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和装は最高!!ー翔
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本日は晴天なり!!
じゃなくて、徹と久々に過ごす日!
家が出来て、僕が両親と暮らし始めてから、徹はあまり僕と一緒にいてくれなくなった。祖父母宅の頃は寂しさの余りに赤ちゃん返りした(と徹は思っている)僕を心配して頻繁に顔を出してくれていたのに。
今日は僕と徹以外は和装。
僕と徹だけが洋装。ふふっ僕と徹だけ。
僕には時間がない。徹の為に学ぶ事は多々あって常に取捨選択をしなければならない。着付けの勉強を勧められたが、僕はその意義を考えたのだ。徹の着物姿を想像する。中々イイけれど、徹にきいたら、『うん?あんまり興味ないな。汚したらと思う落ち着かないから俺は着ないな~』って。徹が着ない物を学ぶ意味はない。時間の無駄。
なのに…
徹は御祖父様達をうっとりと見上げてる。
「徹!僕以外見ちゃダメ!」
両手で徹のほっぺた挟んでこっちを見させる
徹酷い。着物に興味無いって言ってたのに!ジジイをうっとりと見るなんて!
着こなせる人の和装は良い?
「じゃあ僕も着る!」
徹がニッコリと笑う。
「おう、いいね~」
……
七五三とか思ってそう。
「やっぱり着ない……」
そういうと御祖父様は僕を叱責した。徹が、ムッとして御祖父様に言い返した。
「…………負けたっていいじゃないですか」
いや、負けるのだけはダメ!だから今だって頑張ってる。でも、御祖父様からしたらまだまだ足りないのだ。このままでは奪われると警告される。
母がホロホロと泣きだした。徹はオロオロ。…………徹ってホントに儚なげ女の涙に弱い。計算高い女にころっと騙されそう。今も謝罪なんてして!
「徹は悪くない!」
叫ぶと、御祖父様が重々しく言った。
「そうだな。どうだ、徹君に庇われる気分は」
「…………」
そうだよ、ホントは僕が守らなきゃいけないのに。守るべき人に守られてるなんて…
僕がもっと大人だったら……
御祖父様が徹に頭を下げた。え?あの御祖父様が?妖怪ジジイが?何か狙いあるよね?徹が着物を着るって。
あれよあれよという間に、徹が着物を着てリビングに戻ってきた。
うわ~うわ~うわ~。
徹がエロい。
「翔、いいか、二面性だ二面性」
「はい。二面性というものの素晴らしさを実感しています!」
これだよね!
この、縮こまってる感じ。
服にに着られているかんじ。いたたまれないって顔が恥じ入る感じが、なんていうか……
狼の前の仔羊?
うっすらと涙を浮かべてぷるぷると震えている感じが……
うわ~うわ~。二、面、性!!
「翔、お前はやはりまだまだ観察力が欠けている。この程度とは。精進するように。」
え?なに?
「もっと素晴らしいのですか!?」
これ以上ってどういう事!?
「ああ。…………おっと……」
御祖父様が扇子を落とした。わざとだ。徹に拾わせるためだ。徹がしゃがんで……え!?え!?お尻のラインがいつもよりも、え?桃!桃!!
「とととととおるっ 下 履いてないの!?」
「人を変態みたいに言うな~!!」
徹に叩かれるがそんなのどうでも良いのだ!
これ、一枚めくると生の桃!即チューペット!
めくると純白のブリーフも捨てがたいが、布一枚の危うさも捨てがたい。徹の、これから食べられちゃうの?っていう不安感は、も~~煽りだよね!
「徹、似合ってる、ウチにいるときはこれに着替えたら?生地も柔らかいし着心地良いでしょ?」
徹が嫌だとか関係ない。僕がみたいの!その為には、着物の良さをあげてその気にさせないと!
御祖父様がいう
「翔、少し成長したな。お前がなるべくは秀吉だ。家康では間に合わないし、何より勿体ないだろう?」
「はいっ」
僕は秀吉になる。徹が好きが嫌いかなんて関係ない。したいかしたくないかなんて関係ない。御祖父様の様に自主的に徹が動く様にすればいいのだ!
着ないなら着せてみせようホトトギス!!!
