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第8章 どうやらエトナとセンテネルは謀叛と悪逆のようです。
先輩と後輩
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「先輩も入りましょうよ。真ルイトボルト教。
おすすめですよ?
今なら~今なら~えっと……………」
「何もないのかよ! センテネル。
あと、俺の事を“先輩”って馴れ馴れしく呼ぶんじゃねぇ。
“エトナさん”と呼べ」
町を二人の人物が歩いていく。
一人はゴスロリ姿の幼女。
もう一人は奇抜な格好で仮面を被った者。
そんな幼女以外異常な二人組が町を歩いている。
「も~も~分かりましたよぉ~先輩。
ん? もしかして、後輩が出来たのが嬉しいんですね?
照れ隠しですね。照れ屋さんなんだから~。
やはり先輩は、みんなの 憧れ 目標 理想 希望 ですよ。
でも、先輩は僕にとっては 反面教師 蔑み 侮辱 卑猥 嫌い
不適格 不認定 軽蔑なんですからね」
「悪口が半分以上聞こえた気がするぞ?
あと、結局先輩呼びじゃねぇか!!!!! センテネル……」
そんな感じで二人仲良く?会話していたのだが。
二人がしばらく町を歩いていると、目の前で泣いている女の子とその母親らしき人物と出会った。
「うわーーーん!!!!」
どうやら女の子はそばにある木に風船が引っ掛かってしまったことで泣いているようだ。
母親は娘のために風船を取ってあげようとしているが、背が足りず手が届いていない。
このままでは風船は取れずに女の子は泣いたまま……。
「どうしましょ……。いまは人通りも少ないし……」
母親はすっかり困り果ててしまったようだ。
その様子を遠目で眺めている2人。
「先輩。どうします?
これも彼女への神からの試練ならば私はあの少女を見棄てますが」
すると、エトナはため息をつき……。
「おい、センテネル。
こういうのは決まってるだろ?
どうするべきかは決められてんだよ。」
そう言うと、エトナは泣いている女の子に近づいていった。
エトナは女の子に近づくと、女の子の頭を静かに撫でる。
そして、木に引っ掛かっている風船を取るためにジャンプをする。
彼のジャンプ力は高い木に軽々と手が届くほどで、大人でも梯子が必要になるくらいの高さを簡単に飛び越えたのだ。
「「まぁ!?」」
ジャンプしただけで風船に手が届いた事に驚く母親と女の子。
エトナは無事に着地すると、その手には風船が……。
「次は気を付けろよ。もう手を離すんじゃねぇぞ」
そう言いながらエトナは風船を手渡す。
「ありがとうございました」
母親と女の子は感謝を込めて頭を下げる。
そして、風船を持った女の子と母親はその場を去っていった。
その途中で女の子は振り返り、エトナに向かって……。
「ありがとう。お姉ちゃん」と幸せいっぱいの笑顔で幼女に手を振っていた。
そう、実はゴスロリ姿の幼女で先輩が『エトナ』。
だが、可愛く幼い顔をしているが男である。
そして、この奇抜で生意気な仮面信仰者が『センテネル』。
ちなみにこいつも男である。
だが、エトナには言いかけてはいけないNGワードがあるのだ。
遂に我慢の限界に達したエトナ。
「おい、センテネル。
あのガキ俺の事をお姉ちゃんと言いやがった。
この俺をお姉ちゃんと言いやがったんだぜ。あの野郎ー!!!!!!!!!」
「待って先輩。せっかくいい感じで別れたんですよ。
神は言っています。
苗木にするのはダメだと言ってるんです。
冷静 平穏 穏便 ですよ。怒気 憤怒 憤懣 呵責 激昂 しないで……。
それに…その見た目じゃあ言われても無理ないです。
だって、先輩の見た目はゴスロリ姿の幼女じゃないですかー」
そう言いながら必死にエトナを止めるセンテネル。
しかし、その発言によりエトナの怒りはセンテネルに向かってしまったようだ。
「てめぇー!!!!!!
