とある警察官の異世界への転移

1 獣人の世界で…

警斗は少し悩んだあと、話し合うことを決意し、シウスに伝えた。
そして王国騎士団たちに連れていかれたのはギルドの応接間でした。
ギルドマスターと話し合う事になったのを聞き、緊張感が増す。

ギルドマスター「君が警斗君か?」
警斗『はい。』
ギルドマスター「君はあの建物の住人かい?」
警斗「いえ…仕事場です。」
ギルドマスター「仕事場?あの建物で?」
ギルドマスターに今まで起きた事と職業の詳細と建物の役割などを話し、誤解がなるべく解けるように質問に答えていた。

数時間後…

質問攻めによって疲れた警斗は監視員を付ける事により帰宅する事が認められた。
監視員が6名付く事で話は落ち着いた。
監視員は狼獣人と熊獣人が3人ずつ付いている。
ギルドカードの発行は後日になった。
警察署内部の構造を伝え、万が一に備えておく。
警察の書類を整理する間も監視してくる。

警察の仕事が終わったので監視員に仮眠室に行く事を伝え、寝るか聞く。
交代制にするように話し、就寝する。

～朝～

昨日の事は夢だと思い、起きる。
しかし、現実はそうではない。
監視員の獣人が仮眠室で寝ているのを見たからだ。

今日はギルドカードを発行してもらう事になっている。支度しなければ…。
ギルドに行き、発行手続きをしているがわからない欄があったため、それは抜かした。
そして鑑定士に鑑定されて、ギルドカードは発行されたのだ。


～～～鑑定結果～～～

名前：狼猫 警斗(20)　性別：オス　種族：ヒト
Lv.10
職業：警察官
HP：260/260
MP：50/50
スキル：
能力：精密射撃

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ギルド内部はざわめいた。
それはそうだ、MPがとんでもないほど低いためだから仕方ない。
精密射撃は見た事がないと鑑定士は言う。

ステータスは自分で開けるのかな?と。思い『ステータス』と言ってみた。
なんとステータスが開いたのだ。

～～～ステータス～～～

名前：狼猫 警斗(20)　性別：オス　種族：ヒト
Lv.10
職業：警察官
HP：260/260
MP：50/50
素早さ：200
守備力：180
スキル：
能力：精密射撃
装備：警棒,拳銃,手錠,警察官の制服

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これは…スキルがない?
落胆はせず、伸びる余地があると考えて納得する。
いつの間にかギルドカードができていた。
最後に魔力を少し流せば完成する。
魔力を流したので完成したのだった。

ギルドのランクはS,A,B,C,D,E,Fがあると教えられた。
もちろん僕のランクはFである。
すぐさま試験をお願いして、それが認められてすぐにランクアップ試験を受けた。
相手はBランクの猫獣人。
僕の使用武器は警棒を使用する事にした。
相手は武器として短剣を選んでいた。