こんな子鹿エロ徹を見そびれる所だったのだ。勿体ない!
必要不必要、僕は驕っていたのだ!
基準は僕!ホトトギスの気持ちなんて動かせばイイ!
「今後はもっと謙虚に全てを試していきたいとおもいます!」
御祖父様が徹に花火のお誘いをする。
これも興味無かったけど、同じ轍を踏んだりはしない!
「花火~!僕、やったことない~」
こう言えば、お人好しの徹は頷くしかないのだ
手持ち花火。
両親も祖父母も同席しなかった。なんでだろ?ただ、御祖母様は少しの抵抗をみせた。御祖父様に、あんな純粋おバカなコに気の毒すぎる……と。
「ほら、翔、キレイだろ~?」
徹が花火を振り回す。着物がどんどん気崩れしていく。
いや~いや~エロス!エロス!エロス!
徹は気がついてない。
チラチラとピンク色の乳首が見えてる事に。
うわぁ~。うん、皆が遠慮してくれて良かった。出ないと抹殺したくなっちゃってたかも。
このせいだな。着物には着物の立ち居振る舞いがあって……そうでないと………ポロリが。エッロ。
御祖父様オススメの線香花火をする。
「お前の爺ちゃん、線香花火好きなんだなぁ。」
そう、量のバランスがおかしい。線香花火ばかりが多いのだ。二人でしゃがみこむ。
え?え?え~!?
ととととととおるのチューペットが!?
見ちゃダメ。見たらバレる。ガン見は禁止!ちょっとだけ!
やばいやばいやばい
チラリズムの破壊力!
ちょっとだけちょっとだけ!
一瞬、徹のツルスベお稲荷さんが!!
チューペット、お稲荷さん、そしてそしてその奥には蕾が!
風よ吹け~!!
「翔?体調悪いのか?息が荒いぞ?」
まだまだ線香花火はある!希望はある。
神様お願い一つだけ!
か、ぜ、よ、吹け~!!
ーーーーーーーーーーーーーーーー
徹の年齢だと袴の方が一般的かな?と、思いつつも、浴衣タイプにしました。
小説だしね!
じゃなくて、徹と久々に過ごす日!
家が出来て、僕が両親と暮らし始めてから、徹はあまり僕と一緒にいてくれなくなった。祖父母宅の頃は寂しさの余りに赤ちゃん返りした(と徹は思っている)僕を心配して頻繁に顔を出してくれていたのに。
今日は僕と徹以外は和装。
僕と徹だけが洋装。ふふっ僕と徹だけ。
僕には時間がない。徹の為に学ぶ事は多々あって常に取捨選択をしなければならない。着付けの勉強を勧められたが、僕はその意義を考えたのだ。徹の着物姿を想像する。中々イイけれど、徹にきいたら、『うん?あんまり興味ないな。汚したらと思う落ち着かないから俺は着ないな~』って。徹が着ない物を学ぶ意味はない。時間の無駄。
なのに…
徹は御祖父様達をうっとりと見上げてる。
「徹!僕以外見ちゃダメ!」
両手で徹のほっぺた挟んでこっちを見させる
徹酷い。着物に興味無いって言ってたのに!ジジイをうっとりと見るなんて!
着こなせる人の和装は良い?
「じゃあ僕も着る!」
徹がニッコリと笑う。
「おう、いいね~」
……
七五三とか思ってそう。
「やっぱり着ない……」
そういうと御祖父様は僕を叱責した。徹が、ムッとして御祖父様に言い返した。
「…………負けたっていいじゃないですか」
いや、負けるのだけはダメ!だから今だって頑張ってる。でも、御祖父様からしたらまだまだ足りないのだ。このままでは奪われると警告される。
母がホロホロと泣きだした。徹はオロオロ。…………徹ってホントに儚なげ女の涙に弱い。計算高い女にころっと騙されそう。今も謝罪なんてして!
