友人が遺した未来予知のノートにしたがって運命の人と出会い恋をして、彼女と絆を深める(小説新人賞最終選考落選歴あり)
予知能力者(プレコグ)である幼馴染みの助言に従っていれば失敗はない、と能天気に生きていた小林詩(こばやしうた)。そんなあるとき、幼馴染みが病気で死んでしまう。道標の喪失に、この先どう生きれば分からなくなり大学を休む。お前に大事なものを残すという親友の言葉。親友、和田千歳(わだちとせ)の夢を見る。手を伸ばすが、空を切り目覚める。
後日、和田千歳の母が「詩へ」という紙の挟まったノートを遺品を整理していて発見し、郵送してくれる。みずからの死を予知していながら、それでも自分のために力を尽くしてくれた和田千歳の心づかいに胸を熱くする。最初から何もかも自力でことを為すのはどうしてもできないから、友人が残した「恋愛計画書」という今後の運命の人との出会いを予知したノートを寄る辺にすることに決める。
後日、和田千歳の母が「詩へ」という紙の挟まったノートを遺品を整理していて発見し、郵送してくれる。みずからの死を予知していながら、それでも自分のために力を尽くしてくれた和田千歳の心づかいに胸を熱くする。最初から何もかも自力でことを為すのはどうしてもできないから、友人が残した「恋愛計画書」という今後の運命の人との出会いを予知したノートを寄る辺にすることに決める。
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