さきほどの香炉と変わらぬぐらいの大きさの黒い花瓶が差し出された。
「さすがはオーサ商会ですね」
マユリアがオーサ商会会長のアロが耳にしたら床にひれ伏して泣きながら礼を言うだろう言葉を口にする。
「もう数年前のことでよくは覚えておりませんが、わたくしが目にした黒い香炉もこのようなつやのある黒であったように記憶しています。それで、アロ会長はこれを火にくべて試してみてもよい、そう言っているのですか?」
「はい、事情を説明いたしましたら、それはぜひともと。ただ」
「ただ?」
「自分もその変容を直に目にしたいので、その折にはぜひ立ち会わせていただきたいと」
「それはもちろんです。よくお礼を言って日を選んでこちらへ来てもらってください」
「はい」
「それで、黒い香炉と青い香炉の謎についてはよく分かりました。そしてそれがなぜセルマと関係があるのかを話してください」
「はい」
ルギが聞かれて続きを話す。
「元々は先代への献上品として宝物庫に収められておりましたが、交代の後、神具室へと移動されました。その時に受け取って神具室と運び、収めたのが当時神具係であったセルマであったと記録に残っております」
「そうでしたか。ですが、それだけでセルマを逮捕したわけではないですよね」
「はい、もちろんです。その神具室へと下げ渡された香炉の管理者がセルマであったのですが、数年後、今度は神具室から神殿へと譲渡されることになりました」
「神殿へ?」
「はい、五年ほど前になりますが、神殿へと移動しております。その時の担当もまたセルまでした。聞いてみると、神具係にいる間はずっとセルマが管理をしていたようです」
「それでセルマに容疑が?」
「まずその部分に引っかかったことは否定いたしません。そしてそこから色々なことが想像できますが、今はとりあえず確実にあったことだけを」
「分かりました」
マユリアが頷き、ルギが続ける。
「それから神殿へと管理が移ったようですが、神殿のどこを調べても目録にあるその黒い香炉は見当たりません」
「見つからない?」
「はい。神殿以外にも神具係、小物係、調度係など、少しでも香炉やそれに似た焼き物を扱うであろう部署を何度も、そして直接には関係なかろうがもしかしてと思われる場所もすべて」
「それでも見つからなかった、と」
「はい。衛士だけではなく、その部署の関係者たちにも手伝ってもらい何度も探しましたが、その黒い香炉一つだけがぽっかりと穴が空いたように見つかりませんでした」
マユリアは表情を変えることなくルギの話を聞いている。
「その折、ご存知の通りにマユリアにもご覧になったことがないか伺いました」
「そうですか、見つからぬと、探してもないとなった後でわたくしのところへ参ったのですか」
「はい。そして伺ったところ、幸いにしてマユリアは覚えていてくださって、ご証言をいただけました」
「ええ、印象的でしたので記憶には残っておりました」
「はい、この花瓶を見てもそう思います。見たことがない黒い色、ツヤだと」
「そうですね」
「そんな印象に残る香炉をセルマと、そしてそれを所望し受け取った神官長が覚えていないとは思えません」
「神官長」
マユリアがゆるやかに声をかける。
「記憶に残っていますか?」
「はい」
神官長が落ち着いて答える。
「印象的な香炉でしたから。それで、神殿の儀式用に新しい香炉が必要になりました時に、もしもあの香炉を譲っていただけるのなら、そう思って神具係に話をいたしましたところ、幸いにして譲っていただけることになりました」
「そうでしたか。それで、神官長はあの香炉が変様する香炉だと知っていたのですか?」
「それは」
神官長は少し言いよどみ、
「もしかしたら、と思いました」
「では、アルディナにはそのような焼き物がある、そのことは知っていたのですね?」
「はい、書物で読んだことがございます。その特徴を知っておりましたので、もしかしたらと思わぬことはなかったのですが、それでも、私にはあのような見事な品を火にくべるなどという勇気を持ち合わせてはおりませんでした」
ルギに言ったのと同じ言葉を口にした。
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