「徹は悪くない!」
叫ぶと、御祖父様が重々しく言った。
「そうだな。どうだ、徹君に庇われる気分は」
「…………」
そうだよ、ホントは僕が守らなきゃいけないのに。守るべき人に守られてるなんて…
僕がもっと大人だったら……
御祖父様が徹に頭を下げた。え?あの御祖父様が?妖怪ジジイが?何か狙いあるよね?徹が着物を着るって。
あれよあれよという間に、徹が着物を着てリビングに戻ってきた。
うわ~うわ~うわ~。
徹がエロい。
「翔、いいか、二面性だ二面性」
「はい。二面性というものの素晴らしさを実感しています!」
これだよね!
この、縮こまってる感じ。
服にに着られているかんじ。いたたまれないって顔が恥じ入る感じが、なんていうか……
狼の前の仔羊?
うっすらと涙を浮かべてぷるぷると震えている感じが……
うわ~うわ~。二、面、性!!
「翔、お前はやはりまだまだ観察力が欠けている。この程度とは。精進するように。」
え?なに?
「もっと素晴らしいのですか!?」
これ以上ってどういう事!?
「ああ。…………おっと……」
御祖父様が扇子を落とした。わざとだ。徹に拾わせるためだ。徹がしゃがんで……え!?え!?お尻のラインがいつもよりも、え?桃!桃!!
「とととととおるっ 下 履いてないの!?」
「人を変態みたいに言うな~!!」
徹に叩かれるがそんなのどうでも良いのだ!
これ、一枚めくると生の桃!即チューペット!
めくると純白のブリーフも捨てがたいが、布一枚の危うさも捨てがたい。徹の、これから食べられちゃうの?っていう不安感は、も~~煽りだよね!
「徹、似合ってる、ウチにいるときはこれに着替えたら?生地も柔らかいし着心地良いでしょ?」
徹が嫌だとか関係ない。僕がみたいの!その為には、着物の良さをあげてその気にさせないと!
御祖父様がいう
「翔、少し成長したな。お前がなるべくは秀吉だ。家康では間に合わないし、何より勿体ないだろう?」
「はいっ」
僕は秀吉になる。徹が好きが嫌いかなんて関係ない。したいかしたくないかなんて関係ない。御祖父様の様に自主的に徹が動く様にすればいいのだ!
着ないなら着せてみせようホトトギス!!!
こんな子鹿エロ徹を見そびれる所だったのだ。勿体ない!
必要不必要、僕は驕っていたのだ!
基準は僕!ホトトギスの気持ちなんて動かせばイイ!
「今後はもっと謙虚に全てを試していきたいとおもいます!」
御祖父様が徹に花火のお誘いをする。
これも興味無かったけど、同じ轍を踏んだりはしない!
「花火~!僕、やったことない~」
こう言えば、お人好しの徹は頷くしかないのだ
手持ち花火。
両親も祖父母も同席しなかった。なんでだろ?ただ、御祖母様は少しの抵抗をみせた。御祖父様に、あんな純粋おバカなコに気の毒すぎる……と。
「ほら、翔、キレイだろ~?」
徹が花火を振り回す。着物がどんどん気崩れしていく。
いや~いや~エロス!エロス!エロス!
徹は気がついてない。
チラチラとピンク色の乳首が見えてる事に。
うわぁ~。うん、皆が遠慮してくれて良かった。出ないと抹殺したくなっちゃってたかも。
このせいだな。着物には着物の立ち居振る舞いがあって……そうでないと………ポロリが。エッロ。
御祖父様オススメの線香花火をする。
「お前の爺ちゃん、線香花火好きなんだなぁ。」
そう、量のバランスがおかしい。線香花火ばかりが多いのだ。二人でしゃがみこむ。
え?え?え~!?
ととととととおるのチューペットが!?
見ちゃダメ。見たらバレる。ガン見は禁止!ちょっとだけ!
やばいやばいやばい
チラリズムの破壊力!
ちょっとだけちょっとだけ!
一瞬、徹のツルスベお稲荷さんが!!
チューペット、お稲荷さん、そしてそしてその奥には蕾が!
風よ吹け~!!
「翔?体調悪いのか?息が荒いぞ?」
まだまだ線香花火はある!希望はある。
神様お願い一つだけ!
か、ぜ、よ、吹け~!!
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徹の年齢だと袴の方が一般的かな?と、思いつつも、浴衣タイプにしました。
小説だしね!
応援ありがとうございます!
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