【本編完結済】底辺αは箱庭で溺愛される

認認家族

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猪瀬と過ごしたヒートの後、京極の母親と会った。
面と向かって会うのはその時が初めてだった。
その前に…俺が大学で京極にレイプされて入院していた時に、京極の母親の母親の声は聞いたことがあった。
『愚息が申し訳ありません』
ドア越しに聞こえてきたか細い声
『成人もしているαだ。今更、親など頼らず自分のケツ位自分でふけって思いますけど?それに当人が全く反省していないのに親に謝られたところで意味ないですから』
そう言って、累兄さんが彼女を追い返してた。

直に会ってみると、あの時の声のイメージとは全く違った。
Ωのような儚さは全く無く……上位αのオーラすらある。元々は位の高いαだったのだろう。凛とした女性だった。
「バカ息子が暴走して申し訳ありません」
深々と頭を下げられた。
「…………頭をあげて下さい」
それ以外、なんて声をかけていいのかわからなかった。
「ご用件は?」
「猪瀬から聞きました。陸さんが貴嗣のビッチングについて確信していると。証拠は?」
「……」
そんなのは知らない。状況証拠のみだ。
「あの子も、まだまだ詰めが甘いわね…番相手に隙だらけになるのはαのサガだけど。…貴嗣をはじめ、京極家の一部の者がビッチングできるのは事実です。」
認めたことに驚いた
「ビッチングの具体的な方法をご存じですか?」
首を振る。
「そうでしょうね。家の者しか知りません。代々京極家に仕えてきた猪瀬の者でも知らないでしょう…なぜならあまりにも突拍子もない事、だけど、魔女狩りにあってもおかしくないくらい皆が恐怖を覚えることだから極秘にされていました」
!これ、聞いたらやばいやつだ!
「おかえりください!」
「願うだけなの!」
この家から追い出そうとした俺の声にかぶせるように彼女が言った。
「願うだけ!夢に見るだけ!それだけでビッチングはなされる!」
「な…」
それが本当であれば、誰もが恐怖のあまり京極家をせん滅するだろう。
邪魔なαがいたら『Ωになってしまえ』、そう願うだけで排除可能ということか。毒殺よりも簡易に破滅させれる。なんて…
「なんて恐ろしい力、そう思うでしょ?信じられないでしょ?でも事実なの」
「あ、貴方はもともとかなり上位のαだったと…。知っていて、自分がビッチングされると知っていて京極家に嫁いだのですか?」
京極の母親の功績を知っている。バリバリのキャリアウーマン。京極家当代とは戦友のように協力し合い京極ホールディングスを立て直したと言われている。そんな企業戦士がヒートという働けない時間を望むわけがない。
上位のαが相手の思惑一つでオメガになることがわかっていながら京極家に嫁ぐ?ありえない。

「そうね。ビッチングの噂は聞いていたわ。けれど、夫から私がオメガになることはないと言われたわ。ピッチングの方法も。夫はαである私を好いていた。というより、オメガが嫌いだったの。お義母様のことがあったから。」
…先代当主の凶行。それによりその妻の精神は壊れた。息子を息子ではなく敵…若かりし頃の当主として認識し、虐待をしていたという噂もある。
「あなたにオメガになって欲しいだなんて思う日は来ないと言い切れる、だからあなたは生涯αだ。そう夫は私にいったわ」
「でも、あなたはオメガになった」
約束は守られなかったのではと暗に言うと。
「そう、だから私をピッチングしたのは夫ではないの。貴嗣よ」
「え……え?」
言葉が続かなかった。そんなことがあり得るのだろうか?
ビッチングは、アルファがその人を自分の番にしたいから行われるのではないのか?

















~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以下。どうでもいい作者のつぶやきです。。。本作に全く関係ありません

更新していない『努力…』の方もブクマが微増…。ありがたい。ありがとうございます。あの稚拙なものに……本当にありがとうございます。
底辺書き終えたら、やりたいことはいっぱいあるのですが…ブクマ微増の努力からが無難なのか。でも、努力は底辺よりもさらに書きなぐり状態だから(初作品なんてそんなもんですよね、ね?ね?)、見直し作業からはいらんとだし…(あのカオスを修正できるのか???)悩みますね。

読者様にとってはさらにどうでもいい?、作者の作品の登場人物ランキング
作者の好きな受け 一位、陸 二位、秋葉智則
作者の攻め   一位、唐澤由希 二位、小早川翔、蓮兄さんランキング外(笑)
……唐澤が一番好きですが、全然更新できてないなぁ
う~ん

そのうち、どれが読みたいですか?と
いうアンケートをとるかなぁ。
でも、投票結果見えてる気がする。
1位、京極視点。2位、努力
累兄さん、ランキング外(笑)



底辺も、終盤戦
今しばしお付き合いいただけましたら幸いです!
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