【本編完結済】底辺αは箱庭で溺愛される

認認家族

文字の大きさ
上 下
191 / 243

あとがき

しおりを挟む
やっと、書き終わりました。
読者さん的には、やっと読み終わった~長かったよ~、しつけ~よ、という感じでしょうか。

??視点の3話はどうしてもいれたくて。
作者の実力不足でちょっと説明っぽい会になりましたが……。


作者の京極に対する思いはけっこう複雑で。幸せになれよ、と、罪を犯したのだから、幸せになれると思うなよ、の両方が入り混じってます。なんでしょう……犯した罪を忘れるんじゃないぞ、といったところでしょうか。
真面目な話をすると、(フィクションのくせに何言ってんだ~と言われそうですが。)某芸人さんが某番組ですごく共感出来る事を言ってました。
『罪を犯した人は、自分がしたことを永遠に覚えておくべきで、記憶を薄れさせてはいけない。その罪の重さを実名公表と共にずっと背負っていくべき。そうしなければ、償いや反省の気持ちを忘れてしまう』
人間は忘れてしまう生き物で、誰かに責められ続けないと罪を忘れてしまうと思うのです。
24時間365日忘れるなとはいいません。幸せになるなともいいません。ただ、加害者にはフラッシュバックしてしまう被害者よりも高い頻度で罪を思い出して…被害者より苦しむ時間は長くあるべきだ、と思うのです

