【本編完結済】底辺αは箱庭で溺愛される

認認家族

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28ー猪瀬

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宮下もぐったりしているので、今日はゆっくり別荘の中で過ごすことになった。

青島は完全に回復しているようだ
「俺ちょっと海岸線 行ってきます」
スマートウォッチを撫でながら言う。だから、ソレをやめろ

「陸、露天風呂へのエレベーターを使うといい。そこから少し歩けば砂浜だ。プライベートビーチになってる……案内する」

「ぇ゙。いえ、申し訳ないので一人で行けますよ」

青島が手をぶんぶんと振るが貴嗣様は無視だ。
「する事もないしな。宮下は今のうちに酒を抜いておくように、夕飯は気持ちよく食べれるといいな」

「……はい……」

宮下が力無く頷いた。夕飯にまた、酔い潰し係をやれという指示だ。青島が宮下の為に料理をし、ソレを食べたことへの罰だろう。
当然ながら、青島も罰せられるのだろう。昨夜程、苛烈でなければ良いのだが……流石にニブ島が気の毒だ。

「陸、この靴を履いていけ」

水陸両用アウトドアシューズを青島に履かせた。
人の足元に貴嗣様がかしづく構図に皆目を反らした。
見てはならないモノを見てしまった…………。

聞きたくもないのに、会話が入ってくる。
「あ、ぴったりだ……」
当然だ。
ソレは貴嗣様が青島の為にオーダーメイドしたものだ。内部にGPSが仕込まれている特注品
「そうか。良かった」
…………
笑顔
貴嗣様の、デレ顔…
…………
みたくねぇ~







ーーーーーーーーーーーーーーー
気分的にここで区切りたかったので…………短くてすみませんっ
次話はすぐにアップするので!ちょっとだけお待ち下さいませ
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