後輩だからって言って良いことと悪いことがあるんだぜぇ。あと、俺は男だ」
先程のセンテネルの発言が癪に障ったようで、エトナの怒りは後輩に向かったのだ。
「じゃあ、その体をやめてちゃんと男の体を苗木にすれば良いじゃないですか?」
センテネルの反論は正論であった。
しかし、その反論にエトナは舌打ちをしながら答える。
「俺は嫌なんだよ。こんな幼女の姿は……。
でも、これが良いって言ってるんだ」
恥ずかしそうに表情を浮かべながら言い返すエトナ。
その表情をセンテネルは可愛いと思いながら聞いていたのだが、一つ気になる事があった。
「じゃあ、なぜゴスロリ姿なんですか?」
その鋭い質問にエトナは少し間を開けてから答える。
「それはな。こいつの部屋にあったのがそんなやつしか無かったからだ」
センテネルはカッコ可愛いい先輩だと思っていながら、疑いの目でエトナを見つめた。
そして、親子と別れてしばらく町を歩いていると、センテネルが元気いっぱいに行動しようとする。
「先輩~。気を取り直して捜索を続けましょう。
この町にあいつの情報だといるらしいですよ。
信用 信頼 良心 です。
実際、フィツロイと四阿先輩はこの町で滅されたようです。
私たちも気を付けないと……。
消滅 死滅 死亡 殺害 惨殺 破滅 撃滅 撲滅 撲殺 血祭 になってしまいますよ。神に召されるのですよ」
注意して行動していこうという事を伝えていたセンテネルだったが、“神に召される”と呟いてしまった事で…。
「ン? 神に召される?
いや、それは祝福すべき理?
神に会えるのは至高の喜び?
それならば早く私のもとに来てもらいィィィたいです。早く早く早く早く早く会いたいィィィ」
発狂し、勝手に悶えているセンテネルを哀れな目で見ながらエトナは一人で先に歩いていった。
おすすめですよ?
今なら~今なら~えっと……………」
「何もないのかよ! センテネル。
あと、俺の事を“先輩”って馴れ馴れしく呼ぶんじゃねぇ。
“エトナさん”と呼べ」
町を二人の人物が歩いていく。
一人はゴスロリ姿の幼女。
もう一人は奇抜な格好で仮面を被った者。
そんな幼女以外異常な二人組が町を歩いている。
「も~も~分かりましたよぉ~先輩。
ん? もしかして、後輩が出来たのが嬉しいんですね?
照れ隠しですね。照れ屋さんなんだから~。
やはり先輩は、みんなの 憧れ 目標 理想 希望 ですよ。
でも、先輩は僕にとっては 反面教師 蔑み 侮辱 卑猥 嫌い
不適格 不認定 軽蔑なんですからね」
「悪口が半分以上聞こえた気がするぞ?
あと、結局先輩呼びじゃねぇか!!!!! センテネル……」
そんな感じで二人仲良く?会話していたのだが。
二人がしばらく町を歩いていると、目の前で泣いている女の子とその母親らしき人物と出会った。
「うわーーーん!!!!」
どうやら女の子はそばにある木に風船が引っ掛かってしまったことで泣いているようだ。
母親は娘のために風船を取ってあげようとしているが、背が足りず手が届いていない。
このままでは風船は取れずに女の子は泣いたまま……。
「どうしましょ……。いまは人通りも少ないし……」
母親はすっかり困り果ててしまったようだ。
その様子を遠目で眺めている2人。
「先輩。どうします?
これも彼女への神からの試練ならば私はあの少女を見棄てますが」
すると、エトナはため息をつき……。
「おい、センテネル。
こういうのは決まってるだろ?