京極は、Ω達に夢を実現させたけれど、酷いことをした事実は完全には消えません。ただ、彼はαで、陸以外の誰から責められようと、痛くも痒くもないのです。
だから……陸にバレたら……という怯えと共に生きてほしいなとおもいます。贖罪は済んだし、被害者のΩも『過去に戻れるとしても、同じ選択をする』というくらいだから、許してはくれたのです。でも、受けた傷は残る。何かの拍子に思い出す。だから、京極は時々恐怖におののくべきだと思っております。
(『努力…』や『変態…』は被害者自身が加害者(攻め)と一緒に過ごすことを選んでいるので作者的にはOK)
もっともっと反省と地獄……というプランを考えたりもしましたが、BLはポエム、ドリーム、というご意見を採用させていただきました。
とはいえ、ドリーム…なのに完全なハピエンではなくて、スミマセン。

~~~~~~~~~~~~~~~

途中、継続が出来ない作者は何度も辞めそうになることがあったりしましたが、皆様のおかげで完結まで持っていけました。
お気に入り登録、エールや、栞の移動、感想や応援メッセージ
これらがあったからだと思います。
ありがとうございました。

また、アンケートに答えてくださった方。
希望する展開ではなかったかもしれませんがそれでも最後まで読んでいただきありがとうございました。

さらに、応援的な感想を下さった方々。
とても励みになりました。
何度も励ましてくださった方、応援メッセだから感想承認しないでねと言って書き込みして下さった方、個人的にお礼のメッセージを送りたいくらいでしたが、メッセージフォームがなかったので(メカ音痴な私が見落としてるだけ?)こちらにてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。皆様のエスパー度合に驚きと感謝を。


長文での感想を書いてくださった方。
私自身が一話書くのに二時間以上かかっているので、その労力を考えてしまいました。
なのに、その長文の一部をスルーせざる得ない時もあってすみませんでした。
完結したので、だいたいお察しかと思われますが。。。このフレーズに返信するとネタバレになっちゃうなぁとスルーさせていただくことがありました。
長時間かけて感想を書いていただいていたのに…と思いつつのスルー
この場にて、謝罪&感謝を。
そのような感想をいただけたことで、作品の登場人物に深みが増しました

そして、一部の方の感想をあらすじに使わせていただいちゃったりもしました。作者が書くより素敵だったので。無許可転載を許していただき(許してないかもですが)感謝です

感想を書いてくださった方々の、作者より優れた文章力に、まとめ能力に、的確な表現力に脱帽しておりました。
国語の成績が特に悪かった作者としては羨ましい限りです…

そして、この作品を読んでくださった全員へ。
本当にありがとうございました。

いずれ、京極様視点をアップするつもりです。この話の続きとして書くか別作品とするか、ちょっと悩み始めました……。話数があまりにも多いと、読む気がしなくなりませんか?少なくとも私はそうなんですよね……。かと言って、関連作品です、と書かれていても読む気が……。難しいなぁ。何より、題名が……。京極様バージョンのほうがより溺愛だし箱庭感があるんですよね……、う~ん、悩ましい。

なお、恋愛童貞京極様は好きなので番外編的に息子や友人同僚視点、回顧録で書く可能性があります。かなり先だとは思いますが。
その際には、お付き合いいただけましたら幸いです。
なので、ブクマ解除しないでくださいね~

では!!



追記
皆様への感謝を
『底辺α…』が完結し、それが瞬間的にランキングの24位に載りました。
ありがとうございます
だいぶ前に一瞬だけなった順位
うわぁ~、スクショ!!
と、機械音痴の作者がスマホをいじいじしていたら……21位にまでなってました。
何とかボタンを見つけスクショできました。
(なお、瞬間最大風速みたいに一瞬で終わりました)
今後も作品は書いていきますが、この順位を越えることは無いだろうなと思います。
それくらい皆様に助けられてできた作品でした。

誕生日も近く、皆様から誕生日プレゼントを頂いた気分でした。
ありがとうございます。

それとメッセージ、感想でいただいたことに個別では答えさせていただきましたが、まとめたいと思います。同じような疑問?を持っている方もいると思うので

京極サマ視点
現在書いてます。別作品として出しますが……京極様、ポンコツです。
題名が決まらないのと京極様の孤高感、アンチ陸対策で間をあけたいので当面の間アップしません

コンちゃんの視点
NLで別作品で書きます
数名の方からあった千葉さんザマぁ希望は保留です。コンちゃんの幸せが優先になるので。

息子と猪瀬の話。
ショタ……?
『変態天才…』を書いておきながら悩む…
話自体は作者の頭の中にはあります。話数は少ないので、書くとすれば、この『底辺』に追加…注意書きいっぱい入れて書こうかな?
ただ、リクエストがあった形ではない可能性が高いです。

蓮と累
書いてますが、作者が陸を好き過ぎて、蓮×累なのに陸の登場回数が多すぎる問題発生&題名が決まらないので当面の間アップ不可能。困ったな…

コンちゃんの活躍しない世界…つまりは箱アルの世界。
こちらは、実は私のBL神が書いてらっしゃるんですよね。なので…スミマセン。

猪陸…
無いです。ただ、猪瀬さんは40過ぎても独身…。理由を考えると切ないですね。


以上!
今後とも宜しくお願いいたします!

