上 下
20 / 80

17話 小さなことで喜ばれますと、こちらまで恥ずかしくなるんだけどなぁ

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ファンタジーな世界に転生したのに魔法が使えません

botansaku
恋愛
アンナは前世の記憶を持ったまま憧れのファンタジーな世界に転生したのに、魔力がないため魔法が使えないことが発覚! 絶望するアンナだったが、魔力の強い、俺様的な美少年と出会い、助けられ、恋をする。 また前世の知識をフル活用した魔法陣を作ってしまい、様々なトラブルも起きてしまう。 そんなアンナの異世界恋愛奮闘記。 (恋愛は第2章から、ほんのり出てきます)

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

婚約者に消えろと言われたので湖に飛び込んだら、気づけば三年が経っていました。

束原ミヤコ
恋愛
公爵令嬢シャロンは、王太子オリバーの婚約者に選ばれてから、厳しい王妃教育に耐えていた。 だが、十六歳になり貴族学園に入学すると、オリバーはすでに子爵令嬢エミリアと浮気をしていた。 そしてある冬のこと。オリバーに「私の為に消えろ」というような意味のことを告げられる。 全てを諦めたシャロンは、精霊の湖と呼ばれている学園の裏庭にある湖に飛び込んだ。 気づくと、見知らぬ場所に寝かされていた。 そこにはかつて、病弱で体の小さかった辺境伯家の息子アダムがいた。 すっかり立派になったアダムは「あれから三年、君は目覚めなかった」と言った――。

ポンコツ公爵令嬢は変人たちから愛されている

大鳳葵生
恋愛
 不器用で自意識過剰な公爵令嬢ルクレシア。彼女の周りには変な人物がたくさん集まってきて、それは時に大事件へと発展した。  自分大好きなルクレシアが送る波乱万丈な人生で、笑いあり、友情ありの幸せをつかむために一人の少女が成長する物語です。  表紙としてぺケさん様より授かりました。感謝の言葉しか出ません。ありがとうございます! 嬉しいです! 感謝です! ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません  本作品に含まれる要素には、 第一章「何もできない公爵令嬢」 「コメディ」「シリアス」「変態」「事件」「バトル」「身の危険」「流血」 第二章「公爵令嬢でもできること」 「恋愛」「コメディ」「シリアス」「変態」「事件」「身の危険」 第三章「ポンコツしかできないこと」 「戦記」「コメディ」「シリアス」「変態」「バトル」「戦争」「身の危険」 終章「有史以来から人々が紡いできたこと」 「恋愛」「コメディ」「シリアス」「変態」「バトル」「事件」「身の危険」「流血」 後章「公爵令嬢をやめること」 「恋愛」「イチャラブ」「コメディ」「変態」「結婚」

学園の王子に気に入られたようですが、この関係って王子と侍女ですよね?-六花の恋3ー【完】

桜月真澄
恋愛
桜の花びらを摑もうとしていた那也を見つけた由羽。 最初は面白い子を見つけた、程度に思っていたけど……。 +++ 六花の恋シリーズ第三話! さゆと晃の息子のお話…… タイトルを『六花の恋3-俺の運命はこの子だけです。-』から変更しました。 六花の恋シリーズは一話ごとに主人公がかわりますので どこから読んでいただいても大丈夫です! 表紙にある順番は、時系列順になります。 +++ 司由羽 Tsukasa Yuu 咲雪と晃の長男。 高1。 父に似てダウナー。 王子扱いされている。 遠江那也 Toutoumi Naya 姉御肌というかもはや母親気質。 学園のアイドルくんの幼馴染。 司菜雪 Tsukasa Nayuki 咲雪の妹。 由羽の同い年の叔母。 学校では由羽とはイトコで通していて、周囲からは由羽と景が王子、菜雪は姫と呼ばれている。 雪村景 Yukimura Kei 晃の弟。 由羽の同い年の叔父。 菜雪一筋。 松永学 Matsunaga Manabu 学園のアイドルくん。 桑折日菜 Koori Hina ??? 司羽咲 Tsukasa Usa 由羽の妹。 中二。 2022.6.27~7.5 Sakuragi

大嫌いな令嬢

緑谷めい
恋愛
 ボージェ侯爵家令嬢アンヌはアシャール侯爵家令嬢オレリアが大嫌いである。ほとんど「憎んでいる」と言っていい程に。  同家格の侯爵家に、たまたま同じ年、同じ性別で産まれたアンヌとオレリア。アンヌには5歳年上の兄がいてオレリアには1つ下の弟がいる、という点は少し違うが、ともに実家を継ぐ男兄弟がいて、自らは将来他家に嫁ぐ立場である、という事は同じだ。その為、幼い頃から何かにつけて、二人の令嬢は周囲から比較をされ続けて来た。  アンヌはうんざりしていた。  アンヌは可愛らしい容姿している。だが、オレリアは幼い頃から「可愛い」では表現しきれぬ、特別な美しさに恵まれた令嬢だった。そして、成長するにつれ、ますますその美貌に磨きがかかっている。  そんな二人は今年13歳になり、ともに王立貴族学園に入学した。

捨てられた王妃は情熱王子に攫われて

きぬがやあきら
恋愛
厳しい外交、敵対勢力の鎮圧――あなたと共に歩む未来の為に手を取り頑張って来て、やっと王位継承をしたと思ったら、祝賀の夜に他の女の元へ通うフィリップを目撃するエミリア。 貴方と共に国の繁栄を願って来たのに。即位が叶ったらポイなのですか?  猛烈な抗議と共に実家へ帰ると啖呵を切った直後、エミリアは隣国ヴァルデリアの王子に攫われてしまう。ヴァルデリア王子の、エドワードは影のある容姿に似合わず、強い情熱を秘めていた。私を愛しているって、本当ですか? でも、もうわたくしは誰の愛も信じたくないのです。  疑心暗鬼のエミリアに、エドワードは誠心誠意向に向き合い、愛を得ようと少しずつ寄り添う。一方でエミリアの失踪により国政が立ち行かなくなるヴォルティア王国。フィリップは自分の功績がエミリアの内助であると思い知り―― ざまあ系の物語です。

五歳の時から、側にいた

田尾風香
恋愛
五歳。グレースは初めて国王の長男のグリフィンと出会った。 それからというもの、お互いにいがみ合いながらもグレースはグリフィンの側にいた。十六歳に婚約し、十九歳で結婚した。 グリフィンは、初めてグレースと会ってからずっとその姿を追い続けた。十九歳で結婚し、三十二歳で亡くして初めて、グリフィンはグレースへの想いに気付く。 前編グレース視点、後編グリフィン視点です。全二話。後編は来週木曜31日に投稿します。

処理中です...