どうするべきかは決められてんだよ。」
そう言うと、エトナは泣いている女の子に近づいていった。
エトナは女の子に近づくと、女の子の頭を静かに撫でる。
そして、木に引っ掛かっている風船を取るためにジャンプをする。
彼のジャンプ力は高い木に軽々と手が届くほどで、大人でも梯子が必要になるくらいの高さを簡単に飛び越えたのだ。
「「まぁ!?」」
ジャンプしただけで風船に手が届いた事に驚く母親と女の子。
エトナは無事に着地すると、その手には風船が……。
「次は気を付けろよ。もう手を離すんじゃねぇぞ」
そう言いながらエトナは風船を手渡す。
「ありがとうございました」
母親と女の子は感謝を込めて頭を下げる。
そして、風船を持った女の子と母親はその場を去っていった。
その途中で女の子は振り返り、エトナに向かって……。
「ありがとう。お姉ちゃん」と幸せいっぱいの笑顔で幼女に手を振っていた。
そう、実はゴスロリ姿の幼女で先輩が『エトナ』。
だが、可愛く幼い顔をしているが男である。
そして、この奇抜で生意気な仮面信仰者が『センテネル』。
ちなみにこいつも男である。
だが、エトナには言いかけてはいけないNGワードがあるのだ。
遂に我慢の限界に達したエトナ。
「おい、センテネル。
あのガキ俺の事をお姉ちゃんと言いやがった。
この俺をお姉ちゃんと言いやがったんだぜ。あの野郎ー!!!!!!!!!」
「待って先輩。せっかくいい感じで別れたんですよ。
神は言っています。
苗木にするのはダメだと言ってるんです。
冷静 平穏 穏便 ですよ。怒気 憤怒 憤懣 呵責 激昂 しないで……。
それに…その見た目じゃあ言われても無理ないです。
だって、先輩の見た目はゴスロリ姿の幼女じゃないですかー」
そう言いながら必死にエトナを止めるセンテネル。
しかし、その発言によりエトナの怒りはセンテネルに向かってしまったようだ。
「てめぇー!!!!!!
後輩だからって言って良いことと悪いことがあるんだぜぇ。あと、俺は男だ」
先程のセンテネルの発言が癪に障ったようで、エトナの怒りは後輩に向かったのだ。
「じゃあ、その体をやめてちゃんと男の体を苗木にすれば良いじゃないですか?」
センテネルの反論は正論であった。
しかし、その反論にエトナは舌打ちをしながら答える。
「俺は嫌なんだよ。こんな幼女の姿は……。
でも、これが良いって言ってるんだ」
恥ずかしそうに表情を浮かべながら言い返すエトナ。
その表情をセンテネルは可愛いと思いながら聞いていたのだが、一つ気になる事があった。
「じゃあ、なぜゴスロリ姿なんですか?」
その鋭い質問にエトナは少し間を開けてから答える。
「それはな。こいつの部屋にあったのがそんなやつしか無かったからだ」
センテネルはカッコ可愛いい先輩だと思っていながら、疑いの目でエトナを見つめた。
そして、親子と別れてしばらく町を歩いていると、センテネルが元気いっぱいに行動しようとする。
「先輩~。気を取り直して捜索を続けましょう。
この町にあいつの情報だといるらしいですよ。
信用 信頼 良心 です。
実際、フィツロイと四阿先輩はこの町で滅されたようです。
私たちも気を付けないと……。
消滅 死滅 死亡 殺害 惨殺 破滅 撃滅 撲滅 撲殺 血祭 になってしまいますよ。神に召されるのですよ」
注意して行動していこうという事を伝えていたセンテネルだったが、“神に召される”と呟いてしまった事で…。
「ン? 神に召される?
いや、それは祝福すべき理?
神に会えるのは至高の喜び?
それならば早く私のもとに来てもらいィィィたいです。早く早く早く早く早く会いたいィィィ」
発狂し、勝手に悶えているセンテネルを哀れな目で見ながらエトナは一人で先に歩いていった。
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