しおりを挟む
感想 152

あなたにおすすめの小説

別れようと彼氏に言ったら泣いて懇願された挙げ句めっちゃ尽くされた

翡翠飾
BL
「い、いやだ、いや……。捨てないでっ、お願いぃ……。な、何でも!何でもするっ!金なら出すしっ、えっと、あ、ぱ、パシリになるから!」 そう言って涙を流しながら足元にすがり付くαである彼氏、霜月慧弥。ノリで告白されノリで了承したこの付き合いに、βである榊原伊織は頃合いかと別れを切り出したが、慧弥は何故か未練があるらしい。 チャライケメンα(尽くし体質)×物静かβ(尽くされ体質)の話。

アルファな俺が最推しを救う話〜どうして俺が受けなんだ?!〜

車不
BL
5歳の誕生日に階段から落ちて頭を打った主人公は、自身がオメガバースの世界を舞台にしたBLゲームに転生したことに気づく。「よりにもよってレオンハルトに転生なんて…悪役じゃねぇか!!待てよ、もしかしたらゲームで死んだ最推しの異母兄を助けられるかもしれない…」これは第二の性により人々の人生や生活が左右される世界に疑問を持った主人公が、最推しの死を阻止するために奮闘する物語である。

王子の片思いに気付いたので、悪役令嬢になって婚約破棄に協力しようとしてるのに、なぜ執着するんですか?

いりん
恋愛
婚約者の王子が好きだったが、 たまたま付き人と、 「婚約者のことが好きなわけじゃないー 王族なんて恋愛して結婚なんてできないだろう」 と話ながら切なそうに聖女を見つめている王子を見て、王子の片思いに気付いた。 私が悪役令嬢になれば、聖女と王子は結婚できるはず!と婚約破棄を目指してたのに…、 「僕と婚約破棄して、あいつと結婚するつもり?許さないよ」 なんで執着するんてすか?? 策略家王子×天然令嬢の両片思いストーリー 基本的に悪い人が出てこないほのぼのした話です。

転生したけど赤ちゃんの頃から運命に囲われてて鬱陶しい

翡翠飾
BL
普通に高校生として学校に通っていたはずだが、気が付いたら雨の中道端で動けなくなっていた。寒くて死にかけていたら、通りかかった馬車から降りてきた12歳くらいの美少年に拾われ、何やら大きい屋敷に連れていかれる。 それから温かいご飯食べさせてもらったり、お風呂に入れてもらったり、柔らかいベッドで寝かせてもらったり、撫でてもらったり、ボールとかもらったり、それを投げてもらったり───ん? 「え、俺何か、犬になってない?」 豹獣人の番大好き大公子(12)×ポメラニアン獣人転生者(1)の話。 ※どんどん年齢は上がっていきます。 ※設定が多く感じたのでオメガバースを無くしました。

義兄の愛が重すぎて、悪役令息できないのですが…!

ずー子
BL
戦争に負けた貴族の子息であるレイナードは、人質として異国のアドラー家に送り込まれる。彼の使命は内情を探り、敗戦国として奪われたものを取り返すこと。アドラー家が更なる力を付けないように監視を託されたレイナード。まずは好かれようと努力した結果は実を結び、新しい家族から絶大な信頼を得て、特に気難しいと言われている長男ヴィルヘルムからは「右腕」と言われるように。だけど、内心罪悪感が募る日々。正直「もう楽になりたい」と思っているのに。 「安心しろ。結婚なんかしない。僕が一番大切なのはお前だよ」 なんだか義兄の様子がおかしいのですが…? このままじゃ、スパイも悪役令息も出来そうにないよ! ファンタジーラブコメBLです。 平日毎日更新を目標に頑張ってます。応援や感想頂けると励みになります♡ 【登場人物】 攻→ヴィルヘルム 完璧超人。真面目で自信家。良き跡継ぎ、良き兄、良き息子であろうとし続ける、実直な男だが、興味関心がない相手にはどこまでも無関心で辛辣。当初は異国の使者だと思っていたレイナードを警戒していたが… 受→レイナード 和平交渉の一環で異国のアドラー家に人質として出された。主人公。立ち位置をよく理解しており、計算せずとも人から好かれる。常に兄を立てて陰で支える立場にいる。課せられた使命と現状に悩みつつある上に、義兄の様子もおかしくて、いろんな意味で気苦労の絶えない。

朝起きたら幼なじみと番になってた。

オクラ粥
BL
寝ぼけてるのかと思った。目が覚めて起き上がると全身が痛い。 隣には昨晩一緒に飲みにいった幼なじみがすやすや寝ていた 思いつきの書き殴り オメガバースの設定をお借りしてます

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

急に運命の番と言われても。夜会で永遠の愛を誓われ駆け落ちし、数年後ぽい捨てされた母を持つ平民娘は、氷の騎士の甘い求婚を冷たく拒む。

石河 翠
恋愛
ルビーの花屋に、隣国の氷の騎士ディランが現れた。 雪豹の獣人である彼は番の匂いを追いかけていたらしい。ところが花屋に着いたとたんに、手がかりを失ってしまったというのだ。 一時的に鼻が詰まった人間並みの嗅覚になったディランだが、番が見つかるまでは帰らないと言い張る始末。ルビーは彼の世話をする羽目に。 ルビーと喧嘩をしつつ、人間についての理解を深めていくディラン。 その後嗅覚を取り戻したディランは番の正体に歓喜し、公衆の面前で結婚を申し込むが冷たく拒まれる。ルビーが求婚を断ったのには理由があって……。 愛されることが怖い臆病なヒロインと、彼女のためならすべてを捨てる一途でだだ甘なヒーローの恋物語。 この作品は、他サイトにも投稿しております。 扉絵は写真ACより、チョコラテさまの作品(ID25481643)をお借りしています。

処理中です...